どういうことかナ。
こういうとぼけた俺のことが千栄子は嫌いで。話すときお前ひっこんでろせなならんから厄介。…
前はそんな嫌いじゃなかったはずなんだが…まあ怠惰だからだということにしておこう。
俺は怠惰と異常集中のインターバルをモットーにしている。
ここ数年そのモットーは封印である。千栄子は亭主元気で留守がいいか!
気分と気分の格闘だから心の読みあい
俺はなんでもしゃべるよーにはしているがほんとになんでもしゃべっちゃうと尻でどーんと敷かれるんで…なかなか。千栄子が俺の仮説を理解してくれるかどうかが鍵かもしれないしそれはひょっとしたらどうでもいい
ってことはないか。その…俺がそれを考え付いたことがどういうことなのか をなんとなあくでいいが理解してほしい。もうしてるのかなあ。でも千栄子科学の素養はおひもじい。もちろん 文系説明をする。これは歴史的にどういう意味合いをもちうるか、正解だったらいかにとてつもないことか。俺の予測癖は困った次元に突入したけれど
これへの千栄子の反応はちょっとわからない。千栄子もインテリである。千栄子のおそろしいところは一見超読書家にみえないことにもある。