春と春のマリアージュ

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今日のお皿にピッタリのお料理って何かな？と思いついたのが、
菜の花とベーコンのパスタ。
飲み物は、、白ワインのサングリア、、春の日差しの中で楽しむのはそんなランチ。
な～んて思うだけでつくるわけではないんですけどね。（^^ゞ

本日の主役はMacBETH-EVANS(マクベス・エバンズ)のCREMAX(クリマックス)、
また、その花びらのような縁どりからつけられた別名“パイ・クラスト”とも
呼ばれるプレートです。
途中パイレックスに買収されたマクベス・エバンス(以後ME)のクリマックス・ラインが
製造されていたのは、1930年からたった十年ちょっとの間。(過去の記事はコチラ）
・・・なので私自身プレートだけを購入するという冒険はあまりしないのですが、
今回は、その数(8枚)とあまりの可愛さについ手を出してしまったのでありました。

ここでちょっとマニアックなお話になるのですが、このデザインそのものは
CREAMXという名前でコレクターズガイドの中では分類されています。
でも困ったことに、MEのカラーの分類ではCREMAXは独自のアイボリーのガラスのことも
指してもいるんですね。（対称に白はMONAX・モナックス。）
通常クリマックスといえば、ファイヤーキングのVITROCK(ヴィトロック)のように、
陶磁器のような感触を再現したガラス製品の写真が本に掲載されていたりするのですが
（本によってはCHINEX・チャイネックスと呼ばれているものだったりします）、
その辺りの分類はコレクターズガイドを執筆する人によって
まちまち。手元にメーカーが直接だしている資料がない私のような素人には
とっても頭がこんがらかるお話なのであります。

さてさて、、そんなこんなの？？マークがいっぱいのMEの世界ですから、
同じラインナップとカラーリングのカップ&ソーサーを見つけるのは至難の技。
現にチャイネックス使用のグリーン・リムのC&Sは見たことがあるのですが、
下の写真をご覧いただければお分かりになるとおり、このガラスは透明感のある
モナックスカラーのガラス製なんですね。
でも、とっさに自分のサワークリーム・グラス・コレクションの中に、
ぴったり合いそうなタンブラーを思い出した私。
で、こんな風に組み合わせてみたのですが、皆様いかがでしょうか？




このグラスは、昨日ご紹介したヘーゼル・アトラス製のもの。
私はこのデイジー柄に初めて出合ったとき、もう釘付けでこの柄の色違いを見つけては
文句なしに集めているんです。（これも後日どどーんと。＞笑）

フランス料理の世界では料理とワインの組み合せを「マリアージュ」＝結婚と
呼んでいますが、今日の組み合わせは私の中でのコレクティブルズのマリアージュ
そのもの。（ってフランス語なのもヘンな話ですけど。^-^；）

勿論、今後お揃いのC&Sが見つかるにこしたことは無いのですが、
それだけにこだわらず、、こういう風に組み合せのアイデアが思い浮かべば、
更に楽しくなりますよね。
とはいえ、今日のグラスもこの3色のパターンは何気に珍しい組み合わせなので、
まだまだ完璧なコーディネートへの道のりは遠いんですが。（笑）



ニューヨークとアンティークの春コレ・第5弾。
クリマックスのパイ・クラストプレートとデイジー柄のサワークリームグラス。
年代はプレートの方が20歳位お姉さんですが、、
これもまた女性が花咲く時代のガラス食器たちです♪

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