サイドビュー横スクロールアクション
カプコンから発売
1989年12月7日発売
ちと調べたら原作があって
「リトル・ニモ(Little Nemo)」と言い1905年~1911年まで
ニューヨークヘラルド紙に掲載されていたコミックストリップだそうだ。
1990年にアニメ映画版を公開する事で連動してこのゲームが作られたという経緯を持つ。
あらすじ
1905年、ニューヨーク
夜、家で眠っていてふと目覚めて窓のを外を見ると
飛行船が降りて来てピエロのような容姿の使いが話しかけて来る。
(漢字変換でゲーム中そのままに送る)
使い:やあニモ 初めまして
眠りの国 スランバーランドに
君を招待するよ
ニモ:えっ…
使い:スランバーランドのお姫様が
君を遊び相手に選んだんだよ
ニモ:ありがとう でもお姫さまって
女の子なんでしょ
僕 女の子と遊んだこと
ないんだ
使い:女の子って…
お姫様だよ!
ニモ:とにかく苦手なんだよ
使い:…あっ!そうだ
お姫様からプレゼントを
預かって来たんだ
ニモ:えっ!? 何
使い:キャンディーだよ
ニモ:わあ 僕キャンディー大好き
お姫様も大好き
喜んでスランバーランドに行くよ!
気球は『ニモ』を乗せ『スランバーランド』に向かうのでした。
『スランバーランド』で『ニモ』を待つものとは?
このゲームの特徴としては「キャンディ」である。
「ニモ」は「キャンディ」を投げることが出来る。
(好きなキャンディ舐めずに投げるの?)
多くの敵は痺れるだけだが一部の敵は3個ぐらい与えると眠ってしまう。
眠った敵に触れる事でそのキャラと一体化し、キャラの特技を扱う事が出来るのだ。
カエル(みたいな奴):ジャンプ力アップ、一部敵を踏める。
モグラ:土の中を掘り進める。ジャンプ不可。出番は1面のみ
イモリ(トカゲ?):移動速度アップ、壁張り付き、狭い所に入れる。
ゴリラ:パンチ可能、壁張り付き、最大HPが他と比べて最も高い。
ハチ:飛行可能(Aボタンを押す事で追加ジャンプ可能という感覚、しかし回数制限有)、ジャンプ中、攻撃可能
ヤドカリ:砂地に潜ることが可能、はさみ攻撃
魚:水中での移動力アップ
ネズミ:壁張り付き可能、一部地形の破壊可能
基本的に、ステージ中に幾つもある鍵を集めてゴールで使うとステージクリアとなる。
全て取らないとだめで、ステージは戻る事も可能。
点数は40点
良い点
・雰囲気の良さ
悪い点
・主人公貧弱すぎ
・ライフの仕様
・攻撃の仕様
・綿毛という敵
良い点の解説
・原作があるためか雰囲気は温かめ
まぁ、それを良い点として扱ってはいけないのかもしれんがな。
悪い点の解説
・主人公貧弱すぎ
まず主人公ニモの身体能力が極めて低い。
走ることはできず、ジャンプもそれほど大きくはない。
子供であるという点を踏まえた結果なのかもしれないが…
それで、ニモの攻撃方法は飴である。
一部の敵は複数与えると眠らせる事が出来てそいつを乗っ取ることが出来る。
それが出来ない奴は痺れるだけだ。
一定時間、止まっていて解除したら当然動き出す。
その痺れ状態でも当たり判定があるのだ。
敵は大きめの奴が多いのにこちらが飛び越えるのは非常に苦労する。
配置によっては解除されるのを待って敵をジャンプして飛び越えられる所に誘導してから
再び飴を投げて痺れさせなければならないのだ。
非常に面倒。
・ライフの仕様
「ニモ」の主人公の最大ライフは「3」
最大ライフはキャラごとにより異なる。
カエル:3
モグラ:4
イモリ:4
ゴリラ:6
ハチ:4
ヤドカリ:4
魚:5
ネズミ:5
キャラに乗ると現在のHPを引き継ぐような形になる。
つまりあらゆるキャラに乗る時、
キャンディを投げられる『ニモ』にならなければならず
必然的に「3」となる。
だから例えば、『ゴリラ』→『ハチ』に乗り換えようとしたとき…
キャラ状態ではキャンディを出せないので一旦『ニモ』に戻る必要があるので
「」内が現在HP
()内が最大HP
ゴリラ「6」(6)
→ニモ「3」(3)
→ハチ「3」(5)
となる。
乗り換えと同時にそのキャラの最大HPでいいじゃん。
しかもこのゲーム、敵を倒してもHP回復アイテムは出現せず、
固定された回復アイテムのみ
1度とると1死しないと出現しないというのは『ニモ』の貧弱さもあり結構、過酷
・攻撃の仕様
『カエル』:敵を踏める能力が付加されるが、すべての雑魚ではない。
踏めない敵は針でもついていれば分かりやすいが
そうでもないキャラでも踏めずにダメージを受ける場合がある。
『ゴリラ』:パンチが可能だが、何分攻撃範囲が狭いのに、
こちらのあたり判定が大きくなるのでダメージを受けやすい。
『ハチ』:ジャンプ中でしか針が出せない仕様
『ヤドカリ』:ハサミの範囲が狭い。
『ネズミ』:あたり判定の割に攻撃範囲が狭い。
『モグラ』&『イモリ』&『魚』はそもそも攻撃出来ない。
攻撃法がないとか貧弱でもいいけどさ。
それなら、それを補うような動きの良さとかあってもよかったんじゃないの?
