響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

なぜ私は7度(シ)の三和音がへんだと思うのか? 2

2010-05-15 | ピアノ
そこではたときづいたのだが、私は例によって、属音(5音・ソ、ハ長調で言えばト)のところですっかり「解消」した気になってしまうから、に違いないのである。

ドレミファソ、ときたところで、2つ、長三度+完全五度の和音が現れる。

うーん、めんどいこと書いてすみませんねえ。つまり三和音の低い音から二つ目の音までに黒鍵が2つ、2つめから3つめの音までに黒鍵が1つ入るでしょ? これが長三度+完全五度。

思い出そう!
長三度+完全五度の三和音は、主音、下属音、属音の時だけ!
だったじゃないですか。

3つめの長三度+完全五度(属音のところ)が現れたところで、私は属音を主音と思い込む。
属音(ト)が主音だとすると、これはト長調で、すると変音記号はファの♯であります。

最初はハ長調の ドレミファソ ここでソ・シ・レの和音 ここからト長調で レミファ#ソ

こういうふうに思っちゃうのだ。

なぞが解けてみると、確かにほかの音階でも、同じようになっていることがわかる。しつこく言うと、同じようにシの和音を私は少々へんだと思うのであります。へんだと思えば、いくらでもヘンに響く。そこのところを解消しないと、ぜったい弾けまい、とこれは昔から思っていたので、これを機会にいろいろと解消してみようと思う次第であります。

逆にいえば、音階というのは、このように元々くるくると転調してくださいとばかりにできているものなのではないか? とも思うのでありますが。

実用和声学―旋律に美しい和音をつけるために
中田 喜直
音楽之友社

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良書というものは、ためらわず買うべきであります。
というわけで、私は買いました。


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1 コメント

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Unknown (太陽)
2010-05-15 15:16:14
久し振りにお昼の散歩によって見ました。
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