幻の姫谷焼

幻の姫谷焼を現代に再生

絵付け

2019-09-22 14:41:20 | 日記
姫谷焼の絵はだれでも描けるものではない。
福山の絵師ではない。私の推測で言うと、西本願寺のお抱えの狩野派の絵師の作品だろう。
形を成形するのは、古九谷様式を作っていた陶工が作ったのだろう。
福山市に姫谷焼と並ぶ工芸品はない。
このことからわかるように、姫谷焼が水野藩や阿部藩の御用窯ではない。
姫谷焼は西本願寺の焼き物であります。

材料枯渇

2019-09-22 07:51:40 | 日記
姫谷焼が長く続かなかったのは、白磁の材料が元々少なかった。
姫谷焼を現代で大量に作るとしたら、有田とか中国の材料で作るしかない。
姫谷の材料を純正で作るとしたら、数えるしかできないと思う。ほんのマニア向けの陶器です。
姫谷の陶工が生きていたら、粘土は有田から取り寄せて、独自の絵付をするだろう。