敵の動きによってはダメージ不可避な状況が結構あった。
・綿毛という敵
も――――――――――んの凄く腹立たしい敵である。
空からニモ目掛けて降りてくる鬱陶しい。
ちとネタバレになるが2面、木に張り付いて上に行かなければならない場所があるのだが
ゴリラになって、上を上がっていくが、
当然ビジュアル的には木に手と足をくっつけていてパンチ使用不可。
なのに奴は降ってくるのだ!
上にアイテムがあり、ダメージを受けてでも登らなければならない。
ライフ1で周囲にある体力回復を既に取ってしまったのなら「死」が確定する。
色々とキャンディを使って動物を操れるようになる。
髭人の理想としてはお気に入りの動物で突き進んでいくものだと思った。
ハチなら空を飛び、イモリなら地を這うようにして進む。
お気に入り縛りでもいいし、そういう事にとらわれず色々切り替えながら進むも良い。
そんな「星のカービィ ~夢の泉の物語~」的なゲームかと思っていたが違っていた…
このゲームで乗り物は
「壁や狭い道などを越える手段」
でしかなく、ちょっと合わない所では乗り捨てていく感じ。
個人的には悲しいなぁ…
時と場合に応じて切り替えるのが悪いとも言わんけどさ…
柔軟に遊びたかったよ。
にしても、『ニモ』は貧弱でとてもじゃないけど「ヒーロー」ではないわな。
ただの「パジャマボーイ」である。
夢の世界なんだからもうちっと強くなろうよ。ニモ。
あまりにも謙虚過ぎるだろ。
コンテニュー無限だったり、取得した鍵は死んでも所持続ける(ゲームオーバーだと紛失)という仕様で助かった。
でなければ心が折れていたな。
ただ、雰囲気はメルヘンチックなのに幼い子供向けという難易度ではない。
パターンが決まっているボスよりステージがクッソムズイ!
ここからがネタバレ
↓
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ちなみに、王女の名前は『カミーユ』
原作が同じかどうかは知らんけど仮に同じなら、「機動戦士Zガンダム」の主人公が
「カミーユが男で何で悪いんだ!」
と、名前の女性っぽさにコンプレックスを抱いていたがここから来ているんかなぁ?
ガンダムの方がなじみ深い髭人には女のにカミーユと名乗っている方が違和感。
髭人「機動戦士Zガンダムの主人公の名前なのに何だ。女か…」
ビシィッッ!!
髭人「ウッ!!」
カミーユ「カミーユが女の名前で何が悪いの?私は女よ!!」
って風に王女にひっぱたかれるかな?(笑)
しかし、ラストステージ。
その『カミーユ王女』が出会うと
カミーユ:スランバーランドへようこそニモ
私がプリンセスカミーユよ
ニモ:こんにちは・・・
カミーユ:実はあなたに頼みがあるの
ニモ:頼みって何?
カミーユ:私の父モルフェウス大王が
悪夢の国―ナイトメア―に連れ去られたの
ニモ:何だいそのナイトメアっていうのは
カミーユ:悪夢の国で眠りの国の
スランバーランドを征服
しようと企んでるの
ニモ:・・・
カミーユ:ニモお願い!
