アスベスト被害に見る人間があらがえない自然のサイクル

親愛なるアッティクスへ

今、マスコミを賑わせている物と言えば、アスベストがありますよね。
唐突に出てきたって印象ですが、私などは、今頃になって何言ってるの？って感じでしたが、聞けば聞くほど、私自身、アスベストという物への認識が、相当、甘かったということを今、痛感しています。
これにも！あんな物にも！って感じで、あの綿みたいなものに限らず、あらゆる建材にアスベストが使ってあったのですね。

アメリカでアスベストが問題になったのは、あの名優、スティーブ・マックイーンの死因がアスベストに起因するものだとわかってからだそうです。
それで、全米中が騒然となり、アメリカではアスベストは使われなくなったとか。
当然、その情報は日本にも入ってきたはずでしょうが、なぜか、公務員宿舎にのみアスベストの使用が禁止されただけで、他は野放しだったとか。
さすがに、学校に使われているアスベストは、問題になったらしく、予算が組まれたそうですが・・・。
（公務員の子供も通っているから・・・？）

そこで思い出したのですが、いつ頃だったか覚えてないのですが（多分、２０年くらい前・・・。）、どこかの建設会社の社長さんが、「学校の音楽室の壁天井なんかに付いている、あの綿みたいなやつの撤去工事を請け負ったんだが、何か知らないけど、あれに発ガン性があるらしく・・・。」という話をされていた記憶があります。
ということは、二十年くらい前に、すでにアスベストには発ガン性があるということが認識されていたと言うことですよね。
（ていうか、すでに、我々の世代は、あの中で普通に音楽の授業などを受けていたんですね。）
従って、つい先日も、それが使ってあるのを、剥がしたり、切ったりしたばかりですよ・・・（汗！）。
私自身も、少なくない年月を建設業に関係した人間として、すでに少なくないアスベストを吸引しているのでしょう。
（中学生くらいから、家業の手伝いでああいう建材の中にまみれてましたからね・・・。亡父もあんな物に発ガン性があると知っていたら、子供にやらせなかったのでしょうが・・・。）
仮に、本格的に吸い出したのは、大学を卒業してからとして、２３歳。
２５年後に発症・・・って、あと４年じゃないですか・・・（苦笑！）
「孝行したいときには、平太無し。」・・・するなら今ですよ（笑）。

で、ここでちょっと思ったんですよ。
これって、元々、昭和３０年代くらいまでは、人間の寿命なんて「人間五十年」だったんですから、結局、元の寿命に戻っただけジャン・・・って。
医学が発達したから、人間は死ななくなった・・・って、発達しているのはそういったプラス面ばかりじゃないわけで、当然、その分、核廃棄物、生物兵器などのマイナスの物も発達しているわけで、現に、こういったアスベストに限らず、ダイオキシン、エイズ、鳥インフルエンザなどという、これまでにはなかったようなものも出てきているわけじゃないですか。
ということは、結局、人間がどう足搔いても自然のサイクルを変えるなんて事は出来ないってことじゃないんですか？

ちなみに、物騒なのは何もそういった新製品だけではないですよ。
旧ソ連では、密かに「天然痘」が培養されていたらしいですね。
それが、ソ連崩壊と共に、どこかに流出しちゃったとのこと。
今、どこかの国の生物兵器として日本に撒かれたら、２８歳以下の人たちは、誰も免疫がないとか。

そんなことを考えたら、医学という砂上の楼閣を盲信しないで、「自分は５０歳まで後何年しかないんだ。」と考えてみるべきではないでしょうか？
となれば、昔みたいに、成人したら、男も女もすぐに結婚するべきでは？
孫どころか、子供が成人するまで生きていられないかもしれませんよ。
医学で長生きできたのは、新鮮な物食べて、新鮮な空気を吸ってた育った大正生まれの人たちまでなのかも。
「人生を楽しむ」なんて事は、現代日本人の驕りだと思います。
何の為に生きるのか？死なない為に生きるのです。
違いますでしょうか・・・、御同輩。

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