西宮、苦楽園にあるお茶とお菓子のカフェ【 茶家 】。
店主、桑野さんの心の中には、どんな時も忘れられない、
優しい風景があるのだという。
おばあちゃんと一緒に過ごした、優しい日々。
毎日、おばあちゃんが淹れてくれた、佐賀のお茶。
小さい頃からずっと、当たり前のように味わってきた
日本茶、お菓子。ゆっくりと流れる、あたたかい時間。
「楽しいときも嬉しいときも、辛いときも苦しいときも、いつも
自然な自分で居られるように、私はお茶を飲むんです。」
そうやって、この場所を訪れた人々みんなに、ゆったりと
時間を過ごしてもらいたい。
幼き日々の、あの優しい想い出のように。
それこそが、桑野さんが思い描く、一番の願いなのだという。
ここは西宮、苦楽園。川のほとりの【 茶家 】というお店。
味わい深い古い家屋が印象的な、まさに癒しの空間なのだ。
そう、元々は日本の古い一軒家。
初めてこの場所と出会ったときに、「ビビッ」と心に衝撃が
走ったのだという。
「What a cute house!(何て可愛いお家なんだ!) 」と。
この家に出逢った瞬間から、どうしてもこの場所でお店を
開きたかったのだと。
川のほとりにある、日本家屋の一軒家。
おじいさん、おばあさんの散歩道。
陽光が差し込む、明るい店内。
お茶の香り、たい焼きの香ばしい甘い匂い。
ギシギシと揺らぐ店内、お客さんの笑顔。
訪れた誰もがほっこりできて、自分の時間をゆるやかに
楽しむ場所。今では、桑野さん自身が不思議に思うぐらい、
心のイメージ通りのお店になったのだという。
スッキリしているけれど、誰もがゆったりとくつろげる空間。
「だからこそ」、桑野さん自身もあせらない。
注文を受けてから、点てるお茶。
あずきにこだわった、たい焼きを始めとするお菓子メニュー。
せかせかとした世の中で、この場所だけは時間が止まった
ような、非日常な空間を心掛けているのだという。
「私にとって、お茶は生活の一部なんです。」
日本各地のお茶屋さんから、直接仕入れているという茶葉
を使った、本格派のお茶、紅茶メニュー、たい焼き。
でも、お茶を飲むことは、決して特別なことではないのだ。
美味しいお茶を飲んで、お菓子を食べて、ホッと心を安らげる。
「そうやって、お客さんにとって、お茶が幸せな生活の一部
になってもらえたらいいなぁ。」
桑野さんはそう言って、ニッコリと微笑む。
優しい空気に満ちあふれた、可愛いカフェなのだ。
ケルビーノ
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「 茶家(ちゃいえ) 」 ホームページ
http://cha-ie.com/
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