安倍総理大臣の地元に招いての日ロ首脳会談は、プーチン大統領の「遅刻」という波乱の幕開けとなりました。プーチン大統領をひと目見ようと集まった人々も思い掛けない「待ちぼうけ」となりました。山口宇部空港から1時間かかって大谷山荘に向かうということです。
(Q.プーチン大統領が2時間半遅れての到着になりましたが、何か思惑がある?)
ロシア大統領府関係者は「入念に準備をしたために遅刻した」と釈明をしていますが、プーチン大統領は常々、「自分は一番最後に来る人間だ」と発言しているように、相手を待たせる立場にあるということを示して交渉を優位に進めようという意図も透けて見えます。
今回の会談に合わせてプーチン大統領は、主要な経済閣僚のほか、ロシア石油最大手「ロスネフチ」のセチン社長など、自身に近い経済界のトップも同行させ、官民双方の経済協力で成果を挙げたい考えです。
ロシア側がここまで経済協力を前面に打ち出している背景には、いったん北方領土を引き渡してしまえば、日本が経済協力をやめてしまうのではないかという不安感があります。
そのため、プーチン大統領としては、経済協力が後戻りできないほど進展してから初めて領土問題についての協議に応じるという姿勢で、先に領土問題を解決してから、その後に経済協力について議論をしたいという日本側とは非常に折り合うのが難しいというのが現実です。(ANN抜粋)3時間遅れて゛到着したプーチンの失礼にも程がある。
相手の心を読み込んでの行動に従わなければならぬ日本。日本の約束を確実なものにするための行動だとすれば、何度、煮え湯を飲まして来たか反省もしない、これが大国のする事かとしない事に腹が立つ。
以降の折衝に、こんな考えの幼稚なロシアに日本はどういう対応で対処するか、今度は日本の、したたかな対応の仕方を見せ懸案事項の成功交渉をするよう期待したい・・・
終戦宣告後の侵攻された島々である事を日本人は忘れまい!
12/16日 東京
声明は、共同経済活動の調整や実施が「平和条約問題に関する日露の立場を害するものではない」と明記。両首脳は「共同経済活動に関する協議を開始することが、平和条約締結に向けた重要な一歩になり得るとの相互理解に達した」と表明し、漁業、海面養殖、観光、医療、環境などの分野を挙げて、両政府の関係省庁に協議を開始するよう指示した。
両首脳はまた、元島民が査証(ビザ)なしで北方領土に渡航できる「自由往来」の拡充に関するプレス向け声明も発表。「人道上の理由に立脚し、一時的な通過点の設置と現行手続きのさらなる簡素化を含む案を迅速に検討するよう指示した」と説明した。

何処まで進むか夢のような会談状況に、4島返還は又宙に浮いてしまった。しかし両国の状況から、こんなサプライズから入らなければ領有権問題は簡単に進め、進めなければ露国民の感情もあり解決できないという両首脳の苦悩も理解できる。
本当に、これからの成果の状況が国民感情を領土返還に導く一歩だと言う安倍首相の難しい問題の解決方法を受け入れさせる方法しかなかったの様だ・・・・
半面、山のものとも海のものとも分からないバクチである日本を、笑顔で受け入れ信用して帰国したプーチン大統領を信用する以外領土問題を解決手段しか無いような難題だと言う事をる・・
これからが本当の交渉の入り口で、出口は不確定で未だ未だ先になる事は確かと言うのが結論のようだ・・何も早期の成果はなかった安倍山荘!?
元領土国民のビザなし渡航の即決は元領土国民の一筋の喜びだった・・・