芳野星司 はじめはgoo!

童謡・唱歌や文学・歴史等の知られざる物語や逸話を写真付でエッセイ風に表現。

竹越璵三郎の「人民讀本」

2016年03月21日 | 言葉
                                                 

「元来国家の目的は、個人を生存進歩せしむるにありて、決して之を圧伏抑制せんとするにはあらず」…
「故に国家の政治にして、此の目的に外るゝことあらば、是れ国家の過失なるが故に、愛国心あるものは、起って国家の過失を鳴らして、之を匡正せざるべからず。此の時に方(あた)りては、国家の過失を鳴らすことは、即ち愛国の所業なりとす」

        「『憲法改正』の真実」 樋口陽一 小林節 (集英社新書)