奥多摩湖からレンタカーで奥多摩周遊道路を通って檜原街道を下る。
檜原村は東京都の秘境と呼ばれる。
なかでも最奥の集落である数馬(かずま)はかぶと造りの民家が寄り添うように残り、秘境のイメージを色濃く残している。
秘境、数馬に残るかぶと造りの民家
数馬に残るかぶと造りは隣国の甲斐の文化の影響を受けたもの。
狭い土地に寄り添うようにかぶと造りの民家が建つ。高台には小学校の分校跡も残っていた。
昔読んだ本で、数馬の人は物資の運搬に山の尾根を利用したという。
尾根を利用するほうが物資の運搬に楽だったということです。昔物資を運んだ尾根筋が現在のハイキングコースになっている。
数馬の下に人里(へんぼり)という面白い地名の集落もある。
多摩川の支流、秋川に沿って檜原街道を下り、五日市街道を通って戻った。