市況
■株反発(29053)。「決算を発表した一部の主力銘柄に買いが入り、相場を支えた。日経平均が2万9000円前後で底堅さを見せたことで先物買いを誘い、上げ幅が100円を超える場面も。バイデン米大統領の施政方針演説や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え、午後は相場の膠着感。市場では「5月の大型連休で国内の新型コロナウイルス感染者が増えるのではないかとの警戒が強い」。東証1部の売買代金は概算で2兆7025億円。売買高は12億3708万株だった。東証株価指数(TOPIX)算出に関わる浮動株比率の定期見直しに伴う売買の影響で、商いが増えたようだ。東証1部の値上がり銘柄数は628、値下がりは1481、変わらずは79銘柄」。■債券軟調(利回り上昇0.09%)。「FOMC結果発表後に記者会見するパウエル米FRB議長が量的金融緩和の縮小(テーパリング)に言及するとの警戒感から米長期金利が上昇し、国内債にも売り。このところの金利低下で4月に続いて購入額を減らすとの観測もあり、債券相場の重荷となった。超長期債にも売りが優勢で、新発20年債の利回りは前日比0.015%高い0.455%をつけた。財務省は28日、2年物国債入札を実施。最低落札価格が市場予想を上回るなど入札結果は「順調」。しかし、流通市場では材料視する動きは限られ、新発債となる2年423回債は午後に入り売買が成立していない」。
(為替)108.72-109.08のレンジ、17時は109.02近辺。ユーロは1.2060-1.2090のレンジ、17時は131.63/1.2073近辺。(日銀「外国為替市況」より)
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