安全地帯XⅢ（１３）出たけれど

安全地帯が好きでライブアルバムやベストアルバム以外のオリジナルアルバムⅠ～ＸⅡ（１～１２）まで買ってきたけど、昨日出た「ⅩⅢ（１３）」は見送らせてもらう。

だって、玉置浩二のかつての「田園」など、セルフカバーばっかりである。
これをアルバムのフルプライス（３０００円）出すのは気が引ける。

それに前作（Ⅻ）が個人的に酷いと思ったからね。
・歌の冒頭、１分半ぐらいの台詞が入る曲（早く歌え）
・曲の冒頭昭和風の演出が入る曲（早く歌え）

聴いていてイライラしたのは安全地帯では初のことだった。
イライラしても１曲でもいい曲があれば許せるが残念ながら怒りを覆すような良曲はなかった。
ⅩⅢは中古で買うかもしれない。


好きだった安全地帯についてあまり罵声を浴びせ続けるのも良くないのでフォローをするなら名曲も多い。
名曲つったら１９８０年代初め辺り
「ワインレッドの心」「悲しみにさよなら」「恋の予感」が多く挙げられるが

Ⅸ以降で好きなのは
Ⅸ「たいせつなひと」「ストーリー」などのバラードは良いし
X「薔薇」「水のない噴水」「月見草」など心に染みてくる
XI「オレンジ」はい良し「ＣＨＥＲＲＹ」「ＨＵＮＴＥＲ」のノリがいいのも元気になれる。
Ⅻなし

ちなみに自分が特に好きなのは
Vの「ほゝえみ」
安全地帯ベスト２に収録されている「あの頃へ」（何故かオリジナルアルバムには収録されていない）
聴いていて涙が出そうになる。
是非とも聴いて欲しい所だ。


それにしても腹が立ったのは「Ⅻ」の公式ＨＰの煽り文。

「これが、本当の安全地帯だ」

などと言う文。非常に不愉快。
何だよ。今までのアルバムは偽物か？
それとも敢えて大衆ウケするような曲にしてきたのか？
俺の感動は皆、嘘だったのか？腸煮えくり返りそうである。

これが本当に本物だと言うのなら俺は安全地帯を切る。
「目を引くだろう」「カッコイイだろう」「みんな買うだろう」と思っているのか・・・
このような安易な煽り文を付けるバカは猛省を即したい。