チープなコインが続いている。今のUSDJPYのようだが。どうもUSDJPYは底練りなのではないかと思われる。
せめて今回は美しいコインにしたい。
ところで、先月だったか、コイン収納用のコインフリーアルバムを買った。
読者諸氏はアルバムも持っていないのか、と思われるだろう。
その通りである。ま、私のレベルなど、とっくに底は割れているのだが。
しかし買ったフリーアルバム、これはどうも使いにくい。
ビニールのページにクラウンサイズのコインがちょうど入るポケットが20づつ
ついており、コインホルダーに入れていないままでも収納ができるようになっている。
しかし、このポケットにはクラウンサイズはまだいいのだが、他の小さなコインを入れてページをめくるとポケットの中で動いて
しまい、ポケットの口から出ようとしたりする。
しかも縦にアルバムを置いておくとコインの重量でページが垂れてくる。ページをめくるのもやりずらい。
だから、クラウン程度の大きなコインを入れているが、ホルダーに入っている状態のコインはそのまま
とっておいてある。
また、小さなコインでホルダーに入っていないものはプラの小箱を買ってきて入れている。
この小さな箱に入れておくのが一番楽しい。気が向いたらすぐ取り出して手にとって遊べるからだ。安物コインはわざわざ大事にホルダーに入れる必要などない。どんどん触って眺めて楽しむのだ。
高価な銀貨はちょっと入れておこうと思うが、安いコインはむき出しで触って楽しむ。
元の持ち主が所有時に入れておいたコインホルダーのまま入手した場合はあえてそのままにしている。
ホルダーの古びた感、書き込み、ホチキスの錆、コイン屋での販売時に押された値段のスタンプなどが残ったままのホルダー入りのコインは、
それもそのコインの味だと思っている。ブログにアップする時コインが小さくホルダーから出さないと写真が小さい場合はホルダーから出して撮り、また元に戻すのだ。
近いうちにコインホルダー用のストックアルバムを買おうと思う。地元では売っているところはない。当然ネットになる。
フリーアルバムは地元の老舗文房具店で買った。これは売っているのだが、ストックアルバムはない。コインホルダーも売っていない。
ないのかと店員に聞くと、卸問屋が潰れたとのこと。
よほど需要がないのだろう。私が初めて小学生の時にコインに一時期興味を持ちコインを買ったのがこの文房具店で、
その時はガラスのショーケースにコインを並べてあり、コイン収集用グッズも置いてあった。小遣いで買える範囲でいくつか外国のコインを買ってホルダーに入れてアルバムに入れて眺めたものだ。初めて日本貨幣カタログを買ったのもその
文房具店。その後、小学生の小遣いでは買える範囲に限界があり、やめてしまった。
しかし当時その文房具店(ビルになっておりコインコーナーが上階にあった)においてもコインコーナーはそこそこのスペースを与えられ、堂々としていた。今はレジのカウンターの下に少しフリーアルバムが置いてあるだけ。事実上往時の痕跡のみである。
今現在やはり世間からするとコイン収集はすっかりマイナーな趣味のようだ。しかし、これは実はコイン好きにはメリットである。
なぜなら欲しがる人が少ないおかげで値が上がらなくて済むからである。
欲しい人が多くなれば当然金銀貨もマイナー貨も何もかも値が上がる。そうすると気軽に買えるコインが減る。珍しい物なども買えなくなる。
顕著なのが東京オリンピック1000円銀貨。バブルの頃は普通品でも10000円程度であったという。今は2000円程度で買える。
願わくばコイン収集ブームなど来てほしくないものである。もし来たらどうしよう。1銭錫貨一枚650円とかなったら…
ま、コインブームなど来ないだろう。普通に考えて。
今回はフランスの1フラン銀貨。古いほうの「種まく女性」の銀貨のもの。
結局O.Rotyの絵柄が美しいコインなので古い銀貨のほうも買ってしまった。絵柄は以前アップした新しい5フランニッケル貨と表も裏もほぼ同等の絵柄。今回の写真は額面の方を載せている。現代版ニッケル貨よりも表面のギラギラ感が少ない。品位0.835。Φ23、5g。少し小さく薄い。作られたのは1898~1920まで。私の買ったものはすこし表面が摩耗しているが状態はまずまず。年号は1915年である。
ちなみにこの種まく女性の図柄、オスカル・ロティ(Louis Oscar Roty, 1846 - 1911)の作による。ロティは当時活躍の彫刻家で新コインのデザインを依頼されこの図柄をデザイン、50サンチーム貨で1897年に発行され、さらに1フラン、2フランと続けて作られた。
そしてこの図柄はフランス人お気に入りとなり、戦後もまた再登場、ユーロになるまでコインとして使われるのである。