父を助け出して
そしてナイトメアキングを倒して
ニモ:でも 僕にはそんな力はないよ
カミーユ:ナイトメアキングたちにはあなたの
持っている杓(しゃく)が効き目があるの
ニモ:え!でも使った事はないよ
カミーユ:大丈夫
私が今から魔法をかけてあげるわ
ニモ:わあ!
カミーユ:これで杓で直接
攻撃出来るようになったわ
溜め撃ちも出来るのよ
キャンディはセレクトボタンで
攻撃を切り替えれば使えるわ
それから鍵はもう集めてなくていいわ
さあニモ ナイトメアに行って来て
そしてナイトメアキングを倒すと
私に約束して
ニモ:・・・うん!わかった
約束するよ
ラストステージが始まる。
元々、一緒に遊びたいと招待しただけなのに会ったらとんでもないことを言い出すな…
初対面ですよ。
と言うかここが夢の中なんだから断ったら戻れないっぽいよね。
もはや脅迫だよ(苦笑)
勝手に『ニモ』を選んで、『ニモ』の好物である
『キャンディ』だけで釣り、出会ったら敵倒して父を救えと唆す『カミーユ』
相当な策士だな(笑)
きっと、簡単に釣れる上に約束を守れる律義なヤツって事で人選は慎重だったのだろう。
その判断が『スランバーランド』を救ったと…
『カミーユ王女』…恐るべし!!
にしても『ナイトメアキング』を倒したエンディング
(これと言って『ナイトメアキング』の台詞や描写などはない)
モルフェウス:おお ありがとうニモよ!
よくぞナイトメアを倒してくれた
礼を言うぞ
ニモ:いいえ 僕はプリンセスとの
約束を守っただけです
モルフェウス:礼にスランバーランドの
王子にしてやろう
ニモ:えっ!ほんと!?
モルフェウス:ほんとだとも
プリンセスも大喜びするよ
カミーユよ お前もそれが
いいだろう
カミーユ:うん!スランバーランドで
ずっと暮らしましょう
ニモ:スランバーランドで暮らせる
なんてとっても嬉しいよ!
でも・・・
モルフェウス:どうしたんだい?
カミーユ:だめなの? ニモ・・・
ニモ:早起きするって お母さんと
約束したんだ
約束を破っては
いけないでしょ
モルフェウス:ニモ その通りだよ
約束は破ってはいけないよ
カミーユ:・・・・・
ニモ:さあ もう帰らなくっちゃ
また遊びに来ていいですか?
モルフェウス:勿論だとも!
君が夢を見るときは
いつでも来なさい
ニモ:じゃあ さようなら!
カミーユ:ニモ 待って!
『ニモ』の額にキスをする『カミーユ』
飛んでいた飛行船が降り立つ…
母:ニモ! ニモ!
起きなさい 外はいい天気よ!
窓辺から外を見る『ニモ』が出てスタッフロールとなる。
いや~。スランバーランドの王子にしてやるっていわれて
「嬉しい!」
なんて乗り気なリアクションをしているから
髭人「おいおいおい。
『ニモ』は『スランバーランド』に閉じ込められて
現実世界では2度と目覚める事がなかったとかいうバッドエンドかぁ!?」
と、不安になったら
ニモ「早起きしないとね。ママと約束しているんだ」
王「約束は守らないとな」
そうして『カミーユ王女』とお別れし、夢を見るようならまた来いと言うわけだ。
ホッとしたわ(苦笑)
しかし、『ニモ』のおでこにキスする『カミーユ』王女。
そのビジュアルでグッとこぶしを握っているみたいでなんか可笑しい。
それに横顔だけじゃなく正面からの顔を見たかったな~。
しかし…このゲーム
ニモ「ぼく おんなのことあそんだことないんだ」
って言っていたけどどんな意味で言っていたんだろうね。
…
……
………。
そりゃ、普通の意味に決まってるよな。
我ながら薄汚れ過ぎているわ。
髭人は一生、『スランバーランド』で幽閉されていたほうがいいのかもしれません…
『カミーユ』王女!キャンディを使いの持たせてうちに来て―――――!!
喜んで王子になるぜ――――!!
え?
お前のような奴は『スランバーランド』でも引き取りはお断りだって?
