本日（12/14_朝）の その他ニュース

その他ニュース

米中両国政府は13日、大詰めを迎えていた貿易交渉で「第1段階の合意」に達したと発表した。米国は15日に予定していた対中制裁関税「第4弾」の発動を見送り、適用済みの追加関税の税率も一部引き下げる。中国は米農産物の輸入拡大のほか、金融市場の開放や知的財産権保護、為替政策の透明化も打ち出す。トランプ米大統領は13日、（中略）「第2段階の交渉に速やかに着手する」と協議継続にも意欲を示した。米国は15日に中国製のスマートフォンやノートパソコンなどを対象に15%の関税を上乗せする「第4弾」の残り1600億ドル分の発動を予定していたが、中国との合意を受けて適用を見送る。（中略）文書への署名時期は今後調整する。ただ、米国は中国が強く求めていた関税の撤廃には応じなかった。産業補助金など溝が深い問題も第2段階以降の協議に先送りする方針で、対立長期化が避けられない。中国国務院（政府）は13日夜、北京で記者会見を開き、第1段階の合意は米国産の農畜産物の輸入拡大、知的財産権保護、技術移転、金融サービス、為替、紛争解決など9項目に及ぶと明らかにした。米国からトウモロコシなどの輸入を拡大するが金額は後日発表するとしている。トランプ米大統領は中国に年400億～500億ドル（4兆3千億～5兆4千億円）規模の米農産品の購入を確約するよう求め、四半期おきに貿易動向を検証する仕組みも検討していた。中国外務省の華春瑩報道局長は13日の会見で「米中協議が合意に達するのは両国の利益に合致し、国際社会の期待に沿うものだ」と語った。（日経　記事より）(1)破綻寸前の中国経済がこれで一息つけるのか、(2)米中構造協議が今後どういったペースでどこまで進むのか、(3)香港・ウイグル（根っこは、共産党の中国国内での圧政／人権･言論弾圧）に改善はみられるのか、に注目したいと思います。

	その他ニュース（12/14_朝）
国際	01_Asiaを読む金融の中心香港 司法介入で動揺 スチュアート・ハーグリーブス氏 香港中文大学准教授（日経）
	02_台湾総統選告示、蔡氏リード拡大 「香港」追い風 米中摩擦も経済に恩恵（日経）
	03_トランプ氏、関税第4弾撤回　「中国と大型合意実現」（日経）
	04_トランプ氏の弾劾決議案、下院司法委で可決（日経）
	05_NY市、高層ビルに「野鳥に優しい」ガラス義務づけ（日経）
	06_温暖化ガス削減、企業に迫る　EU「50年に実質ゼロ」（日経）
	07_*米中貿易交渉「第1段階の合意」　農畜産物など9項目（日経）
	08_米中、打算の歩み寄り　構造問題は先送り 米、大統領選にらむ　中国、経済打撃重く（日経）
企業	09_「物言う社員」はGoogleなどGAFAを変えるか 編集委員　西條都夫（日経）
	10_MBA留学の日本人半減　「帰国後すぐ退社」企業嫌気（日経）
	11_ブリヂストンCEOに石橋副会長　8年ぶりトップ交代（日経）
IT	12_36Kr Japan中国スマホ、低価格武器にインド席巻 首位は小米 5年でシェア3割 アップル、関税対応で後手（日経）
国内	13_Deep Insight日系米国人と連帯しよう（日経）
	14_陸海空運輸、女性も担い手　子連れでも急病対応（日経）
	15_粘るサービス業、崩れた製造業　12月短観で景況感に差（日経）
	16_大病院受診負担、さらに数千円上乗せへ　紹介状なしで（日経）
	17_養育費不払い見逃さない　兵庫県明石市が立て替え制度（日経）
市場	18_NYダウ小幅高　10ドル高で推移も上値重く（日経）
	19_スクランブル新興国株高に危うさ 金融緩和背景に期待先行（日経）
	20_熱帯びる「のれん定期償却」 （会計の未来） 国際会計基準10年（下）（日経）