ニューヨークとアンティーク

アメリカンアンティークを勉強するブログ
ビンテージアイテムから知るNYスタイル・歴史・フリマ点景

本日のツアー報告

2006-06-30 12:50:31 | アンティークな日常
参加中♪→


サワークリーム特集の途中ですが、今日はアンティーキングツアーのご報告を。
今日は、私が初めてアンティーク講座の講師をさせていただいたNJ日米協会さんの
講座最終プログラム・アンティーキング実践ツアーに行ってまいりました。




15人のプチ団体様(日本からも2名様がご参加です!)で、目指す目的地は
キャピタルタウン・オブ・アンティークのペンシルヴァニア州アダムスタウン
街の中を通るメインストリート沿いに乱立するアンティークモールの中から
全部で5箇所を梯子する、、アンティーキング三昧のツアーです。(笑)



アンティークモールとは、複数のディーラーがブースを構えるデパートみたいなもの。
今回の5モールだけでも、述べ300人以上のディーラーブースをチェックした
ことになるわけで、、皆さんお買い物に夢中のご様子!
各モールの集合時間間際になると、私たちのグループだけでレジが大混雑!(笑)



ランチは、ローカルなファーストフード店の周りにあるレストエリアで。
木陰のテーブル席の横には、魚が泳ぐ川、、そしてアヒルの親子の姿。
参加者の方がオーダーされたバナナボートのボリュームは、こんな感じ。(笑)

では、皆さんの御買い物の一部をちょこっとだけご紹介~~!




サワークリームグラス特集の効果あり?(講義の中でも当然熱く語った私?>笑)
TOPの写真のスマイリー・フェイスや、ローズ柄、そしてラブ・デイジーズ
ゲットされた方も!
ウッドボックスに木製の取っ手がついた、クラフト・アイテム!
ステイショナリーツール入れはブリキ製!
キャンドル・ウィックファイヤーキングアルミニウムウエア
ビンテージのファーコート、、などなど、、。
勿論、、帰りの車の中の余白は全くないほど!?(笑)
(写真はほんの一部です。とても撮影が追いつかないほど、、でしたので。)



とあるモールで、みんなの注目を一同に集めたのは、レストルームの鍵
泡だて器の先についた・・・・鍵、、、そのセンス、流石です!(笑)



最後にみんなで記念撮影
皆さんに掲載許可をとっていないので、、ちょっと小さめです。(笑)
ちなみにワタクシは、、後列中央黒いVネックのシャツ・・でございます~。

ということで、無事ツアー終了。ご参加いただいた皆様、お疲れさまでした。
是非これからも素敵なアンティーキングを楽しまれて下さいね♪
そして、、私も行きた~い!とお思いの方がいらっしゃいましたら、、、
次の機会に、是非ご参加いただければ嬉しいです!!

講座もツアーも無事終了し、、とってもシアワセなワタクシです!

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本日のNY: 最高28℃・最低18℃予想・湿度35%(1:00pm)
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ラブ・デイジーズ

2006-06-29 06:55:18 | ヘーゼル・アトラス
参加中♪→

                                  ③My Favorite Pattern
[Lesson5]HA製サワーグリームグラスの種類
さて、現在紹介中のサワークリームガラスの形が、
ヘーゼル・アトラス(以下HA)製であることは、、皆さん既ににご存知の通り。
では、皆様、このシリーズのグラスのデザインパターンは、
一体どのくらいあると思まれますか???
といっても、このサワークリームグラスが作られていた当時の記録はないので、
明確な答えは出ませんが、今回の特集でご紹介しているコレクターズガイド本*
ちょっと数えてみました。(勿論HA社の別シリーズ、他社製は除く)

その結果は以下の通り。
・基本デザインのパターン 60種類
・基本デザインのカラー別ごとに数えた場合 156種類
・基本デザイン、カラー別、サイズ別  不明

この数字だけでもびっくり!な訳ですが、実際にはこの本に掲載されていない
デザインパーンもある訳で・・・。(私の目で発見>笑)
なので、サワークリームグラスが大好き! 全部揃えたい~!と思われた方、
これはかなり集め甲斐のあるコレクションになりそうです。(笑)
(え?私?・・・間違っても集めませんよ~。

+++


そんな数あるデザインパターンの内、昨日のピンウィール・グリーンの次に、
私が全カラー揃えることを目標にしたのが、今日のシリーズ。

パターン名は通称『LOVE DAISIES』。初めて見た時は、
なんだかとっても日本ぽくて、他のデザインに無い華やかさに一目惚れ。
色違いで7種あることは、本を購入してから知ったのですが、
その時点では既に揃っていたので、かな~り集中して集めていたようです。(笑)



私が最初に手に入れたカラーリングは、このパータンの中で一番多く見かける
上の写真のオレンジ×黄×ライムグリーンの組合せ。
このカラーリングは、まさに50年代を代表する流行色“ビタミン・カラー
(柑橘系のフルーツをイメージさせる色合い)そのものですよね!