当然私もこの1フラン銀貨は気に入っている。また安く手に入るのである。現在完全にコインブームなどではないからだ。
せめて今回は美しいコインにしたい。
ところで、先月だったか、コイン収納用のコインフリーアルバムを買った。
読者諸氏はアルバムも持っていないのか、と思われるだろう。
その通りである。ま、私のレベルなど、とっくに底は割れているのだが。
しかし買ったフリーアルバム、これはどうも使いにくい。
ビニールのページにクラウンサイズのコインがちょうど入るポケットが20づつ
ついており、コインホルダーに入れていないままでも収納ができるようになっている。
しかし、このポケットにはクラウンサイズはまだいいのだが、他の小さなコインを入れてページをめくるとポケットの中で動いて
しまい、ポケットの口から出ようとしたりする。
しかも縦にアルバムを置いておくとコインの重量でページが垂れてくる。ページをめくるのもやりずらい。
だから、クラウン程度の大きなコインを入れているが、ホルダーに入っている状態のコインはそのまま
とっておいてある。
また、小さなコインでホルダーに入っていないものはプラの小箱を買ってきて入れている。
この小さな箱に入れておくのが一番楽しい。気が向いたらすぐ取り出して手にとって遊べるからだ。安物コインはわざわざ大事にホルダーに入れる必要などない。どんどん触って眺めて楽しむのだ。
高価な銀貨はちょっと入れておこうと思うが、安いコインはむき出しで触って楽しむ。
元の持ち主が所有時に入れておいたコインホルダーのまま入手した場合はあえてそのままにしている。
ホルダーの古びた感、書き込み、ホチキスの錆、コイン屋での販売時に押された値段のスタンプなどが残ったままのホルダー入りのコインは、
それもそのコインの味だと思っている。ブログにアップする時コインが小さくホルダーから出さないと写真が小さい場合はホルダーから出して撮り、また元に戻すのだ。
近いうちにコインホルダー用のストックアルバムを買おうと思う。地元では売っているところはない。当然ネットになる。
フリーアルバムは地元の老舗文房具店で買った。これは売っているのだが、ストックアルバムはない。コインホルダーも売っていない。
ないのかと店員に聞くと、卸問屋が潰れたとのこと。
よほど需要がないのだろう。私が初めて小学生の時にコインに一時期興味を持ちコインを買ったのがこの文房具店で、
その時はガラスのショーケースにコインを並べてあり、コイン収集用グッズも置いてあった。小遣いで買える範囲でいくつか外国のコインを買ってホルダーに入れてアルバムに入れて眺めたものだ。初めて日本貨幣カタログを買ったのもその
文房具店。その後、小学生の小遣いでは買える範囲に限界があり、やめてしまった。
しかし当時その文房具店(ビルになっておりコインコーナーが上階にあった)においてもコインコーナーはそこそこのスペースを与えられ、堂々としていた。今はレジのカウンターの下に少しフリーアルバムが置いてあるだけ。事実上往時の痕跡のみである。
今現在やはり世間からするとコイン収集はすっかりマイナーな趣味のようだ。しかし、これは実はコイン好きにはメリットである。
なぜなら欲しがる人が少ないおかげで値が上がらなくて済むからである。
欲しい人が多くなれば当然金銀貨もマイナー貨も何もかも値が上がる。そうすると気軽に買えるコインが減る。珍しい物なども買えなくなる。
顕著なのが東京オリンピック1000円銀貨。バブルの頃は普通品でも10000円程度であったという。今は2000円程度で買える。
願わくばコイン収集ブームなど来てほしくないものである。もし来たらどうしよう。1銭錫貨一枚650円とかなったら…
ま、コインブームなど来ないだろう。普通に考えて。
今回はフランスの1フラン銀貨。古いほうの「種まく女性」の銀貨のもの。
結局O.Rotyの絵柄が美しいコインなので古い銀貨のほうも買ってしまった。絵柄は以前アップした新しい5フランニッケル貨と表も裏もほぼ同等の絵柄。今回の写真は額面の方を載せている。現代版ニッケル貨よりも表面のギラギラ感が少ない。品位0.835。Φ23、5g。少し小さく薄い。作られたのは1898~1920まで。私の買ったものはすこし表面が摩耗しているが状態はまずまず。年号は1915年である。
ちなみにこの種まく女性の図柄、オスカル・ロティ(Louis Oscar Roty, 1846 - 1911)の作による。ロティは当時活躍の彫刻家で新コインのデザインを依頼されこの図柄をデザイン、50サンチーム貨で1897年に発行され、さらに1フラン、2フランと続けて作られた。
そしてこの図柄はフランス人お気に入りとなり、戦後もまた再登場、ユーロになるまでコインとして使われるのである。
当然私もこの1フラン銀貨は気に入っている。また安く手に入るのである。現在完全にコインブームなどではないからだ。