平太郎独白録

国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し、独自の歴史観で語ります。

ワールドカップ報道にみる危機感に敏感に対応する日本人

2007年02月01日 | 社会全般
親愛なるアッティクスへ

実は今、パソコンのやりすぎか、目の奥が痛くなっており、大変、難儀しております。

目薬は、毎日、浴びるほど指しているのですが、一向に良くなりません。

で、しばらく、パソコンを辞めておこうかとも思ったのですが、やはり、そういうわけにもいかないし、極力控えておこうと思ったものの、昨日も、しっかり、一日中、パソコンに向かってしまいました。


(↑こういうがある景色を見るのは、大変、目にいい・・・と聞いたような気がするので・・・。でも、パソコンの画面で見るんじゃ意味無いですよね(笑)。)

以前は、数年前にどこやらで買ってきて、そのままになっていた「目薬の木」という名前の煎じ薬を、冷蔵庫の中で発見したことから、しばらく、それをお茶代わりに飲んでいたのですが、それが切れた途端にこういう現状になってしまいました。
また、近所の薬局に、なんぞ買いに行った方がいいんだよな・・・と思っております。

で、そういう状態ですので、しばらくは、手短にさせていただきますが、本日の本題です。

去年のサッカー・ワールドカップの時の報道を見ていて思ったのですが、確かに日本のマスコミは日本代表に甘かった・・・というか、わざと、自分たちを安心させるかのように楽観論ばかり流してましたよね。
まあ、盛り上げるのが必要だったとは言え、悲観論厳しい意見を言うと、バッシングされるような風潮さえあったような・・・。
でも、実際には、随分前に、川渕三郎氏が日本の決勝トーナメント進出について聞かれて、「だめだと思う。」と答えていたように、客観的に見れば実際には、やはり、厳しかったんだろうと思います。

やはり、日本人の場合、「幕下に胸を貸す」という状況よりも、「横綱に胸を借りる」という気持ちの方が、良い結果を残すような気がするんですよ。
オイルショックドルショック、円高不況という危機的状況を乗り切ることで力を付けてきた反面、バブルだ、ジャパン・アズ・ナンバーワンだと言われると、つい、勘違いして、ガタガタになっちゃう日本経済が良い例ではないでしょうか。
その意味でも、オシムのような「おまえらは、どうしようもないダメ人間なんだ!」みたいな発言は、極めて危機感に敏感に対応する日本人向きなんだろうと思います。

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4 コメント

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Unknown (ソクラテス)
2007-02-02 19:10:24
 なんどもいってますがWCの件なんですが、初戦のオーストラリア戦などは完全にパワー負けでしたね。

 それが尾を引いてか最後の10分は見るも無残でした。

 日本はどうしても他の国に比べて、体格におとり、いままでの対戦成績から、接触プレーや高さで対抗してくるパワープレーをやられるとボロボロです。

 そのことが以前からいわれていたことで、だから他の国はどんどん荒削りにパワーでこじあけてくる。

 いつも思うんですが、高さのある屈強な用心棒的選手が必要なんですが、いまのとこ185センチのトゥーリオがその役目なんでしょうが、トゥーリオ一人だけではどうにもならない。

 せめて後ピッチ上一人はほしいんですね。でもなかなかいない。WCで唯一互角に中澤が高さで対抗できてましたが、接触プレーではおされてました。

 オシムさんもそのあたりよくわかっているようでしょう。
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>ソクラテスさん (へいたらう)
2007-02-04 14:23:34
サッカーの戦術的なことは、あまり、詳しくありませんので、何ともお答えできないのですが(今回は、サッカーそのものではなく、ワールドカップのときのマスコミの反応が主題ですので。)、体が小さいからだめ・・・みたい一色になっているようですが、エースストライカーと言われる人たちの多くは、決して、大きくはないのですから、小さいなら小さいなりに、何とかできないんですかね。
もう、そういう時代ではないとか?
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Unknown (ソクラテス)
2007-02-05 00:10:59
 そういう日本とあまり変らず昔から世界的にも身体的に劣るけど、WCで毎回決勝トーナメントでベスト16以上の成績を出す、安定したスペイン語圏のメキシコというチームがあるんですけど、空気の薄い高地でスタミナを鍛えられている、メキシコもベスト8の以上の壁を破ることはできないで苦しんでいる。

 ただ2005年の日本とメキシコのコンフェデの試合を見たとき、メキシコは強かった。日本はぼろぼろでした。あの優勝したブラジルに勝ってますし。

 パスミスもなく、足の短いずんぐりむっくりのスナミナのありそうな、肺活量にありそうな厚みのある上半身でドリブルしてボールも奪われない、個々の能力も高く、スタミナもおちない。身長もさほど高くないんですけど、全体的に連動して動いていて、味方がボールをもつと、常に3、4人は絡むようなシステムになってるんです。スペースがあくと決定力のあるシュートを打ってくる。

 世界的に190センチがざらのDFも170センチちょいのDF選手がいて、よせがはやく、どんな特性のあるFWだろうがしっかり対応してくるんですね。

 個人的にはいきなり優勝は難しいんですけど、まずは2005年の時のメキシコを目指してほしいとは思います。
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>ソクラテスさん (へいたらう)
2007-02-05 12:30:05
昨日のヒンギスも、一時期は体の大きなパワーテニスを苦手にして、引退したと聞きましたが、しっかり、復活して、大型選手相手に優勝しましたが、メキシコのそれも同じようなものではないでしょうか。

小さいことがハンディなのかはわかりませんが、ハンディだとしても、やりようによっては、もう少し、どうにかなるような気もするんですけどね。
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