数年前から、入塾の問い合わせ、小学校低学年が増えた。
危機感を感じている親御さんが、「少なくない」ということだろうと思う。
そのとき、題にあることを遠まわしに聞きます。
(ダイレクトに聞くわけにはイカンもんね)
例えば・・・
小2で算数の他に、英語もやらせたいという。
そのときの私の台詞。
「どうしてもと仰られるならやらせていただきますが、私の本音を言わせていただければ、まだ必要ないというのが正直なところです。それよりもまず、国語です。英語というのは外国語ですから、母語のレベルを超えて、身につけさせることは出来ません。国語をしっかりとやって、国語力が高い方が、結局、英語の力も、習い始めると、そのぶん身につきますよ。ウチの英語は読み書き中心ですから、小6からでも十分間に合いますよ。なぜ英語をやらせたいと思っていらっしゃるのですか?」
中学になったとき、英語が出来ていれば、定期テストのときなど、
他の教科に勉強時間を割くことができると思いまして、とのこと。
「それならば尚、まだ必要ないと思いますよ。低学年で英語の発音や、リスニングの耳を鍛える、ということであれば今からやる方が良い、という部分もありますが、そうでなければ、算数・国語だけで十分ですよ。そして2年生ですから、まずは学習の習慣を身につけることが一番重要です。これを確立してる子は、どんどん伸びていきますし、後に英語をやらせても伸びていきますよ。」
親御さんの中には、「英語が得意ではない」という人が少なからずいて、
英語が得意ではない理由として「中学からやり始めたから」という考えを持ち、
逆に言えば、「幼いころから英語をやれば、できるようになるのではないか?」
という淡い幻想を抱いている人が、これまた少なくない。
考えなければいけないポイントは、
・高校入試・大学入試に必要な「英語力」と、いわゆる「英会話の能力」はまったく違うもの
・「英語ができる」「英会話ができる」というのは、「ツール(道具)」の一つ
・英語ができたからといって、それで「食える」人はごくわずか
・幼い子は、覚えるのも早いが、忘れるのも早い(英語習得には不断の努力が必要)
などでしょうね。
小学校低学年であれば、まずは「学習習慣」
教科であれば「国語力」であると思います。
危機感を感じている親御さんが、「少なくない」ということだろうと思う。
そのとき、題にあることを遠まわしに聞きます。
(ダイレクトに聞くわけにはイカンもんね)
例えば・・・
小2で算数の他に、英語もやらせたいという。
そのときの私の台詞。
「どうしてもと仰られるならやらせていただきますが、私の本音を言わせていただければ、まだ必要ないというのが正直なところです。それよりもまず、国語です。英語というのは外国語ですから、母語のレベルを超えて、身につけさせることは出来ません。国語をしっかりとやって、国語力が高い方が、結局、英語の力も、習い始めると、そのぶん身につきますよ。ウチの英語は読み書き中心ですから、小6からでも十分間に合いますよ。なぜ英語をやらせたいと思っていらっしゃるのですか?」
中学になったとき、英語が出来ていれば、定期テストのときなど、
他の教科に勉強時間を割くことができると思いまして、とのこと。
「それならば尚、まだ必要ないと思いますよ。低学年で英語の発音や、リスニングの耳を鍛える、ということであれば今からやる方が良い、という部分もありますが、そうでなければ、算数・国語だけで十分ですよ。そして2年生ですから、まずは学習の習慣を身につけることが一番重要です。これを確立してる子は、どんどん伸びていきますし、後に英語をやらせても伸びていきますよ。」
親御さんの中には、「英語が得意ではない」という人が少なからずいて、
英語が得意ではない理由として「中学からやり始めたから」という考えを持ち、
逆に言えば、「幼いころから英語をやれば、できるようになるのではないか?」
という淡い幻想を抱いている人が、これまた少なくない。
考えなければいけないポイントは、
・高校入試・大学入試に必要な「英語力」と、いわゆる「英会話の能力」はまったく違うもの
・「英語ができる」「英会話ができる」というのは、「ツール(道具)」の一つ
・英語ができたからといって、それで「食える」人はごくわずか
・幼い子は、覚えるのも早いが、忘れるのも早い(英語習得には不断の努力が必要)
などでしょうね。
小学校低学年であれば、まずは「学習習慣」
教科であれば「国語力」であると思います。