わくわくぽん!

私とまあくんの毎日を大放出中です。只今、登校拒否日記大公開中♪・・・なんて明るく言っている場合じゃないかも^^;

障害者の子をもつ母の闘い

2004年09月10日 20時16分53秒 | 雑文
仕事柄、毎日のように、障害者の子供を持つ母親と接している。

私の次男は、障害を持って生まれてきたが、残念ながら生後1ヶ月ちょっとでこの世を去った。
だから、障害者を育てる事の大変さや、一緒に生きていく事の困難さは、実際には分からない。

今は色んな面で、少しずつ法的にも整備されつつあるが、ココまで来るには相当の苦労があったと思う。

週3回、施設に入っている息子の入浴を介助するために、1時間以上かけて車でやってくるお母さんは、いつもハツラツとしている。
年齢は、かなりのもので、孫もいらっしゃる。

そのお母さんは、幼かった我が子を連れて、長年行政と闘い続けてきた。
障害を持って生まれてきた子供たちの今の生活や、将来の生活を少しでも良くするために、頑張ってこられた。
障害を持っている子供たちが、どんな生活をしているのか。
それを支えている親がどんなことをしているのか。
知って欲しい。わかって欲しい。
見て欲しい。体験して欲しい。
触れて欲しい。
そんな思いで頑張ってきたそうです。

その頃を振り返って、大変だったけど、仲間がいて本当に楽しかった。
と、しみじみ言われる。

いろんな法的な保護を受けることは、当然といえば当然だけど、ふんぞりかえって当たり前と思わないで欲しい。と、そのお母さんは次世代の障害児をもつ母親に言いたいそうです。

だんだん整備されつつあるけれど、まだまだ発展途上。
これからも、親たちが頑張らないといけない。
・・・と、そのお母さんは声を大きくして言っておられました。

これからも、お母さん達の闘いは続きます。

私は、そんなお母さん達にいろんなことを教わってます。
こういう環境で仕事が出来る事を本当に嬉しく思います。

これから闘い続けるお母さん達にエールを送りたいです。