鹿児島歴史みてあるき  ~ 外城・四季・フォト ~

     2007年から始まった薩摩藩・麓(外城)巡りの記録。各地を訪れた四季折々の風景。日々の暮らし。

鹿児島各地に残る外城

2007-10-07 | 武家屋敷-TOPICS

江戸時代、薩摩藩は鶴丸城を中心に藩内に100を超える外城を配置した。その一部は宮崎県下にも及んでいる。

外城には仮屋(役所)を置き、仮屋の周囲に郷士を住まわせた。仮屋を囲むように配置された郷士の集住地域を麓と呼ぶ。現在”麓”の名称によって地図上でその地区の多くを確認できる。

代表格は出水麓、市来麓、知覧麓で、これらの麓は国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定され、いずれも良好な景観が保全されている。

行政と一体となり、魅力ある町づくりに取り組んでいる麓地区がある一方で、住む人も無く荒れたままの武家屋敷が残る麓地区もある。

これらの麓地区の景観が今後どのように変わっていくか判からない。

今のうちに各地の麓地区の魅力ある景観・風景を記録し、ブログで紹介していきたいと思う。


2007 かごしま文化工芸村

2007-10-07 | 鹿児島市内

芸術の秋。

鹿児島市の中心から車で約20分。かごしま文化工芸村へ出かける

薩摩焼の陶芸体験ができる。

施設利用料が大人200円。材料費は150円くらい。

ろくろを借りれます。

今日は造形まで。

家族4人の作品。左下はドラクエのスライムのフィギュアらしい。

乾燥させて、3週間後に絵付けに再び訪れます。


2007 蒲生麓

2007-10-07 | 麓-姶良地区

帖佐麓から県道42号線を10分ほど車で走ると蒲生町の中心に入る。蒲生麓は比較的規模の大きい武家集落を形成している。

蒲生町の市街地に入ると、県道沿いに風格のある武家門と石垣の家が立ち並んでいる。役場の近くの八幡神社には「蒲生の大クス」として有名な日本一(幹周約24m)の楠木がある。

武家屋敷通り(西馬場通り)の風景。石垣、生垣が特徴

 

 

 


2007 帖佐麓

2007-10-07 | 麓-姶良地区

加治木町の岩原地区から県道42号線(空港道路)に進み、蒲生町へ抜ける途中に帖佐麓がある。

帖佐小学校の角を右に入ると両側に石垣・生垣が並ぶ通りの突き当たりに島津義弘が一時居住した帖佐城の跡がある。

帖佐城跡。現在は石垣のみ残っている