東京シザーハンズ

通算「5万回」カットしてきた知識と経験 外苑前suburbia SHIMAからの独立 日記じゃない美容師ブログ
 

♪ 美容師の技量は「カット」と「パーマ」である。

2007-08-26 13:56:48 | チョット聞いてョ!


    美容師の技術には、

  “ カット・パーマ・カラー・ストレートパーマ・縮毛矯正 etc... ”


などさまざまですが、一体その中で一番難しい「技術」とは何か?

それは、あなたが一番「緊張」するものです。


  “ 切ってしまえば二度と直せない「カット」と、

       乾いてみないとわからない「パーマ」です。 ”

業界でいう「塗りモノ」、つまり、カラー、ストレートパーマ、縮毛矯正などは

比較的「計算」しやすく、      

仮に「失敗」しそうになっても、すぐに気づけばやり直しがきく。


  しかし、「カット」は失敗したら「スタイルを変える」か、「伸びるまで待つ」しかない。

  そして、「パーマ」が失敗するのは、50%以上は「カット」に原因があるし、

  かけ直しをするにも手間と時間がかかる。

  ( パーマは「カット」の完成度が、パーマの完成度に「比例」する。 )

だからパーマとカットは、「やり直し」がきかない「技術」なのです。


そして、カラー、ストレートパーマ、縮毛矯正、いわゆる「塗りモノ」は、

「デザイン」と言うよりは、「作業」です。


  「カラー剤」は技術者が決めて、アシスタントがカラーを「塗る」。

  「塗る」スピードや、繊細な「タッチ」などのクォリティはあっても、

  その作業自体は、「デザイン」ではない。だって、1年目のアシスタントから、

  ベテランの技術者までほぼ「同じよう」に出来るのですから!