夜の魔法

名古屋なんてすぐだし

って完全に
距離感が麻痺してるっす

走ってみると
やっぱりそれなりに遠いし
時間だってかかる

だんだん陽が落ちて行く時には
どこを通ってるか忘れたけど
遠くに来たような気分になった

街や道にだんだん明かりが燈り始めて
紅い空がどんどん小さくなっていって
はっ
と気付けば真っ暗で

まるで１番風呂。。。だった

夜になりたての空気
高速道路の景色

なんかキレイだった

どこにいたかは
覚えてないけど

遠くにいるんだろうなって思った

俺は何度通っても道覚えないからね

だいたいいつも
家を出て
到着するまで
いつも心のどっかで

駅のホームに置いてきぼりをくらったのかと思って
寂しくて泣いた

幼い頃のちっさ～い俺がきょどってるからね

そして明日
皆の顔見てきっと
スゲーほっとするんだわ