1キロ超過

（注）今回はことのほか内容に信頼性がありません……。誰か助けて……。

ダイエットはそろそろ終了。健康状態も良く、酒も飲みつつ体重の減量は続いている。

さて低落傾向といえば、アメリカの株安や為替市場の円高傾向により日経平均株価は8日続落している。うわ、俺に似つかわしくない内容だ。
こんな時機には株式投資というか金融商品一般に手を出すのはとても危険なことではないか。

この間から、オーマイ連載の絶対おすすめ株などをバーチャルで30銘柄登録し、1000万ほど投資した。バーチャルだけど。
損切りもせずほったらかしで60万ほど含み益が出ていたのだが、先週末より下落傾向が続き、今日現在では100万ほどの含み損がでている。

11月は決済の件もあるのか、外国のヘッジファンド等の機関投資家達が、その資本にものを言わせ市場を蹂躙しているといわれている。
例えばオーマイ株連載の天海氏が短期でお勧めしていた「武富士」だがこれは株価が下がる要素のない銘柄でした。さらにゴールドマン・サックスという証券会社が格付けを「強い買い推奨」に昇格させた。
しかしゴールドマン・サックスはその時点で大量の武富士の貸株を保有していたのだ。そして上昇していた株価は11月10日に暴落。アメリカの株安もありましたが武富士の株は内需のものなので、あまり影響はないはずなのですが……。
武富士の株価をつり上げてから、自ら格付けした武富士を売りあびせ、空売りにより多額のお金を市場から抜いたのではないかと点と点をつないでみることもできます（2ちゃんねるの株板参照）。なんだか阿修羅掲示板みたいだな。

財務が優秀であるり、割安感のある銘柄をえらび、長期投資をするのが王道だという。しかしこんな時に王道の投資をしていたらあっという間にお金を溶かしていきますね。自分の保有する株価が刻々と下落していったら狼狽して売ってしまう。株の教科書などにも損切りが基本と書かれていますしね。
しかしこういったアメリカ市場の下落から連想された市場の冷え込みに乗じた、機関投資家がしかけた大がかりな空売りなどによる下落はその企業の財務状態にはあまり関係ないので、通常の損切りとは違うような気がします。

王道の株式投資が難しい状態のこの時期に、証券会社の広告塔として「絶対お勧め」優良ですよと銘柄を勧めるのは「これを食べると癌は治る」「霊をはらえば運が向いてくる」式商法に近いような気もする。難しい時機でなくとも素人に株をすすめるのはどうでしょうか。その気になって株を買って成功する人というのはどのくらいいるものなのかな。

このところ美人の株式評論家などが、資産運用で株やFX商品などを雑誌やテレビなどで盛んに勧めている。FXで大金を稼いだ主婦なども登場する。なんだか簡単にできそうな気がしてくる。しかし稼げるのは、勉強をしっかりした、さらに運のいい一握りの人であることをもっと報道すべきではないか。2ちゃんねるの至言に「ダイエット本を読んだからといって成功するのは一握りの人間だ」というのがあった。関係ないか……。ダイエットは着実にやれば成功するが、株式投資などは努力では通じないものがありますからね。

オーマイには、「他人が持ってくるうまい話というものはない」ものと警鐘をならす側になってほしいものだ。