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三日坊主ブログ

電子書籍リーダーの用途

2010年03月19日 | ねこ
書籍のデジタル化というのがホットな話題だ。

出版社、書店、古書店はかなりに危機感をつのらせている。
アメリカではかなり普及している電子書籍だが、日本ではどうか。

日本では電子書籍というか携帯コンテンツとしてかなり普及している。
電子書籍もパソコンで読むダウンロード販売サイトも結構ある。

しかし、新刊が紙の媒体と電子媒体で同時発売されることはあまりないようだ。
日本の出版社は最近になって電子書籍のフォーマットを策定するための協議会を立ち上げた。
キンドルのフォーマットやイーパブなどすでに有力なフォーマットが出回り始めているのに日本だけガラパゴス化に向かおうというのだろうか。

電子書籍とはなんぞやと考える一読者としては日本の版元はまどろっこしい。

アップルのアイチューンのような本のポータルができたら、その便利さに後戻りができなくなるかもしれないな。コンパクトディスクが衰退したように。

で、新刊が電子書籍で出回るのがあまり期待できないうちに、アップルのアイパッドとうのが販売される。アイフォンの巨大なものか。
電子書籍リーダはどうなるか。流通が追いつかなくとも私はアイパッドがほしいな。

電子リーダーの役割には、在来の蔵書の整理ということもあるのではないか。
ただ、スキャンするのに本を断裁するのはしのびない。

しかし本はたまっていく。漫画がたまってきたので処分しようかと思うのだがなかなか捨てられない。
いつか読み返すのではないかと思ってしまう。しかし空間が年々圧迫されていく。
処分するなら断裁するのも同じことかと割り切るか。

そこで「めぞん一刻」から処分することにした。
スキャニングしてPDFにして保存。本は処分する。古くなり黄色く変色しているので売るにも売れない。

手始めに二冊ほどスキャン。面倒だな。できたPDFをパソコンのモニターで読む。まあ、読めるか。しかし持ち運びができない。

試しにアイフォンに無線ランで転送。これもまあ読める。しかし老眼でつらいものがある。これより大きいアイパッドだったらどんなに快適か。

電子書籍で新刊の流通がままならなくとも、音楽におけるアイポッドのように蔵書をデジタル化するという目的で、電子書籍リーダーはほしいな。



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