■ゲーム音楽カフェの構想―――――――――――――
僕にはちょっと前から頭の片隅で考えていることがあります。
それは『ゲーム音楽カフェ』の経営です。
カフェには、数百枚のゲームサントラが常時置かれていて、
お客さんのリクエストに応じて流す。
週末には、プロ・アマチュア問わずさまざまな奏者さんが来店して、
店の片隅でちょっとしたゲーム音楽ライブを行う。
世のゲーム音楽好きの人々が集い、みんなで楽しめるカフェ!
素敵だと思いませんか。
そんな店があったら、僕は毎週行きたいです。w
・・・まぁこれは、まだ具体性も何もない、妄想レベルの話です。
実現するには資金、物件探しなどいろいろ課題もありますし。
というか、オープンしたとして、実際どのくらいのお客さんが来てくれるのか?
安定して経営していけるのか? って心配もありますからね。
■勝手に音楽を流してはいけない―――――――――――――
課題の中でも、一番大きいのは「著作権」についてです。
僕は今、手元に300枚以上ゲームサントラを持っているので、
それをCDプレーヤーを使ってカフェで流すことは可能です。
しかし、勝手にそれをすると著作権違反になります。
カフェやレストラン、コンビニなど、一般のお客さんが利用する施設で
CDなどの録音物や有線放送をBGMとして流す場合には、著作権法上の
「演奏権」などにもとづいて、権利者に対しての手続きが必要になります。
普通のカフェでは、よく有線放送で音楽を流していたりしますが、(※注1)
これは、有線と契約し、有線を通して日本音楽著作権協会(以下、JASRACと表記)に
お金を支払っている形になります。
JASRACの管理楽曲を使う場合には、JASRACに直接手続きをする、という感じですね。
音楽は、自分だけで聴いて楽しむのなら、何も問題はありません。
でも、メーカーの著作物であるサントラ(音楽)を、
勝手にお店で不特定多数のお客さんに聞かせてはいけないのです。
仮にそのルールを無視し、こそこそとカフェを営業していたとしても、
いずれ噂は広まり、クレームが来て、最悪廃業に追い込まれてしまうでしょう。
なので、カフェを経営するには、権利面においてクリーンな状態で行う必要があります。
■ゲーム音楽を使用するための申請―――――――――――――
ゲーム音楽にはJASRAC登録されている曲もけっこうあるので、
それについてはJASRACに使用料を払いさえすれば問題ない(はず)ですが、
ここで問題になるのが「JASRACに登録されていないゲーム音楽」です。
ゲーム音楽は、基本的にゲームメーカーか、あるいは各作曲家さんの著作物です。
でもゲームの音楽って、ゲームの中で流すために作られているものなので、
JASRAC登録されていないゲーム音楽もかなりあるようなんですね。
そういう曲は、その曲を作ったゲームメーカーあるいは作曲家さんに、
使用許諾を得るための問合せを逐一行う必要があるのかなと。
・・・これはけっこう手間がかかりそうです。
少し話はそれますが、アマチュア楽団がゲーム音楽を演奏する時の対応も同様です。
ゲーム音楽を演奏するには、ゲームメーカーあるいは作曲家、またはJASRACへ申請し、
演奏許諾を得る必要があります。
ゲームメーカーによっては、楽曲使用料を支払わなければなりません。
例外的に、自由な演奏を認めているゲームメーカーもありますが。(※注2)
ひとつの演奏会で複数のゲームメーカーのゲーム音楽を演奏する場合、
楽曲によって、どのように許諾申請するのかはかなりまちまちなようですね;
■ゲーム音楽文化の今後の発展に向けて―――――――――――――
いかにして、「もっと気軽に」「わかりやすく」ゲーム音楽を取り扱え、楽しめるか。
これが今、ゲーム音楽が今後もっと一般的に親しまれる存在になれるかどうかの
キーポイントなのかなと僕は思っています。
ゲーム音楽を、カフェなどのお店で流すにしても、演奏を行うにしても・・・。
ゲーム音楽もすべてJASRACに登録すべきなのか?も含め、
