⑦Dairy Creamer Bottles
クリーマーボトル特集も残すところあと2回となりました。
え、まだ終わりじゃないの?とお思いの皆様、、あと少し・・・私の趣味に
お付き合いくださいね~~~。(笑)
さて、、今日のテーマは、ビンテージのクリーマーボトルと、
最近造られたリプロダクションのクリーマーボトルの違い・・のお話。
昨日まではクリアガラス、ミルクガラスの2タイプあったものの、あれらは全部
造られてから50年前後は経っているビンテージのボトルたち。
で、、実は上の写真の中に、、ビンテージのものは1個だけで、、
あとの残りは全てリプロダクツ(以下リプロ)のアイテムなんです。
皆様、、どれがビンテージボトルのものは、、お分かりになりますでしょうか?
答えの前に、まず、この文字入りのクリーマーボトルについて少しだけ。
この小さなガラスのボトル達の魅力は、、ここまでの特集で、、だいぶ皆様にも
お伝えすることが出来たかと思います・・。
で、、当然この可愛らしさから、アメリカ国内のコレクティブルズファンの間でも
大人気のアイテム。
特に、ボトルの側面に入った各ミルクメーカーの社名プリントがあるタイプは、
その小さなボディとは対照的に、驚くほど高価な値段で取引されています。
そのため、、実はこのプリント入りボトル、、実はかなりのリプロ物が出回って
いるのが、、現状なんですね~~。
で、、答えは、、、中央に置かれていた下の写真のボトルが正解です!
側面に入った表の文字は、ミルクファームの会社名。その裏側にはそのファームが
あったニュージャージー(NJ)州の地名が書かれています。
ま、、勿論これだってリプロの可能性が無きにしも非ず、、なんですが、、
NJのこ~んなローカルな地名が入ったものを、、わざわざ造るとはあまり
思えませんので、、ほぼ間違いないかと思います。
(バックスタンプはOwens-Illinois Glass Companyのロゴ)
それと、これまたわかりづらいポイントなのですが、リプロに多いプリント文字の
カラーは「レッド」。このNJのボトルの赤文字なのですが、リプロの赤に比べて
若干赤の色が、、黒味がかっているのも、見分け方の一つとなります。
ということで、、残りのボトル達は、、全てリプロ。
ただ、ここで皆様に念を押させていただきたいのは、決してリプロ物が粗悪品や
可愛くない物!ということではありません!ということなのです。
彼らだってリアルガラスで作られ、、可愛さも充分な魅力的なアイテム。
問題は、、それを他の高額なビンテージ物と同じ価格帯で販売する業者がいること
なんですよねーー。
そんなリプロ事情の中、、ここ数年、かなりの数で出回っているのが、上の写真の
タイプのボトル達。勿論、低価格帯なら、私の中でもなんの問題もありませんが、
ネットオークションやネットショッピングをされる皆様の為に、今日はじっくりと
上記のタイプのボトルをご紹介させていただきます。
先ず、、このシリーズのあるミルクメーカーのプリント文字は以下の3タイプ。
◆Quality dairy “None Better”→拡大写真*
◆Daricraft →拡大写真*
◆Meadow Gold →拡大写真*
◆Miller's Dairy (拡大写真は無し)
但し、上記4銘柄の内、Dricraft以外は、デザインが異なるものの、ビンテージの
ミルクボトルが存在することが確認できました。(通常の牛乳瓶サイズも含む)
・・・ということは、ますますわからなくなる・・リプロとの違い!ですよね。
なので、以下の写真は、リプロの特徴でもあるガラス質についてクローズアップ
してみたいと思います。
↑
先ず、リプロの目的は、現在人気があるタイプのボトルを沢山造ること。
そのため、一度造った型から大量のボトルを製造したことは当然予想されます。
なので、ボトルの口部分などが、ざらざらとした表面であったり、
またボトルの側面部分にも、ガラスの「ツレ」を見ることが出来ます。
勿論、ビンテージのボトルにもこのような症状がないとは限りませんが、、その
現れ具合は、、100%に近い割合。
上の写真からも、充分に状態を確認していただくことが出来るかと思います。
↑
