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2021年5月19日午前、東京都内の一部で発生したNTT東日本の固定電話の通信障害は、運営上の人為的ミスが原因だった。新型コロナウイルスのワクチン接種予約を巡って、自治体に殺到する電話を通話制限する中、東京都内の64万件に影響する「裏番号」と呼ばれる番号を誤って入力してしまったことで発生した。
「申し訳ない限りだが、本来、03-XXXX-XXXXという番号を入力すべきところ、その番号が変換されている03-YYYY-YYYYという、私どもが裏番号と呼んでいる番号を投入してしまった。多くのお客さまにご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げたい」――同日午後、通信障害の経緯について説明したNTT東日本取締役ネットワーク事業推進本部サービス運営部長の池田敬氏はこのように謝罪した。
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(*日経記事より 図も)
童子追記:「オペミスでシステムが原因ではありません。」は危険な言葉だ。通信インフラの容量そのものの問題ではなかったので一安心ではあるが。64万戸にも及ぶ通信制限を登録しようとしているのに(Are you sure?)というアラームを発しなかったのは致命的な設計ミスではないか。(市場系のシステムでout-of-marketの相場の取引を入力しようとすると、通常この種アラームを出すのが常識。)局内のシステムということもあり「作る側」の論理でシステムを作成し「使用する側」からみた設計をしていないのではないかと童子は疑っている。DXで公共体のシステム化が喫緊の課題だが「使う側」の観点で設計するようくれぐれも望みたい。
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