思いつくままに書くブログ

基本、旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。

福井鉄道に乗ってみる

2015-12-25 11:52:10 | 2015年の旅行記
朝も加賀温泉駅まで送迎があるが、時間は一番早いのが9時45分というのでお願いした。10分ほどで駅まで運ばれる。今日は福井方面に向かうが、特急ならそれほど待たずに〈しらさぎ〉に〈サンダーバード〉と来るけど普通は30分ほど待ち。ならばと下りはすぐに金沢行きが来たので乗ってどこかで折り返してみる。青春18だからできる芸当。



粟津で降りてみた。特に変哲の無い小さな駅と言う感じだが、左手にはかつて貨物扱いをしていたと思われるスペースがそのままになっていた。それよりも面白いなって思ったのは。





今はどうやっても行けない駅名がそのままになっているのがかえってよい。良いのだが東京へ行くのは下りで上野は上りなんですね。東京方面は米原か名古屋から新幹線なのは分かるけど、4キロ程度しか離れていない場所なのに向かう方角が逆なんて。福井行きで折り返しました。



敦賀行きに乗り継いで武生で下車。福井鉄道の越前武生にやって来ました。折角なので福井鉄道に乗ってみたいと思ってね。



名鉄グループだったので会社のロゴが似ていますね。MとFの違いくらいかと。



券売機は食券用を転用したもの。運賃表を見ると初乗りは安めだが上がりかたが激しい。だけど300円を超えたあたりで上昇率は穏やかになり福井まで400円、京阪電車のようだな。例として三条から淀屋橋まで410円だが、まだ京都市内の淀だったら270円もするし。時刻表を見ると20分間隔とかなり高密度。昔からなのかは分からんが、国鉄時代の北陸本線は普通が下手すると2時間近くないこともあったから、当時は福井と武生を結ぶインターアーバンのような鉄道ではなかったのではなかろうか。今でも敦賀~福井は1時間に1本だからね。改札が始まってホームへ。



これから乗る電車は絶賛洗車中!

車内は幅が狭めかな。確か昔は名鉄の岐阜の路面電車区間で走っていた車両ですよね。





乗務員の時刻表に名鉄グループだった名残が…。

走り出しますとかなり飛び跳ねますね。ところどころ線路はPCまくらぎに交換されていますがレールが細いし歪んでいる感じですよ。きちんと保線すればスピードをもう少し出せると思うんですが。それと対向列車の行き違いは何故か必ず遅れる。福井市内に併用軌道があるからその遅れを引きずっているとしたら余裕のないダイヤですね。その”余裕のないダイヤ”でも福井までかなり時間かかります。11時40分発に乗ったら市役所前に12時37分頃、ここで運転士が反対側に移動して福井駅前までスイッチバック運転。結局着いたのは12時42分。JRで20分の区間に1時間もかけて移動する人など私以外におらず、乗客はちょこちょこと乗る人がメインでした。国鉄時代なら乗り通す人も多かっただろうなあ。