名護にある標高383mの多野岳は、頂上からは山原の森や羽地内海が一望でき、現在キャンプ場やコテージ、パークゴルフ、ホテルなどの設備があるレジャースポットとなっています。
古宇利島が見えていました。
山頂にあるホテル・タニュー。タニューとは多野岳の方言名とのことです。このホテルの敷地は、かつて米陸軍の羽地補助施設とよばれ、地対空ミサイルの基地でした。
敷地内にはその遺構が残されています。
ホテル棟とは道路を挟み反対側に、体育館があります。土地の返還後、保養施設「名護いこいの村」が建設され、その施設の一部として利用されています。
このレクレーションホールの中庭にキャンプファイヤーができる中庭があります。この燃えさしが残る円形の台座が、地対空ミサイル・MIM-23ホークの発射台跡です。
円形の台座の手前に、ミサイルを運び入れる運搬ローダーのタイヤを載せるための傾斜が造られています。
さらに奥にも同じ造りの台座が確認できます。
この多野岳は、米軍の防空ミサイルの沖縄配備計画に基づき、昭和31年に強制接収されました。38万平米の土地に防空ミサイルやその関連施設が造られました。
ピット跡。楕円形に溝が掘られ、コンクリートが流し込まれています。これもかつての基地の遺構です。
基地建設当時の画像です。山頂を平らに削り、基地建設した様子がよく分かります。(沖縄県のHPより)
ローダーから発射されるホークミサイル。(Wikipediaより)
この基地から実際にホークミサイルが発射されたという話はきいておりません。この基地も、ミサイルの運用が変わったために昭和44に返還されました。
急に現実に引き戻されます。
太平洋戦争中も、戦後も
ほとんど同じようなことが繰り返されているのですね。
現在は、ミサイルは戦艦や戦闘機から発射されます。
それだけに余計に怖いです。
稗島さん、
ここは、ホテルタニューの敷地内ですが、ほとんど自由に入れます。
周囲には土嚢や連絡通路など当時のものが残っていますよ。
ないのでしょうか?
転用するより、赤外線誘導やレーダー誘導のを新しく開発してると思いますよ。
北朝鮮へは中国から流れているみたいですねえ。
共産党一党支配はいつまで続くのだろうか?
ご都合主義的で世界に荷物にならなければ良いですがね。
すんまそんw
前に息子が行った時は大丈夫だったようなのですが。お盆だったからでしょうか!また機会があるとき、訪ねてみます。
それでも人口が多いですからねえ。
市場としての規模はあるわけですよ。
らなこ、
ミステリーサークルも人が作っていた分けですね。
稗島さん、
ホテルタニューはやっていましたか?
どうやらこの施設は「名護いこいの村」を前田産業が買い取った時に残されたものの様なんです。
現在使っているのかどうかも不明なんです。
近く、愛楽園に参りますので、また行ってみたいと思います。