思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

帯広なのに「函館あかちょうちん」で勝利の祝宴

2018-08-06 12:04:06 | 2018年の旅行記
帰りはどうしても観光貸切車に乗りたくて、かなり遅い便で帯広駅に戻りました。さらに遅い便には虎の子とも言える元関東バスの3ドア車も充当された模様。話によると最後部のドアは年に1回、この野球輸送の時にしか開かないらしい…。

試合が終わったので名古屋に帰るのかと思われるのですがいろいろと経路を考えました。しかしどうやっても当日中には帰ることはできません。新千歳初のスカイマーク最終便には乗れるが、乗ったところで中部着が23時25分着ではそこから先の足(厳密には名駅から先)が無い。なので一泊しないとならないし、帯広20時10分発の羽田行きJL576便に乗って夜行バスで名古屋へ向かうのが時間的には好都合だけど羽田便が高すぎるのよ。

なのでもう1泊して明日の早朝に帰るほうがホテル代を入れてもずっと安いという結論に。だって8月2日の新千歳発中部行きJL3100便は9,610円で買えたし!JALなのにこの時期のLCC並の価格ですよ。スカイマークでも8,500円くらいだったなあ。ともあれホテルに戻りまして少し休みます。

ホテルを20時過ぎにでて夕食へ。最初は屋台村に行ったんですがどの店も盛況で、見渡すとユニフォーム着た客が「札幌から来たんです」などと言っているのが聞こえる(基本どの店もオープンエアだから)。もう!札幌くらいで自慢するなと言いたい。私は三重県だぞ!まあ自慢したところで「なんで中日ファンじゃないんですか?」と聞かれるのがオチで事情説明しなくてはならないし、それでほかの店にしようと第二候補にしていた「函館あかちょうちん」へ。



函館市内にもあかちょうちんは何軒かあるけど、そこの本店は実は帯広なんですよね。かなり前に帯広出身者が「帯広なのに函館あかちょうちんがあるんだ」と妙に自慢げに話していたのを思い出した。面白いと思っているのかもしれないが、子供の頃は岩見沢にもあった。家族で食事となるとよく連れていかれた。というのも30年くらい前の話だが、岩見沢店の店長が祖母の妹だったんで、その甥っ子である父にすれば勝手知っているので家族で利用しても使いやすかったのだろう。その店はとうに無くなった、今はつぼ八になっていると思う。

入るとカウンター席が盛況でテーブル席も結構埋まっている。見た目は地元客のほうが多いけど旅行者や出張客と見受けられる人もいる。地元が多いのはいい店の証拠だ。カウンター席に収まって瓶ビールを注文、卓上の品書きには無かったけど、壁に「サッポロ赤星 どぶ漬け!」と書いてあったのでそれを。



水槽でキンキンに冷やされたサッポロラガーは旨い。持論だが「サッポロラガーのある店はいい店です」。程なく炉端に向かっているオヤジが大きなしゃもじのようなもので「お通しです」と海老焼きが出てきた。これがお通しとは凄いですね~。殻までパリパリ食べられ塩気も丁度いいですね。これで今日はアタリだと確信しました。



目の前の炉端前には魚や野菜は勿論、豚肉や鳥串も並んでいるしなぜかフランスパンも。東京浅草橋の西口やきとんみたいに焼いてくれるのでしょうか?焼き網の上はいろいろな物が同居しており、オヤジがかぎ付きの棒でネタを引っかけて焼き網の上のせます。ホッケやコマイは吊ってあっていい感じに熟成しそうですね。よく見るとスキレットまで置かれて、なんとアヒージョがあるそうだ。要は焼けるものは何でもということですね。



最初に運ばれたのは納豆油揚げ。さっと炙った程度でこれは普通。すぐに出てきそうなので頼んだだけです。でも納豆の豆は中粒かなと。そしてマホッケが780円と手ごろなのでオーダーしました。



さあ、ここでも醤油をかける儀式。脂にパーッと弾くかスポンジのようにズブズブしみ込むか…、醤油が弾いた!身もふっくらしていて旨いんですが、皮が食べられるほどパリパリに炙られていないのが残念。でも昨日の釧路のと比べると釧路のシマホッケのほうが旨かったな。



ほかに刺身としていかとほやを注文。イカ刺しは…頼まないほうが良かったな。食感からして生じゃないですし量も少ない、これで580円は…。しかしほやは良かった。大好物ですからね。口の中にもわっとした感じが広がるのが何ともよくて、ほやが苦手な人の気持ちが分らん。この「もわっと」した感じがいいんですからね。皿の上には塩が用意されていたので、醤油の代わりに塩で食べても旨いのでしょうか?私はやったことないですが。試してみましたがうーん、やっぱりわさび醤油が一番です。

小一時間食事をしてビール2本飲んで会計すると3,450円って安い!

よく聞く話で釧路の炉端焼きの店に行ったがすべて時価で、会計までドキドキが止まらなかったという話やちょこっと飲み食べしただけで1万円請求されたなんて話を効きます。しかしこの店はどれも安いしメニュー数も大変多いので、炉端焼き体験をしたい人にはぜひおすすめしたいですね。

明日は本当に早いので二軒目は行かずホテルに戻ろう。もっとも満腹でもう食べられません。