台風1号が接近する中、山梨県までやって来たのは、理由がありました。
ほら、これ。
もらっていた一泊2食付のJTB宿泊券、有効期限が迫っていたんですね。
信玄餅の工場から移動してきたのは、こちら、
華やぎの章 慶山(翌朝撮った写真)。
チェックイン開始前の到着でしたが、ちょっと待って部屋に案内されました。
古い建物でしたが、清掃が行き届いた室内。丁寧な挨拶と説明を受けたあと、
さっそく、慶山自慢の温泉にざぶ~ん(公式HPより)!
贅沢な源泉かけ流し。他に客はおらず、30分以上、温泉を独り占めにできました。
温泉から出てきて、部屋のカーテンをシャー!
富士山が見える部屋でしたが、御覧の通り。それならと景色を諦め、
ちょっとビールを飲んで横になり、地方色豊かなローカル番組を観るのも旅の楽しみです。
火照った体もクールダウンされました。夕食の時間です。個室に並べられたお料理は
お通し、前菜、サービスのワイン、富士桜ポークステーキ、ほうとう、桜海老の釜めし。 このあと、お造り、目の前で揚げてもらった天婦羅、煮物、蒸し物、漬物と吸い物が出てきて、最後はハーブティーとデザート。老兵の腹には、きつかったです。
夕食後、ちょっと時間をおいて太鼓ショー。風林火山の静と動をイメージした三曲を披露。
太鼓の打ち手はなんと、見覚えのあるホテルのスタッフでした!
太鼓の演奏を楽しんだあと、表にちょっと出てみました。
石和(いさわ)温泉街から少し外れているからか、ひっそりとしていました。
宿泊客はありましたが隣からの物音が聞こえず、一晩熟睡。翌朝、カーテンを開けたら、
遠くにちらっと見えた山頂、拡大したら、やはり富士山でした。
への次郎 「甲府盆地からは、全容は拝めないのかなぁ」
奥さん 「だから、向こう側から見てみたくなるのよ、甲斐の人は」
奥さんの珍説を拝聴しながら富士をしばらく眺めたあと、朝食バイキングに行きました。
への次郎 「全制覇は無理だね」
奥さん 「当り前よ! 70品目もあるんだから」
いただいている間、出来上がった料理のアナウンスが絶えず入っていました。が、結局、洋食を半分程度食べただけで、退散することになりました。
ガッツリ朝食をいただいたあと、もう一度温泉に入り、慶山を後にしました。
我々がもらった宿泊券、ビジネスホテル素泊まり一泊分のお値段。それで源泉かけ流しの温泉宿に2食付きで泊まることができるとは。大満足のお宿、慶山でした。
つづく