来年の干支(えと)「酉(とり)」にちなみ、稲わらでできた巨大なヒヨコ2羽が23日、兵庫県市川町上瀬加の十柱(とはしら)神社に奉納された。地元の上瀬加老人会有志の力作で、つぶらな瞳の愛らしい表情が、通り掛かった住民らの目を楽しませている。
初詣にやってくる参拝客に楽しんでもらおうと、同老人会が毎年、鳥居前に飾っている。今年で7年目を迎える。
ヒヨコは高さ約2・5メートル。同会の野中峻さん(73)が写真などを参考にデザインを考案した。かわいらしさを表現するため、ニワトリではなくあえてヒヨコを選んだ。
9月から制作に着手。ベニヤ板と竹でヒヨコの骨組みを作った後、地元で収穫した古代米の稲わらで体を覆った。
この日の設置作業にはメンバー13人が参加。かえったばかりのヒヨコという設定で、稲わら製の卵を配するこだわりよう。周囲をナンテンや葉ボタンで華やかに飾り付けた。拝殿にはしめ縄も奉納した [神戸新聞抜粋]
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