本日（08/28_夕）の その他ニュース

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激しい権力闘争を戦う習近平の基盤を揺るがしかねない米中貿易戦争と香港問題が天祐（てんゆう）だったといわれても、にわかには信じられない。とはいえ、ある程度、納得せざるを得ない証拠が出てきた。25日付共産党機関紙、人民日報の1面トップ論文に初登場した大見出しである。「人民の領袖は人民を愛す」。この署名入り論文は、甘粛省を視察した習近平が人民に寄り添う領袖だと訴えている。河北省の海浜リゾートに現役指導者と長老らが集った「北戴河会議」が終わって10日余り。絶妙な時期だけに意味は大きい。(中略)予測不能なトランプに対抗して対米持久戦を戦い、共産党統治の危機につながりかねない香港問題に腰を据えて対処するには、毛沢東に肩を並べるような「人民の領袖」が必要である――。それが直近の暗黙の了解に見える。（中略）米国との厳しい対峙のなか国威を示す大軍事パレードがある予兆である。その時、天安門上には習近平とともに歴代トップを含む長老らが並ぶ。長老らは15年の軍事パレードでも天安門の上に姿を現した。健康に問題がない限り今回も登場する。元国家主席の江沢民、前国家主席の胡錦濤、元首相の朱鎔基、前首相の温家宝……。高齢の長老らが今夏の「北戴河会議」に自ら参じたかは不明だ。だが、長老らの意向は確実に習指導部に届いたはすだ。（中略）規定では19年末までに開く「4中全会」で決まる国内、対外経済の大方針は、トランプ政権との貿易交渉の行方を大きく左右する。習近平にとって後ろから弾を撃たれない体制が本当に固まったとしたら、ある程度、裁量を持った大胆な対米交渉が可能になる。注目したい。（（日経　記事より）

	その他ニュース（08/28_夕）
国際	01_習近平氏、毛沢東に並ぶ領袖へ　北戴河で大逆転 編集委員　中沢克二（日経）
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	03_知財流出に厳格対応　米検察、グーグル元幹部起訴 新興企業には逆風も（日経）
	04_[FT]米国防省の1兆円案件「入札見直し」の真意 （日経）
	05_ロシア・トルコ首脳、兵器の共同生産に意欲 米反発の懸念 （日経）
	06_ホルムズ護衛「有志連合」呼び名変わる　軍事色薄く （日経）
	07_アフリカで中小育成　JICA、仏ファンドに8億円出資 （日経）
	08_[FT]ナイジェリアの物流改革、新興企業が仕掛ける （日経）
企業	09_[FT]ピエヒ元VW会長死去、独裁経営で世界最大手に （日経）
	10_トヨタ、スズキに5%出資　スズキもトヨタに480億円 （日経）
	11_トヨタ、大雨で九州工場の操業を一時停止へ （日経）
IT	12_工場に居座る「老害パソコン」IoT導入を阻む （日経）
	13_タイヤが進化の3段ジャンプ　自動運転の重要部品へ タイヤが「CASE」のカギ（下）（日経）
国内	14_遺伝子治療薬、初の保険適用　血管再生1回60万円 （日経）
	15_年金先細りの未来図　給付水準、30年かけじわり低下 （日経）
	16_九州北部で大雨、84万人に避難指示　特別警報は解除 （日経）
	17_AI使いこなす人材育成　文科省と10大学、課程策定へ （日経）
市場	18_[FT]世界に広がる日本病　投資の不安材料に （日経）
	19_ウォール街ラウンドアップ　統計改定値が映す景気減速 （日経）
	20_日経平均小幅続伸、23円高の2万0479円 買い戻し優勢も上値限定　対中制裁第4弾に警戒（日経）