美容師の技術には、
“ カット・パーマ・カラー・ストレートパーマ・縮毛矯正 etc... ”
などさまざまですが、一体その中で一番難しい「技術」とは何か?
それは、あなたが一番「緊張」するものです。
“ 切ってしまえば二度と直せない「カット」と、
乾いてみないとわからない「パーマ」です。 ”
業界でいう「塗りモノ」、つまり、カラー、ストレートパーマ、縮毛矯正などは
比較的「計算」しやすく、
仮に「失敗」しそうになっても、すぐに気づけばやり直しがきく。
しかし、「カット」は失敗したら「スタイルを変える」か、「伸びるまで待つ」しかない。
そして、「パーマ」が失敗するのは、50%以上は「カット」に原因があるし、
かけ直しをするにも手間と時間がかかる。
( パーマは「カット」の完成度が、パーマの完成度に「比例」する。 )
だからパーマとカットは、「やり直し」がきかない「技術」なのです。
そして、カラー、ストレートパーマ、縮毛矯正、いわゆる「塗りモノ」は、
「デザイン」と言うよりは、「作業」です。
「カラー剤」は技術者が決めて、アシスタントがカラーを「塗る」。
「塗る」スピードや、繊細な「タッチ」などのクォリティはあっても、
その作業自体は、「デザイン」ではない。だって、1年目のアシスタントから、
ベテランの技術者までほぼ「同じよう」に出来るのですから!