適切なゲーム音楽の著作権管理方法はどうあるべきなのか。
今後2083さんやゲーム音楽好きの知人の皆とも力を合わせて、
道を探っていきたいですね。
ゲーム音楽カフェについても、なかなかすぐに具体化ってわけにはいかなそうですが
ちょっと色々模索してみようと思っています。
もしかしたら今現在、同様の店が他にあるかもしれないので。その調査も含めて。
(※注1)
調べてみたら、有線には「ゲームミュージックチャンネル」というのも一応あるみたいですね。
でもこれはシャッフル放送なんだそうで・・・
これだと、好きな曲を自由に流せないという制約がありますね;
(※注2)
日本ファルコムの作品は「音楽フリー宣言」をしているので、自由に音楽を使用できます。
でもさすがに、ファルコムの曲だけでゲーム音楽カフェが成立するかは
ちょっと難しそうかな、と。;
僕にはちょっと前から頭の片隅で考えていることがあります。
それは『ゲーム音楽カフェ』の経営です。
カフェには、数百枚のゲームサントラが常時置かれていて、
お客さんのリクエストに応じて流す。
週末には、プロ・アマチュア問わずさまざまな奏者さんが来店して、
店の片隅でちょっとしたゲーム音楽ライブを行う。
世のゲーム音楽好きの人々が集い、みんなで楽しめるカフェ!
素敵だと思いませんか。
そんな店があったら、僕は毎週行きたいです。w
・・・まぁこれは、まだ具体性も何もない、妄想レベルの話です。
実現するには資金、物件探しなどいろいろ課題もありますし。
というか、オープンしたとして、実際どのくらいのお客さんが来てくれるのか?
安定して経営していけるのか? って心配もありますからね。
■勝手に音楽を流してはいけない―――――――――――――
課題の中でも、一番大きいのは「著作権」についてです。
僕は今、手元に300枚以上ゲームサントラを持っているので、
それをCDプレーヤーを使ってカフェで流すことは可能です。
しかし、勝手にそれをすると著作権違反になります。
カフェやレストラン、コンビニなど、一般のお客さんが利用する施設で
CDなどの録音物や有線放送をBGMとして流す場合には、著作権法上の
「演奏権」などにもとづいて、権利者に対しての手続きが必要になります。
普通のカフェでは、よく有線放送で音楽を流していたりしますが、(※注1)
これは、有線と契約し、有線を通して日本音楽著作権協会(以下、JASRACと表記)に
お金を支払っている形になります。
JASRACの管理楽曲を使う場合には、JASRACに直接手続きをする、という感じですね。
音楽は、自分だけで聴いて楽しむのなら、何も問題はありません。
でも、メーカーの著作物であるサントラ(音楽)を、
勝手にお店で不特定多数のお客さんに聞かせてはいけないのです。
仮にそのルールを無視し、こそこそとカフェを営業していたとしても、
いずれ噂は広まり、クレームが来て、最悪廃業に追い込まれてしまうでしょう。
なので、カフェを経営するには、権利面においてクリーンな状態で行う必要があります。
■ゲーム音楽を使用するための申請―――――――――――――
ゲーム音楽にはJASRAC登録されている曲もけっこうあるので、
それについてはJASRACに使用料を払いさえすれば問題ない(はず)ですが、
ここで問題になるのが「JASRACに登録されていないゲーム音楽」です。
ゲーム音楽は、基本的にゲームメーカーか、あるいは各作曲家さんの著作物です。
でもゲームの音楽って、ゲームの中で流すために作られているものなので、
JASRAC登録されていないゲーム音楽もかなりあるようなんですね。
そういう曲は、その曲を作ったゲームメーカーあるいは作曲家さんに、
使用許諾を得るための問合せを逐一行う必要があるのかなと。
・・・これはけっこう手間がかかりそうです。
少し話はそれますが、アマチュア楽団がゲーム音楽を演奏する時の対応も同様です。
ゲーム音楽を演奏するには、ゲームメーカーあるいは作曲家、またはJASRACへ申請し、
演奏許諾を得る必要があります。