……。
髭人は死ぬほど、眠るキャンディを舐めていた方がいいのかもしれません…
Zzzzz…。
カプコンから発売
1989年12月7日発売
ちと調べたら原作があって
「リトル・ニモ(Little Nemo)」と言い1905年~1911年まで
ニューヨークヘラルド紙に掲載されていたコミックストリップだそうだ。
1990年にアニメ映画版を公開する事で連動してこのゲームが作られたという経緯を持つ。
あらすじ
1905年、ニューヨーク
夜、家で眠っていてふと目覚めて窓のを外を見ると
飛行船が降りて来てピエロのような容姿の使いが話しかけて来る。
(漢字変換でゲーム中そのままに送る)
使い:やあニモ 初めまして
眠りの国 スランバーランドに
君を招待するよ
ニモ:えっ…
使い:スランバーランドのお姫様が
君を遊び相手に選んだんだよ
ニモ:ありがとう でもお姫さまって
女の子なんでしょ
僕 女の子と遊んだこと
ないんだ
使い:女の子って…
お姫様だよ!
ニモ:とにかく苦手なんだよ
使い:…あっ!そうだ
お姫様からプレゼントを
預かって来たんだ
ニモ:えっ!? 何
使い:キャンディーだよ
ニモ:わあ 僕キャンディー大好き
お姫様も大好き
喜んでスランバーランドに行くよ!
気球は『ニモ』を乗せ『スランバーランド』に向かうのでした。
『スランバーランド』で『ニモ』を待つものとは?
このゲームの特徴としては「キャンディ」である。
「ニモ」は「キャンディ」を投げることが出来る。
(好きなキャンディ舐めずに投げるの?)
多くの敵は痺れるだけだが一部の敵は3個ぐらい与えると眠ってしまう。
眠った敵に触れる事でそのキャラと一体化し、キャラの特技を扱う事が出来るのだ。
カエル(みたいな奴):ジャンプ力アップ、一部敵を踏める。
モグラ:土の中を掘り進める。ジャンプ不可。出番は1面のみ
イモリ(トカゲ?):移動速度アップ、壁張り付き、狭い所に入れる。
ゴリラ:パンチ可能、壁張り付き、最大HPが他と比べて最も高い。
ハチ:飛行可能(Aボタンを押す事で追加ジャンプ可能という感覚、しかし回数制限有)、ジャンプ中、攻撃可能
ヤドカリ:砂地に潜ることが可能、はさみ攻撃
魚:水中での移動力アップ
ネズミ:壁張り付き可能、一部地形の破壊可能
基本的に、ステージ中に幾つもある鍵を集めてゴールで使うとステージクリアとなる。
全て取らないとだめで、ステージは戻る事も可能。
点数は40点
良い点
・雰囲気の良さ
悪い点
・主人公貧弱すぎ
・ライフの仕様
・攻撃の仕様
・綿毛という敵
良い点の解説
・原作があるためか雰囲気は温かめ
まぁ、それを良い点として扱ってはいけないのかもしれんがな。
悪い点の解説
・主人公貧弱すぎ
まず主人公ニモの身体能力が極めて低い。
走ることはできず、ジャンプもそれほど大きくはない。
子供であるという点を踏まえた結果なのかもしれないが…
それで、ニモの攻撃方法は飴である。
一部の敵は複数与えると眠らせる事が出来てそいつを乗っ取ることが出来る。
それが出来ない奴は痺れるだけだ。
一定時間、止まっていて解除したら当然動き出す。
その痺れ状態でも当たり判定があるのだ。
敵は大きめの奴が多いのにこちらが飛び越えるのは非常に苦労する。
配置によっては解除されるのを待って敵をジャンプして飛び越えられる所に誘導してから
再び飴を投げて痺れさせなければならないのだ。
非常に面倒。
・ライフの仕様
「ニモ」の主人公の最大ライフは「3」
最大ライフはキャラごとにより異なる。
カエル:3
モグラ:4
イモリ:4
ゴリラ:6
ハチ:4
ヤドカリ:4
魚:5
ネズミ:5
キャラに乗ると現在のHPを引き継ぐような形になる。
つまりあらゆるキャラに乗る時、
キャンディを投げられる『ニモ』にならなければならず
必然的に「3」となる。
だから例えば、『ゴリラ』→『ハチ』に乗り換えようとしたとき…
キャラ状態ではキャンディを出せないので一旦『ニモ』に戻る必要があるので
「」内が現在HP
()内が最大HP
ゴリラ「6」(6)
→ニモ「3」(3)
→ハチ「3」(5)
となる。
乗り換えと同時にそのキャラの最大HPでいいじゃん。
しかもこのゲーム、敵を倒してもHP回復アイテムは出現せず、
固定された回復アイテムのみ
1度とると1死しないと出現しないというのは『ニモ』の貧弱さもあり結構、過酷
・攻撃の仕様
『カエル』:敵を踏める能力が付加されるが、すべての雑魚ではない。
踏めない敵は針でもついていれば分かりやすいが
そうでもないキャラでも踏めずにダメージを受ける場合がある。
『ゴリラ』:パンチが可能だが、何分攻撃範囲が狭いのに、
こちらのあたり判定が大きくなるのでダメージを受けやすい。
『ハチ』:ジャンプ中でしか針が出せない仕様
『ヤドカリ』:ハサミの範囲が狭い。
『ネズミ』:あたり判定の割に攻撃範囲が狭い。
『モグラ』&『イモリ』&『魚』はそもそも攻撃出来ない。
攻撃法がないとか貧弱でもいいけどさ。
それなら、それを補うような動きの良さとかあってもよかったんじゃないの?
