体調が良くないにも関わらず、最後まで全英オープンを見てしまい、
コメカミズキズキ状態に陥ってしまった。
もともとゴルフにはまるで興味も無かったのだが、去年初めてから好きになり、
とはいえ、熱心に大会を見るほどでもなく、実際、身を入れて観たのは今回が初めて。
当然タイガー目当てで観ていたものの、早々と優勝戦線から脱落してしまったので、漠然と優勝争いを見ていたのだが、コレが大激戦で非常にオモロイ。
首位を走っていたのがスペインのセルヒオ・ガルシアという選手。
なんとなく逆転劇がみたかったので、追い上げてくる選手を応援していたらアルゼンチンのロメオという無名選手が浮上してきた。
解説の青木功など
「ええ、こんなのが優勝しちゃうの？」
などと地上波にあるまじき失礼な発言をしていたが、確かに下品な顔をしている。
顔はともかく、そのロメオが17番で痛恨のダブルボギーを叩いてしまい脱落。
替わりにサワヤカな感じのアイルランド人・ハリントンという選手が浮上。
ガルシアとの一騎打ちという様相を呈してきた。
で、首位にいたというだけで応援していなかったガルシアだが、
パットを微妙に外しまくり、
マーク・コールマンやニコラス・ケイジを彷彿とさせる情けなさげな表情に哀愁が漂い始めると、
なんとなく同情したくなり、終盤はガルシアを応援することに。
激戦が続くワケなのだが、体調が良くない上に2時を過ぎると強烈な睡魔に襲われてきた。
何度も眠りそうになりながらも、耐えしのぐオレ。
そして運命の18番ホール。
このパットが入ればガルシアの優勝決定＝オレ眠れる。
距離は微妙だ。
オレだったら絶対入らんぞと。
その優勝決定のパットを放つガルシア。
絶妙なタッチのボールがカップに向かっていく。
うまい。
はいったぁ！
ところが、だ。
ボールは微妙にズレ、無情にもカップをクルリとなめてしまった。
ぎょえええええ！
ガックリと肩を落とすガルシアとオレ。
ね、眠れないぞ～～。
かくしてゲームはプレーオフへ。
これが4ホールのトータルで勝敗を決めるという方式。
つまりあと1時間近くかかるワケである。
しかしながらここまできて、結果をみずして寝るワケにもいかない。
はぁ～～。
半分寝ながら見ていたのだが、コレがまた、最後の最後のグリーン上でドラマチックな展開が待っていた。
劣勢のガルシアが、プレーオフに持ち込めるチャンスを土壇場で手にしたのだ。
ロングパット。
オレだったら絶対はいらんぞと。
優勝への望みをかけて入魂のパットを放つガルシア。
まさにパターに魂こもってます。
ボールに魂こもってます。
ワタシなんぞは、どうせ入らないから、まあ、テキトーに打ったりしちゃうのだが、
これからはアレだ、パター命。
パターマット買ってこっと。
結局ガルシア君入魂のパットも無情な結果となり、ハリントンが優勝。
可哀相なりセルヒオ・ガルシア。
しかしながら、これ以上のプレーオフにはコチラも耐えられないのでコレはコレでホッとしたワケである。
それにしても、かなり面白いゴルフメジャー大会。
新しい楽しみが増えたといった感じである。
そして今週土曜日は毎月恒例のゴルフ大会。
早く体調を取り戻し、練習したいところ。
こんなモン書いてる暇があったら、とっとと帰らねば。。。
