★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「ワルキューレ」

2009-03-25 03:38:01 | 映画(わ行)
<T960/2009/A053/S028>

今週の平日休みは・・・
久しぶりにラゾーナ川崎の「109シネマズ川崎」で鑑賞。
主演がトム・クルーズだし・・・
ヒトラーもの・・・って事もあってか、
平日常連客の定席のエグゼクティブ・シートだけは、ぎっしりでしたよーー。
原題は「VALKYRIE」←こんなスペルなのね。
2008年製作のクーデター系サスペンス、120分もの。

あらすじ・・・今回はAllcinemaさんから引用させてもらいました。
第二次大戦下、劣勢に立たされ始めたドイツ。アフリカ戦線で左目を失うなど瀕死の重傷を負いながら奇跡の生還を果たしたシュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)。純粋に祖国を愛するが故にヒトラー独裁政権へ反感を抱いていた彼は、やがて軍内部で秘密裏に活動しているレジスタンスメンバーたちの会合に参加する。そんなある日、自宅でワーグナーの<ワルキューレの騎行>を耳にしたシュタウフェンベルクは、ある計画を思いつく。それは、国内の捕虜や奴隷がクーデターを反乱を起こした際に予備軍によって鎮圧する“ワルキューレ作戦”を利用し、ヒトラー暗殺後に政権及び国内を掌握する、という壮大なものだった。同志たちと綿密に計画を練り、暗殺の実行も任されることになるシュタウフェンベルク。こうして、過去40回以上に渡る暗殺の危機を回避してきた独裁者を永遠に葬り去る運命の日がやって来るのだが…。


ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
1.実話を元にしたヒトラー暗殺計画だけに、
歴史的にみて失敗したに決まってるので、空想が広がらなーーい。
2.ハリウッド映画なので仕方ないけど、
ドイツ人がほとんど英語で喋ってるのは、違和感アリだよーー。
3.しかしこの時代のドイツに、あれほど軍の内部にも政治家にも、
ヒトラー打倒を企ててた人がいたとは、思いもしなかったね。
4.トムちん演じる主人公は、シュタウフェンベルク大佐って長い名前で覚えられないしーーー、

他の人も名前と肩書きとお顔が覚えられずーーー、
軍服着てると、顔が覚えずらいひらりんなので、
脇役さんの話は、極力割愛させてもらいまーーーす。
5.お話的には、1回目はヒトラーと秘密警察の長官?ヒムラーを一挙暗殺するつもりが、
2人揃わず中止・・・
6.2回目はトムちんが気合を入れて乗り込むものの、会議室の場所が変更・・・
当日は暑かったので、地下室ではなく、風通しの良い部屋に集合・・・
今更中止も出来ず、無理やり決行・・・
爆破を見届けて、逃げ帰るトムちん。
7.でも地下での密室爆破と違い、爆発の威力は激減・・・
ヒトラーは無事だったのね。
そんな事も知らず、ベルリンに戻り指揮を取るトムちん。
8.上官の将軍は、ビビリまくりのビル・ナイ将軍・・・
ワルキューレ作戦発動も迷いまくりで、タイムロス・・・
一応、クーデター防止名目で、ベルリン予備軍を展開させ、各部署を制圧・・・
9.しかし、今だ健在なヒトラーからの電文が届き、混乱する伝令部・・・
何故かこの部署だけ制圧されてなかったのが運の尽き!!!
クーデター側のヒトラー死亡の伝令より、ヒトラー健在の伝令が優先され、
優勢は一挙に逆転・・・
10.トムちん含めて、ほとんどの人が捕まって、処刑されちゃったのね。

●もしもあの日が暑くなかったら???とか、
もしも、あの伝令部を制圧してたら??とか考えたら、
今頃、世界は変わってたかもしれないね。
●でも、途中のレジスタンスの密談で、
「今我々が行動しなくても、いずれ米英の連合軍がやって来る」
・・・なーーんて話も面白かったね。
●トムちんの他に気になったの人は、
ベルリン予備軍の司令長官で反乱計画を薄々察知するも、
どっちつかずで、結局処分されちゃった将軍役のトム・ウィルキンソンとか、
トムちんの奥さん役は、
ブラック・ブック」で反ナチスのレジスタンス役だったカリス・ファン・ハウテン・・・

反乱計画に加わってた政治家のおっさんは、
こないだ観た「イエスマン~」でイエスセミナーの教祖をやってたテレンス・スタンプ
●ちなみに実在したシュタウフェンベルク大佐は敬虔なカトリック信者だったとか。
トムちんは、いかがわしい新興宗教にはまってるので、
映画制作に対して、遺族からクレームが出たとか出ないとか・・・。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
ヒトラーものは・・・
ヒトラーの贋札
アドルフの画集
ヒトラー最期の12日間」など。
  

という事で今回は・・・
サスペンス度・・・
あの時代に携帯電話でもあれば、伝達ミスや指示の遅れがなかったのにねーー・・・
と言ってしまえばそれまでだけど。
ちょっと、詰めが甘かった作戦でしたね。
でも、トムちんの銃殺シーンは、ちょっとカッコよかったね。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (なな)
2009-03-31 17:22:49
私も主人公の名前覚えられませんでした。
その他の主要人物の名も長いのは覚えられないー。
トムちんは遺族の間からもクレームがついて
ま,仕方ないかな?と言う気はしましたが
彼なりにオーラを消して頑張っていたとは思います。
トーマス・クレッチマンがカッコよかったわ。
返信する
もしも (たいむ)
2009-03-31 21:19:57
こんにちは(^^)
「もしも」を考えたくなる話でしたねー。
だけど、「もしも」がないことを痛感する作品になっていたところが面白くも切ない本当のお話でした。

なかなか見応えがありました!
返信する
史実 (メビウス)
2009-03-31 23:44:02
ひらりんさんこんばんわ♪TB有難うございました♪

史実ではヒトラーは暗殺されていないので、その事実を知ってる人なら早くも結末が分かってしまっていますけど、ヒトラー暗殺の過程でどういうドラマがあったのか?そして実行犯であるシュタウフェンベルク大佐とはどういう人物であったのか?・・・そういう部分を知る上では、自分は観た価値があったかと思いますね。

ビビリまくりのビル・ナイ将軍wパイレーツの時のタコ船長とはえらい違いですね(笑
返信する
主人公どころか・・・ (oguogu)
2010-09-05 00:24:37
TB&コメントさせてもらっちゃいますねぇ~。
私も名前覚えられなかったなぁ。
ドイツの人名って長いの多いし(←大変失礼w)
よくわからないまま計画に突入したので、そこからは勢いで見れました。

でも、敗因は連絡系統ですよね!
日本も盗聴されて、作戦が露見して第二次世界大戦で負けたって言うし、通信がキモですよ。
通信が押さえ込めてれば、嘘でもうまく行ったと思うなぁ。
と、通信の専門家を自称する自分が言ってみるw
返信する

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