海外市況
■ダウは続落(34033)。「FOMCの結果発表で金融政策の正常化が想定以上のペースで進むとの見方が広がり、売りが優勢。FOMC参加者の政策金利予想(ドットチャート)では、参加者18人のうち13人が2023年内の利上げを予想した。前回3月公表分(7人)から大幅に増えた。23年予想の政策金利の中央値は0.625%と前回(0.125%)から大きく切り上がり、同年に2回(計0.5%)の利上げを示唆。議長は会合後の記者会見で「委員会は資産購入策について議論することを決めた」と述べ、量的緩和の縮小(テーパリング)に言及した。ただ、実施時期は「今後の経済データを確認して判断する」との慎重姿勢を強調したうえ、インフレ加速は「一時的」との見方も大きく変えなかった。このため議長会見の途中でダウ平均は下げ渋る場面もあったが、全体としては「FRBは緩和的な金融政策の縮小に向けて準備を始めた」との見方が優勢。ナスダックは14039」。■原油は小幅続伸(72.15)。「米原油在庫の減少を好感する買いが優勢。EIAが16日午前に発表した週間の石油在庫統計で、原油在庫が市場予想より大幅に減少、精製稼働率の上昇などが寄与した。米国の需給状況を映すオクラホマ州クッシングの原油在庫も減り、需給改善が期待。FOMC後は株安に連れ原油にも売り」、●金は反発(1861.4)。
■米国債は下落(利回り上昇1.57%)。「FOMC結果発表後、インフレ加速に伴う早期の利上げ観測を見込んだ売り。一時は1.59%。FOMC参加者の経済見通しでは、21年だけでなく22~23年の個人消費支出(PCE)デフレーターの予想も引き上げた。FRBがこれまでの「物価上昇は一時的」との見方を修正したのではとの思惑も浮上」
■日経平均先物夜間引けは、29320。
■(為替)109.80-110.72のレンジ、17時は110.70近辺。ユーロは1.1995-1.2127のレンジ、17時は132.80/1.1995近辺。
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