鹿児島歴史みてあるき  ~ 外城・四季・フォト ~

     2007年から始まった薩摩藩・麓(外城)巡りの記録。各地を訪れた四季折々の風景。日々の暮らし。

2007 美山・沈寿官窯

2007-10-13 | 麓-串木野・日置

苗代川を美山と呼び始めたのはいつ頃からか

薩摩焼を語る上で沈寿官氏を欠かすことはできない。現在の沈寿官さんは十五代目。CMでよくみかける。

沈寿官窯。立派な武家門構えをしている

 

薩摩藩から郷士格が与えられていた。どうりで通り一帯が麓特有の景観になっている。

桜馬場通り。伊集院の市街地と湯之元を結ぶ。

 

薩摩焼宗家 十四代 沈 寿官

 

敷地内。柿の木になんの札がぶら下がっているかというと

 

頭上注意 柿の爆弾。ちゃめっ気がある。ハングル語が併記。

われわれ以外に韓国からのお客さんが訪れていた。

 


2007 美山の風景

2007-10-13 | 麓-串木野・日置

薩摩焼の里、美山を訪れた。

薩摩焼は慶長3年(1598年)に島津義弘が朝鮮から連れ帰った陶工たちによって始められた。

美山は苗代川といった。朝鮮陶工たちが苗代川に移り住み代々今の薩摩焼をつくってきた。

美山の入口付近

 

通り沿いに武家門を構える家がある

 

美山陶遊館で陶芸体験ができる

 

美山陶遊館内の登り窯

 

 

日韓友好の炎。2004年に鹿児島の指宿市で開催された日韓首脳会談の後、盧大統領が美山を訪れた


2007 大口麓

2007-10-13 | 麓-大口・伊佐

大口小学校や大口市役所のある里一帯には、武家屋敷が広く点在する。かつての大口麓

茅葺スタイルの郷士屋敷

 

武家門構え。私の知る限り、県内に残る茅葺+武家門の組み合せは、祁答院家住宅、高山の二階堂家住宅、知覧の3軒のみ。入来麓には茅葺作りの門が残る

 

 

奥が大口小学校の正門

 

大口小学校前の通りを一歩入ったところ

 

駆け足だったが、里一帯はもう一度訪れたい

苦言。周囲の住民の方々は景観保全に努力しているのに対し、中心に位置する大口市役所は無機質なコンクリートやブロックだらけ。せめて、駐車場の周囲だけでも周囲の景観と調和させて欲しい。


2007 羽月麓

2007-10-13 | 麓-大口・伊佐

曽木の滝公園から国道267号線に出て北にすすむと羽月麓へ向かう入口がある。

途中に駅前という地名。旧山野線の羽月駅があった。羽月小学校を過ぎると羽月麓に入る。

通り沿いの武家門。今にも周囲の樹木に埋もれそう

 

 

苔むす石垣が続く。ここも手入れされていない

 

先に進むともう一軒武家門構えの家があった