響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

金子鉄心さんに導かれて、ふいごまつり。

2009-01-10 | ブラスと笛
ところが、鞴というとやはり日本人には昔の鍛冶などの仕事の道具としてのふいごである。実際に使っているところを見たことがあるなどという人はかなり稀少だとは思うけれども、火にフッと吹いてフレッシュな空気を送ってやれば火の勢いが強まることぐらいは、アウトドアで燻製なんかやったことのある方にもおなじみというわけである。

この昔ながらの「鞴」ならば、岐阜市とかですね、ググるといろんな民俗資料館とか郷土資料館のようなところに展示されているらしい。

金子鉄心さんによれば、大阪の谷町九丁目にある生國魂神社の境内の一角に鞴神社というものがあるそうだ。

生國魂神社

[mixiのみ] てしんさんの日記 2007/11/8

生國魂(いくくにたま)神社、通称いくたまさんは谷町九丁目にある、『延喜式』にも記された由緒ある神社。その境内の一角に鞴神社はひっそり鎮座している。

本日は鞴祭の例祭、刀剣鍛練神事が執り行なわれるため、普段は閑静なこの社も、にわかに活気づく。


へえ、と思ってググると、この鞴祭り、おそらくここが最も由緒ありそうだが、地方でもやっていないこともないようだ。日本の鞴は木製の箱である。これがやはり木製のレバーを引くことによっても押すことによっても空気を送ることができるという。ツールとしてかなり高度であると同時に、いかに道具が優れていても火を扱うほうの人が熟達していなければ火は熾らない。

てしんさんの日記はつづく──

鞴使いとして、これからもいい『風』を送り続けたいと願う。

[CD・鞴座『ふいごまつり』記念──金子鉄心さん特集]
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