敵の動きによってはダメージ不可避な状況が結構あった。
・綿毛という敵
も――――――――――んの凄く腹立たしい敵である。
空からニモ目掛けて降りてくる鬱陶しい。
ちとネタバレになるが2面、木に張り付いて上に行かなければならない場所があるのだが
ゴリラになって、上を上がっていくが、
当然ビジュアル的には木に手と足をくっつけていてパンチ使用不可。
なのに奴は降ってくるのだ!
上にアイテムがあり、ダメージを受けてでも登らなければならない。
ライフ1で周囲にある体力回復を既に取ってしまったのなら「死」が確定する。
色々とキャンディを使って動物を操れるようになる。
髭人の理想としてはお気に入りの動物で突き進んでいくものだと思った。
ハチなら空を飛び、イモリなら地を這うようにして進む。
お気に入り縛りでもいいし、そういう事にとらわれず色々切り替えながら進むも良い。
そんな「星のカービィ ~夢の泉の物語~」的なゲームかと思っていたが違っていた…
このゲームで乗り物は
「壁や狭い道などを越える手段」
でしかなく、ちょっと合わない所では乗り捨てていく感じ。
個人的には悲しいなぁ…
時と場合に応じて切り替えるのが悪いとも言わんけどさ…
柔軟に遊びたかったよ。
にしても、『ニモ』は貧弱でとてもじゃないけど「ヒーロー」ではないわな。
ただの「パジャマボーイ」である。
夢の世界なんだからもうちっと強くなろうよ。ニモ。
あまりにも謙虚過ぎるだろ。
コンテニュー無限だったり、取得した鍵は死んでも所持続ける(ゲームオーバーだと紛失)という仕様で助かった。
でなければ心が折れていたな。
ただ、雰囲気はメルヘンチックなのに幼い子供向けという難易度ではない。
パターンが決まっているボスよりステージがクッソムズイ!
ここからがネタバレ
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ちなみに、王女の名前は『カミーユ』
原作が同じかどうかは知らんけど仮に同じなら、「機動戦士Zガンダム」の主人公が
「カミーユが男で何で悪いんだ!」
と、名前の女性っぽさにコンプレックスを抱いていたがここから来ているんかなぁ?
ガンダムの方がなじみ深い髭人には女のにカミーユと名乗っている方が違和感。
髭人「機動戦士Zガンダムの主人公の名前なのに何だ。女か…」
ビシィッッ!!
髭人「ウッ!!」
カミーユ「カミーユが女の名前で何が悪いの?私は女よ!!」
って風に王女にひっぱたかれるかな?(笑)
しかし、ラストステージ。
その『カミーユ王女』が出会うと
カミーユ:スランバーランドへようこそニモ
私がプリンセスカミーユよ
ニモ:こんにちは・・・
カミーユ:実はあなたに頼みがあるの
ニモ:頼みって何?
カミーユ:私の父モルフェウス大王が
悪夢の国―ナイトメア―に連れ去られたの
ニモ:何だいそのナイトメアっていうのは
カミーユ:悪夢の国で眠りの国の
スランバーランドを征服
しようと企んでるの
ニモ:・・・
カミーユ:ニモお願い!