ゲームメーカーによっては、楽曲使用料を支払わなければなりません。
例外的に、自由な演奏を認めているゲームメーカーもありますが。(※注2)
ひとつの演奏会で複数のゲームメーカーのゲーム音楽を演奏する場合、
楽曲によって、どのように許諾申請するのかはかなりまちまちなようですね;
■ゲーム音楽文化の今後の発展に向けて―――――――――――――
いかにして、「もっと気軽に」「わかりやすく」ゲーム音楽を取り扱え、楽しめるか。
これが今、ゲーム音楽が今後もっと一般的に親しまれる存在になれるかどうかの
キーポイントなのかなと僕は思っています。
ゲーム音楽を、カフェなどのお店で流すにしても、演奏を行うにしても・・・。
ゲーム音楽もすべてJASRACに登録すべきなのか?も含め、
適切なゲーム音楽の著作権管理方法はどうあるべきなのか。
今後2083さんやゲーム音楽好きの知人の皆とも力を合わせて、
道を探っていきたいですね。
ゲーム音楽カフェについても、なかなかすぐに具体化ってわけにはいかなそうですが
ちょっと色々模索してみようと思っています。
もしかしたら今現在、同様の店が他にあるかもしれないので。その調査も含めて。
(※注1)
調べてみたら、有線には「ゲームミュージックチャンネル」というのも一応あるみたいですね。
でもこれはシャッフル放送なんだそうで・・・
これだと、好きな曲を自由に流せないという制約がありますね;
(※注2)
日本ファルコムの作品は「音楽フリー宣言」をしているので、自由に音楽を使用できます。
でもさすがに、ファルコムの曲だけでゲーム音楽カフェが成立するかは
ちょっと難しそうかな、と。;
自分もこういうのあったらいいなと思ってました。
権利関係の問題は、いずれ解決されていく方向で進むと思います。
こういうところに2083㈱の仕事があると思うし。
いろんな街にこういうのができるといいなぁ。
単にカフェだけじゃなくて、ゲーム音楽が流れているヒーリングサロンとか、癒しの空間を演出する役割なんかも期待できそう。
最近知人の影響もあり、好きなゲーム音楽をDJで流すというのを
やりたいと思うことがあります。
しかし当然立ちはだかるのが著作権などの諸権利の問題です。
こういった点を2083などを通じて解決・緩和などして
よりゲーム音楽が普及するような雰囲気を作りたいと。
少しずついい方向に向かうよう頑張っていきたいですね。
ただ、現実問題として権利関係はついてくるものでして・・・orz
ぼんやりとですが自分はそこに演奏が出来るようなところも提供できればと常々、妄想しております。
やりたいなぁ・・・(*´Д`)
音楽から離れて俯瞰するとゲームバーなどもありますが、ヘレンさんもご存知の通り、常に未解決の問題がくすぶっていますね……
個人的には「できない」のではなくて、「誰もがハッピーになれるベストな方法が『まだ見つかっていない』だけ」だと思います。
つまりゲーム音楽カフェの経営方法を「発明(発見?)」できれば、実現できると思うのです。(言うなれば「ビジネスモデルの発明」)
老若男女が楽しめるゲーム音楽カフェ……
ゲーム音楽文化を発展させていく、情報集積と発信の基地……
ヘレンさんがオーナーのその店がオープンしたら、毎日パーティをしたいですね!
なんかいい方法があるといいですよね。
利益に対して支払うような長期的な契約とか? 何しろ手探りになるのでしょうけども…。
でも、普通のカフェで有線じゃなくて お客さんの持ち込みリクエストでCDかけてるお店がある気がします(笑) 隠れ家カフェみたいなお店だと常連さんがCD持ち込むなんてのもけっこうあるみたいなかんじがします。参考にはなりませんが…(^_^;;)
有線のゲーム音楽番組は、自由に選曲は出来ないけど、次がなんの曲かネットで出ているんですね。これを利用して工夫すれば、そこそこの楽しみ方もある気もしますが…。
ともかく、ファルコムさんのCDだけはリクエストでかけられる、と(笑) ファルコムカフェですね(笑) それはそれで聖地になる気も!
