2019/7/29 | から | 2019/8/2 | まで | 記入日 | 2019/7/28 | ||||||||||||||||||||
1.来週の見通し | |||||||||||||||||||||||||
日経平均 | 20,950 | ~ | 21,800 | ||||||||||||||||||||||
先週は高値21823、安値21317 で、週末21658で越週となった日経平均である。基本的に為替(ドル円)に引っ張られる相場展開が続く可能性が高く、円相場が108円台で円安方向に動いている間は、本邦株にも強気が戻るが、107円台となると途端に元気を失う。ドル円が米金利につれて動く現状、FOMCが予防的利下げを宣言した今では、FOMC利下げ幅が市場予想の0,25に収まるかどうかが大きなポイントだろう。FOMCの利下げを受けて米株がどう動くか、期待外れとして米株が売られる状況では、日本株にも芽はない。やったと買いこまれる状況では、米金利低下=円高で日本株売り米株買いとなる。やっぱり上値は重そうだ。もっとも欧米株に完全に出遅れたものの、政治は安定、オリンピック・万博を控え、そこそこの公共投資はある。消費税増税は大きな重荷で、 まだ駆け込み需要も見られず、増税となった時の景気(特に個人消費)の落ち込みがとても心配ではあるが、デフレ戻りの世界がもはや「財政赤字なんて全然気にしない」が大勢で、税収はむしろしっかりしているのに、これを気にしている国(日本・ドイツ)のみが不景気という客観的情勢をみれば、やっぱり大ウソツキは元国税庁長官を筆頭の財務省の役人と、彼をほめたたえた財務大臣だときづくかもしれない。また、改憲で公明党の協力が必須の安倍政権は前回よりもっと大判振る舞いの(有効期限付き)商品券バラまきを実施してくれるかもしれない なあんてとらぬ狸の皮算用もでてくるだろうので、そんなあんなで、底値は堅いと信じて期待しています との予想となった。 | |||||||||||||||||||||||||
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