平成25年3月4日(月)
サンタがいない世界の12日目。
サンタがいなくてもやっぱり腹は減るし、悲しくても眠くなるし、寂しくても酒飲めば酔っぱらうし、車も電車も子どもも仕事も何一つ変わらない世界の中で、サンタを時折思い出しながら日々の生活が続いていきます。
経験が記憶になって記憶が思い出になっていくのは、こういうことなんだろうなぁ、と思います。
街頭で「東日本大震災で飼い主から離れて暮らさなければならなくなったペットたちを助けてください」という募金箱に1000円札を入れようとしたら、財布に10000円札しか入っていなくて、さすがに躊躇して小銭入れの中の小銭を全額入れてみたりしている俺です。
「親父の肺癌」でお馴染みの名古屋在住の親父が、知り合いに作ってもらったサンタの「法名」(戒名?)を送ってきてくれました(←この辺のセンスが私の親父っぽい)。
『利文院釈陽春燦多居士』(案1)と
『利文院釈陽春燦●(←糸偏にノ書いてちょんちょんちょん書いて女って書く字。変換されませんが、スイとかタと読むらしい)居士』(案2)
「燦多」というところが「サンタ」なのでしょうね。
ただ、「サンタ」の名前の由来は、12月3日にサンタが我が家にやってきたので「サンタクロース」にちなんでつけたもの。
なので、「サンタ」を漢字で書くと、「聖者」になるんですが。
いつか、近い将来、この親父の法名(戒名?)を考えるときも来るんでしょう。
そのとき、サンタが天国でチャアニィ(親父が可愛がっていた猫。サンタより2年ほど先に15歳だか16歳で天寿を全うしました)と一緒に親父を出迎えてくれるといいなぁ、とか思ったりしました。