父を助け出して
そしてナイトメアキングを倒して
ニモ:でも 僕にはそんな力はないよ
カミーユ:ナイトメアキングたちにはあなたの
持っている杓(しゃく)が効き目があるの
ニモ:え!でも使った事はないよ
カミーユ:大丈夫
私が今から魔法をかけてあげるわ
ニモ:わあ!
カミーユ:これで杓で直接
攻撃出来るようになったわ
溜め撃ちも出来るのよ
キャンディはセレクトボタンで
攻撃を切り替えれば使えるわ
それから鍵はもう集めてなくていいわ
さあニモ ナイトメアに行って来て
そしてナイトメアキングを倒すと
私に約束して
ニモ:・・・うん!わかった
約束するよ
ラストステージが始まる。
元々、一緒に遊びたいと招待しただけなのに会ったらとんでもないことを言い出すな…
初対面ですよ。
と言うかここが夢の中なんだから断ったら戻れないっぽいよね。
もはや脅迫だよ(苦笑)
勝手に『ニモ』を選んで、『ニモ』の好物である
『キャンディ』だけで釣り、出会ったら敵倒して父を救えと唆す『カミーユ』
相当な策士だな(笑)
きっと、簡単に釣れる上に約束を守れる律義なヤツって事で人選は慎重だったのだろう。
その判断が『スランバーランド』を救ったと…
『カミーユ王女』…恐るべし!!
にしても『ナイトメアキング』を倒したエンディング
(これと言って『ナイトメアキング』の台詞や描写などはない)
モルフェウス:おお ありがとうニモよ!
よくぞナイトメアを倒してくれた
礼を言うぞ
ニモ:いいえ 僕はプリンセスとの
約束を守っただけです
モルフェウス:礼にスランバーランドの
王子にしてやろう
ニモ:えっ!ほんと!?
モルフェウス:ほんとだとも
プリンセスも大喜びするよ
カミーユよ お前もそれが
いいだろう
カミーユ:うん!スランバーランドで
ずっと暮らしましょう
ニモ:スランバーランドで暮らせる
なんてとっても嬉しいよ!
でも・・・
モルフェウス:どうしたんだい?
カミーユ:だめなの? ニモ・・・
ニモ:早起きするって お母さんと
約束したんだ
約束を破っては
いけないでしょ
モルフェウス:ニモ その通りだよ
約束は破ってはいけないよ
カミーユ:・・・・・
ニモ:さあ もう帰らなくっちゃ
また遊びに来ていいですか?
モルフェウス:勿論だとも!
君が夢を見るときは
いつでも来なさい
ニモ:じゃあ さようなら!
カミーユ:ニモ 待って!
『ニモ』の額にキスをする『カミーユ』
飛んでいた飛行船が降り立つ…
母:ニモ! ニモ!
起きなさい 外はいい天気よ!
窓辺から外を見る『ニモ』が出てスタッフロールとなる。
いや~。スランバーランドの王子にしてやるっていわれて
「嬉しい!」
なんて乗り気なリアクションをしているから
髭人「おいおいおい。
『ニモ』は『スランバーランド』に閉じ込められて
現実世界では2度と目覚める事がなかったとかいうバッドエンドかぁ!?」
と、不安になったら
ニモ「早起きしないとね。ママと約束しているんだ」
王「約束は守らないとな」
そうして『カミーユ王女』とお別れし、夢を見るようならまた来いと言うわけだ。
ホッとしたわ(苦笑)
しかし、『ニモ』のおでこにキスする『カミーユ』王女。
そのビジュアルでグッとこぶしを握っているみたいでなんか可笑しい。
それに横顔だけじゃなく正面からの顔を見たかったな~。
しかし…このゲーム
ニモ「ぼく おんなのことあそんだことないんだ」
って言っていたけどどんな意味で言っていたんだろうね。
…
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………。
そりゃ、普通の意味に決まってるよな。
我ながら薄汚れ過ぎているわ。
髭人は一生、『スランバーランド』で幽閉されていたほうがいいのかもしれません…
『カミーユ』王女!キャンディを使いの持たせてうちに来て―――――!!
喜んで王子になるぜ――――!!
え?
お前のような奴は『スランバーランド』でも引き取りはお断りだって?
……。
髭人は死ぬほど、眠るキャンディを舐めていた方がいいのかもしれません…
Zzzzz…。
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