秋、銀杏拾いをしてみました。
なんとなく恥ずかしいのでこそこそと。。
そして家に帰り、最初は手袋をつけて実をとり種だけにしていましたが、
段々と面倒になり、手袋を外し、素手でやっていました。
臭いはしますがまぁ耐えられないほどでもなく、
手も少しべたつく感じはありますが、特に痛みもなく作業は終わりました。
2日後…
なんだか手の皮が乾く感じがします。。
バスケを少ししたらボロボロになったので、
バスケットボールにかぶれたのかしら・・?
と思いました。
3日後…
手の皮が本当に一回全部むけました。
やっぱりおかしいと思い調べてみると、
銀杏の果実に含まれるギンゴール酸にやられた、という事がわかりました。
ギンゴール酸については後ほど。
ここから学んだのは銀杏に触れる時は気をつける。
皮は触っても比較的平気ですが、果実に触れるとだめだったので、
恐らく果汁的なものに触らないようにし、もし触ったら手を洗うべきなのでしょう。
ただし、私は手を洗ってもやられたので、気をつけてください。
加えて銀杏にはメチルピリドキシンと呼ばれる成分があります。(以下日本中毒情報センターを参照)
これはアミノ酸代謝をしようとする時に、ビタミンB6をうまく使えないようにしていまいます。
特に脳内の抑制性の神経伝達物質であるGABAの生成を邪魔するため、痙攣がおきます。
経口中毒量は
小児では7〜150個
成人では40〜300個
特にお子様が誤って食べないように気をつけましょう。
摂食後は1〜12時間後に発症し、90時間以内に回復します。(半数以上は24時間以内に回復)
※死亡例もあるようなので気をつけてください。
以上です。触れるのも食べるのも、いたずらには使わない方が良いですね。
ハード過ぎていたずらの範疇を超えそうです。
参考サイトです。
http://www.j-poison-ic.or.jp/ippan/M70067_0100_2.pdf
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