ウサギとカメ

貧乏田舎暮らしをしつつ、何とか普通の水準の生活を目指しております。

銀杏について

2017-03-05 01:35:07 | 日常

秋、銀杏拾いをしてみました。

なんとなく恥ずかしいのでこそこそと。。

そして家に帰り、最初は手袋をつけて実をとり種だけにしていましたが、

段々と面倒になり、手袋を外し、素手でやっていました。

臭いはしますがまぁ耐えられないほどでもなく、

手も少しべたつく感じはありますが、特に痛みもなく作業は終わりました。

2日後…

なんだか手の皮が乾く感じがします。。

バスケを少ししたらボロボロになったので、

バスケットボールにかぶれたのかしら・・?

と思いました。

3日後…

手の皮が本当に一回全部むけました。

やっぱりおかしいと思い調べてみると、

銀杏の果実に含まれるギンゴール酸にやられた、という事がわかりました。

ギンゴール酸については後ほど。

 

ここから学んだのは銀杏に触れる時は気をつける。

皮は触っても比較的平気ですが、果実に触れるとだめだったので、

恐らく果汁的なものに触らないようにし、もし触ったら手を洗うべきなのでしょう。

ただし、私は手を洗ってもやられたので、気をつけてください。

 

加えて銀杏にはメチルピリドキシンと呼ばれる成分があります。(以下日本中毒情報センターを参照)

これはアミノ酸代謝をしようとする時に、ビタミンB6をうまく使えないようにしていまいます。

特に脳内の抑制性の神経伝達物質であるGABAの生成を邪魔するため、痙攣がおきます。

経口中毒量は

小児では7〜150個

成人では40〜300個

特にお子様が誤って食べないように気をつけましょう。

摂食後は1〜12時間後に発症し、90時間以内に回復します。(半数以上は24時間以内に回復)

※死亡例もあるようなので気をつけてください。

 

以上です。触れるのも食べるのも、いたずらには使わない方が良いですね。

ハード過ぎていたずらの範疇を超えそうです。

 

参考サイトです。

http://www.j-poison-ic.or.jp/ippan/M70067_0100_2.pdf


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