そして、、2つ目の大きな違いは、全体的なガラスの透明度。
上の写真左がリプロ、右がヘーゼル・アトラス製なのですが、
側面、瓶底共に、クリア度合がかなり違いますよね。
そう、、リプロの物はなんとな~く、うっすらと曇っているようなガラスなんです。
とまぁ、こうやって並べてみれば一目瞭然なんですが、リプロといっても
決して日常的なものな訳ではないので、それもなかなか難しいこと。
幸いなことに、私自身は文字入り物に収集欲を掻きたてられていないのですが、
もし、このブログをご覧になっていらっしゃる方で、絶対にビンテージの物を
入手したい!と思われた方は、是非下記のサイトでじっくりとお勉強されてから、
お買い物をされることをお勧めさせていただきます。
参考サイト
◆EARLY AMERICAN WORKSHOP*
◆Reproduction Dairy Creamers*
◆BILL KAISER'S MILK BOTTLE PAGE*
ということで、、リプロのお話はここまで。
でも、、ガラス質も細かい部分さえ除けば、、アイテムそのものは本当に
キュートなオチビちゃん達なんですよ♪
私の中での、文字入りビンテージ物の相場は20ドル~40ドル辺り。
そして、リプロの相場は10ドル未満。(勿論格安もあります)
キュートなら、それでOK。
今日のお話は、是非参考までにお心にとどめていただければと思います。
残りあと1回は番外編です♪
◆本日の再利用アイデア
文字入りのクリーマーボトルの一番のチャームポイントを生かすなら、、
やっぱりオリジナルの様にミルクを入れると・・可愛さ満点です!!
ミルクガラスに入れたコーヒーに添えて、、一緒にサーブ。
・・って、あまりの可愛さに、そのままミルクを飲んでしまいたくなるかも♪
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画像の中でボトル5本並んでるものの丁度真ん中の一つ持っていて お~っ!とさけんでしまいました。 ミルクガラスのも欲しいけれど中々ネットでみつけられなくって~(T_T) どこかにありませんか? スミマセンあつかましくこんな事聞いちゃって・・・
いつかこのリプロ達も年をとって、コレクティブルやアンティークになる日が来るのでしょうか…♪
私はあまり文字入りや、ADものに惹かれるって訳ではないので、昨日のミルクガラスのものが1番惹かれます!
こんなものにもミルクガラスのものが!?っていう発見が、初めてミルクガラスのものを手に取った瞬間の感動を思い出させてくれました
だって文句なしにカワイイ
もちろんヘーゼルアトラスのミルクグラスも可愛いいんですけどきっと高いでしょうねぇ・・・・・。
でもいつか運命の出会いがあるはず。気長に待ちます!!
なんでこんなにかわいいモノいっぱい持ってるんでしょう???
こんなチビモノ今までアンティークショップで見たこと無いですよ。
マジで私も集めたくなりました♪
アンティークショップ見に行こうかなぁ~。
NJものがあることにも驚いています。さすがのJさんでも一個しかお持ちじゃないようなので、見つけるのは不可能に近いですね。
みんなすごいなー。範囲がひろいなー!
一個でもかってくるんだったか・・・
また行きたくなってきたわ。
でも!うれしいことは、
真中の子がそう!って正解したことです!
うれしいです!
リプロでも充分かわいいですね!
この赤ちゃんたちに実際にいつ会えるかどうかは?ですが、その時に役立ちます。
赤の発色が微妙に違うんですね~。私個人の趣味としては、文字なしのほうが好きです。
アメリカでそのくらいの値がつくのなら、日本では2~4倍ですね。もちろんお安いのなら、リプロでもOKですよ~。最終日の番外編は何かな~?
食べたい・・・
収集期間が『4年』と聞き、ビックリです。
あるとこにはあるんだなぁ・・・と、言うのと。どれだけ精力的に動いてるんだう・・・と、言うのと・・・。 う~ん、スゴイ。
小さなガラス達を光に透かして、ま~ったり眺めてみたいです。
ロマン
赤い文字がとってもカワイイ♪
アタシは文字入りの方が好きですよー。
透明なのは味気ない。腕が鳴ります?(笑)
シンプルなら白がいいかなぁ。