Maki's Room

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聖なる嘘つき その名はジェイコブ

2005-03-15 17:05:48 | MOVIESーシネマな日々ー
ロビン・ウィリアムス主演。。。
好きな俳優ではある。。しかしこの映画の存在は全く知らなかった。

第二次大戦下のポーランド。全ての情報から遮断されたゲットーで、いつ終るとも知れない戦争と死に不安を抱きつつ生活するユダヤ人達。
そんな中、ドイツ軍司令本部で偶然ドイツの不利な戦況を耳にしたジェイコブ。
友達に話したそのニュースは、あっという間にゲットー中に広まって行き、人々は彼のニュースに生きる希望を見いだす。。

設定としてはとてもよく分かる話ではある。

しかし。。うううーん。
ジェイコブにロビンをもってきたこの監督の意図するところは??
重いテーマを爽やかに描いたと見るか、重いテーマがちょっと軽く扱われたと見るか。
ロビンの良い所が中途半端に見せられた感じもある。

どうやら時期的にも内容的にも「ライフ・イズ・ビューティフル」と比べられる事が多いようで、ライフ・・よりいい!という声も多く涙が止まらなかったという意見も多数あったよう。
しかし私はライフ・・のように感情移入できなかったし、涙も出なかった。

嘘には人を傷つけるものもあるが、人に希望を持たせる嘘もある。
自分の嘘が招いたある事件をきっかけに、ジェイコブは嘘をつき続ける決心をした。

でもこの事件が説得力に欠けるような気がしたので、最後まで感情移入ができなかった。ジェイコブがすらすらと上手に嘘をつくシーン。あれはジェイコブのキャラクターではないのでは。。完全にロビンだからしゃべらせた、って感じでちょっと冷める。ジェイコブより医者の先生の方がとても印象に残る。
上手に作っていたら、もっと素晴らしい話になっていたのに残念。

同じく戦争がテーマでロビンの映画だったら、「グッドモーニング ベトナム」の方が作品としては良いのではないか?
少なくとも、ロビンの魅力はとてもよく出せていると私は思う。

しかし内容はともかくとして、ロビンのあのくしゃっとした笑顔には癒されると思うのは私だけか?
とても魅力的な人だと思う。


今日のワインvol.20

2005-03-15 16:15:28 | WINE(DAILY)
てっきりホワイトデーにもらったものと思っていたイエローテイル。。。
昨夜「はいホワイトデー」と渡されたこのワイン。???こないだのあれじゃないの?
「あ、あれでいいの?」片付けられそうになったので、慌てて「いるいるいる!!」と半ば奪い取るようにもらったワイン。

FANDANT A.O.C VALAIS 2002
フランスワイン。

前にも一度いっちゃんにもらったことがあった、このワイン。確か結婚記念日だったような。
ラベルを良く見ると、下にハートが。。これを知って注文したのか知らずしてか。。そこは確認してないけど、なんかホワイトデーって感じでいいね。

飲みやすくて、前のイエローテイルよりずっと美味しい~~~。無理して飲まなくても、って言われたけど全然無理してないっす。

価格はもらいものなので不明。。

ちなみに何故前のワインをくれたかというと、「お詫びワイン」だったのでした。
まー、時にはそういう事もありますね。
お互い様ということで。。チャンチャン。のち

多分泣いてる赤子にミルク与えれば泣き止む、みたいに「ぎゃーつくうるさい妻にはワインを与えとけば間違いなし」という法則が我が家にはあるのだろう。。