響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

モーダルを追いかけて、ゴスペルを越えて。

2009-11-06 | ジャズ


クラシックイタチこと私は、音楽理論のことは詳しくない上に、ブラックミュージックときたら、ニューヨークへ行くまでまったくその存在すら認識していなかったほどなので、ま、およそお手上げというのが現状であります。そこで頼れる先生は、クリヤ・マコト氏である。

クリヤ・マコトOfficial Website
http://members.jcom.home.ne.jp/tothemax/


クリヤ氏はアメリカの大学に通い、かたわらライブ演奏するようになり、しこうしてミュージシャンへの道を歩まれるのであるが、そのアメリカで、なんと言語学を専攻していたのである。この言語学というのは、アメリカであればまず数理的方法のものと考えてよい。アメリカは言語哲学も盛んだが、これは「われおもうゆえに……」というような具合でなく、コンピュータサイエンスの人とかと渡り合わなければならない業種(!)ならしい。

というわけで、どこへつながるかというと、「modal」である。これを名詞化した「modality」は文法用語でもあって、まさに叙述(wikiによれば「陳述」)にかかわる。クラシックイタチふうエイヤで言うと、話し手の聞き手に対する態度表明をにじませる、というのがその役割である(エイヤすぎです)。で、いくらでもバリエーションはあって、その意味は、状況にも依存する。クラシックイタチが思いつくのはたとえば──

であるかもしれない。
とも思う。
とでも言おうか。
にも受け取れる。

みたいなこと。話しぶり、伝え方のエッセンス。……その用法、技法。

これで当初疑問であった「modality」のほうは、それなりにかたがつきそうなのだけれども、modal jazzのほうはさっぱり。また機会を改めて挑戦したいかと思います。。


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