それにしても仙台あたりの小規模のカフェを見ていて思うことは、たぶん採算は度外視してるんじゃないかなあと…いうことです。元々資力があって趣味でやるレベルじゃないとかなり難しそうです…。利益を出そうとすると、メニューがかなり高額になりそうです(^_^;)
あるいはカフェバーとして営業は夜を中心にお酒をお出しするとかでしょうか。または何らかの小売店と併設するとか(たとえばゲーム音楽CDの販売を行うとか)。
そうでなければスタバのようにひっきりなしにお客が来て満席じゃないと合わないんでしょうね。。。すると立地の問題が出てきて、地代が超高くなって圧迫されるし。
ヘレンさん、猛烈に貯金するしか!!
小売店のPOSの様に月間のプレイリストを保存、それに基づいて権利料決済など出来るシステムがあれば管理上は良いなあと思いました。(妄想ですが)
また、資力とそれに関する教育に関しては2083の大黒柱を目指しておりますので、また意見交換できればと思います。
もし近場にゲーム音楽カフェなんてものがあったら日常的に出入りする自信がありますし
演奏スペースを併設というアイディアも本当に素晴らしいと思います。
入り浸りそうで怖いですが…w
また、自分もゲーム音楽の著作権について、とても興味があります。
言うまでもなくゲーム音楽にはもはや他のジャンルにひけを取らない奥深さがあります。
しかし演奏での楽曲の使用という面で考えた時、プレイヤー・オーディエンス双方の需要があることは
明らかなのに、権利関係の問題が整理されていないというのは
結果としてゲーム音楽が広く一般的に浸透する流れを妨げているように思えてなりません。
それにそのあたりがクリアになれば、作曲家さんなど著作権所有者に対しても
より正当なペイが行き渡るし、結果としてゲーム音楽の社会的地位(?)も
グッと上がってくるのではないか、と素人ながら考えています。
個人的には、コンサート等で演奏をしたいなぁと考えた際
申請をどこにしたらいいのかすら不明で、結局いつも
とりあげることなく終わってしまうのが残念でなりません…;;
ものによってはクラシカルな曲に全く見劣りしない曲も多くあるので、
ゲーム好きでない方にもきっと「イイ!」と思ってもらえるはずなのに…もったいないことをした、と常々思います。
すみません、長くなってしまいましたが、この辺で失礼いたします。
ゲーム音楽カフェの実現、楽しみにしております…!w
>自分もこういうのあったらいいなと思ってました。
おお!ヴァイオリン弾きさんもですか!
>権利関係の問題は、いずれ解決されていく方向で進むと思います。
>こういうところに2083㈱の仕事があると思うし。
そうですね。
今後僕も2083に協力していきたいと思っています。
>単にカフェだけじゃなくて、ゲーム音楽が流れているヒーリングサロンとか、
>癒しの空間を演出する役割なんかも期待できそう。
ゲーム音楽は癒される曲もいっぱいありますからね。
街の様々なところでゲーム音楽が流れるようになったらいいですね。
>最近知人の影響もあり、好きなゲーム音楽をDJで流すというのを
>やりたいと思うことがあります。
DJ! いいですねー。
くろのさんのDJ・・・見たいw
>しかし当然立ちはだかるのが著作権などの諸権利の問題です。
>こういった点を2083などを通じて解決・緩和などして
>よりゲーム音楽が普及するような雰囲気を作りたいと。
>少しずついい方向に向かうよう頑張っていきたいですね。
まったく同じ思いです。
共に頑張っていきたいですね!
>そういうの興味あるんですよねw>ゲーム音楽カフェ
おお、N直さんもですか!
>ただ、現実問題として権利関係はついてくるものでして・・・orz
>ぼんやりとですが自分はそこに演奏が出来るようなところも
>提供できればと常々、妄想しております。
ですよねー;
曲を流すのも演奏するのも、不特定多数の人に音楽を聴かせるという意味では
共通してくるところなので、なんとか権利面の解決策を見つけたいところです。
>やりたいなぁ・・・(*´Д`)
やりたいですねー。
機会あればこの話を酒の肴にして呑みたいですw