旧為替週報 2013/7/13

2013/7/15

から

2013/7/19

まで

記入日

2013/7/13

１．来週の見通し

ドル／円

97.00

101.50

～

今週の注目は、最近の乱高下の張本人（いや確信犯か）のバーナンキFRB議長の議会証言だろう。市場の反応を読んで、実直さを演技しカマトトぶりを示しながら、積極的に相場を動かそうとしているように思えるのは私だけだろうか。こんどはどっちに動かすつもりだろうか。前回（先週）ドル安に動かしたので、今回はドル高か？それとも、いずれは（長期的には）、出口接近でドル上昇確実なので、今ここではもう一段ドルを下げておこうとしているのか？どうも後者のニオイがするので要警戒だろう。ただ意図に反して市場が逆に反応する可能性もなくはない。バーナンキ＝市場波乱要因とみるべきだろう。参議院議員選挙の大方の予想（自公大勝）はそんなにはぶれないと思うが、安倍の歴史認識や教育･改憲論等が争点となった時には、維新同様に、自民大敗の可能性も大と考えるので要注意だろう。日本国民は安定政権を望んでも、右傾化は望んでいない。

ユーロ／円

127.00

131.00

～

バーナンキの影で目だたなくなったドラギECB総裁だが、米国の誰かと異なり、口先だけでなく行動を伴っている点が興味深い。市場の注目を集めるか今週はその米欧対決が面白い。フランス国債の格下げ等、緊縮策反対派も後にはひけない。ポルトガル国債以外はまだ安定しているようだが、不安再燃の可能性も高い。敵はおそらくメルケル一人に絞られつつあると見てよいと思う。そのメルケル(CDU)もこのままでは９月自滅のシナリオが濃厚だ。こっちも（米国の誰かに似て）どうせあとは後任者と踏んで、最後までドイツ女性らしく｢意志強固」で自滅を確信しているのかもしれず、ちと扱いは厄介だろう。イタリア男性ドラギが典型的ドイツ女性をどう扱うのか注目したい。

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格納ﾚﾎﾟｰﾄ

20130713

_01来週の予想　予定

20130713

_02先週の動き

20130713

_03先週の経済指標等