この他の組合せは以下の通り。さて、皆様のお気に入りはどのコでしょう?
この中で、私のお気に入りは赤×白×青のトリコロールカラー。
これをドバッと揃えて、まもなくやってくるアメリカの独立記念日(7/4)の日に
使ってみたいな~と思ったり♪




これで、とりあえずこのラブ・デイジーズ・パターンは、7種でコンプリート。
勿論、もしかしてもしかすると他のカラーリングもあるかもしれませんので、もし
発見!された方がいらっしゃいましたら、是非教えていただければ嬉しいです!

因みに、この中で一番最後の収集になったのが、下の写真のタンブラー。
その次に遅かったのは、上の写真群のラスト緑×黄色×青のタンブラーでした。



このデザインに一番しっくりとくる組合せのカラーは、なんと言っても『』。
ドリンクタンブラーだけでなく、デザートの器として利用しても素敵ですよね♪

明日は、例の講座のアンティーキングツアーの日。
写真を撮る暇があれば、ツアーの模様をUPさせていただきます!
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ジェダイに合うグラスを

2006-06-28 07:46:01 | ヘーゼル・アトラス
参加中♪→

                                   ②for Jade-ite ware
[Lesson4]サワーグリームグラスの歴史
サワークリームグラスが登場したのは1940年代後期
その後プラスチック製の容器が登場する1960年代まで店頭に並ぶこととなります。
といっても乳製品容器のコレクターズとしての歴史は、クラフト社が採用した
スワンキー・スウィグスと呼ばれるタンブラーの方が先。
大恐慌=デプレッション(1930年代)の時代、人々の購買意欲を増進させるため、
各メーカーは様々な販促アイデアをもってカスタマーの確保を競い合います。
そこで成功したのがスワンキー・グラス
その歴史は次の特集で取り上げるとして、その流れをうけて登場したのが、
カラフルなプリントが入ったタンブラー、サワークリームグラスなのであります。
因みに、このスワンキー・グラスも殆どがヘーゼル・アトラス(以下HA)社製
サワークリームグラスの製造シェア率を考えると、いかにHAが
大手大衆向けガラスメーカーであったかを伺うことが出来ます。

+++
と、、いうことで私のコレクション第一弾は、
最初に集め始めたサワークリームグラスをご紹介いたします。



私がコレクティブルズにハマった当初は、やっぱりファイヤー・キング(以下FK)
ジェダイ・ウエアがメイン。でもFKシリーズは基本的に半透明なミルクガラスなので、
私としてはそれらに合うクリアなグラスがあったらいいな~と探していたんです。
そしてピ~ンときたのが、、ネットで見つけた今日のグラスたち。
ジェダイトーンに近いグリーンにブルーのドット。わ~~これなら合うかも~♪
と、せっせと同じものばかりを買い集めたのであります。(笑)

最初はとにかくこのパターンの物を、ということで1パイントハーフパイント
2サイズ両方を収集。でも、いざ自分で使ってみると、1パイントのタンブラーは
大き過ぎてかな~り使いづらいことに気付きました。(笑)

で、その後はハーフパイント(約225ml)のタンブラーのみをコレクトの対象に。
でも1パイントグラスは、タンブラーとしてではなく、ジェダイカラーのキッチンなので、
ツール立てなどのアクセントとして、活躍してくれるかもしれませんね♪



このパターン・シリーズの通称は、昨日ご紹介した本*によるとPINWHEELS
PINWHEELS(ピンウィール)とは風車(かざぐるま)のこと。(もしくは回転花火)
ほんと、風にふかれてクルクルと回る風車のイメージそのものですよね。

私がコレクトしたのはグリーンとブルーの組合せのみですが、
他のカラーリングは上の写真の通り全部で5パターン(×サイズ2種)。
こうしてみると、、全色1個ずつ揃えてもキュート!ですよね~。
もしくはFKの基本カラーリングに合わせるなら、グリーンとブルー
2タイプのみで統一しても、すっきりとしたコレクションになりそうです。



FK・ジェダイとピンウィール・グリーン。
涼しげな夏の食卓に是非♪

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サワークリームグラス特集

2006-06-27 07:17:12 | ヘーゼル・アトラス
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                             ①What is Sour Cream Glass?
今日から新しい特集です~。これも宿題消化のひとつ!>笑
以前ご紹介したサワークリームグラスを、どどど~んと一気にご紹介いたします。
私がヘーゼル・アトラス(以下HA)社のガラス製品のコレクター(というか
ファンのつもり)なことは、もう皆さんご存知の通り・・・。
いつかは売り物に、、と思いつつ集めたグラスが気がついたら、、かなりの量の
コレクションと化しておりました。(^^ゞ

ということで、『その昔・・私中味が詰まってました!シリーズVol.1』・
サワークリームグラス特集』のスタートです~。


[Lesson1]サワークリームグラス
さて、まずサワークリームグラスとは何ぞや?とお思いの皆様にご説明を。
サワークリームは、、生クリームに乳酸菌をくわえて発酵させた食品のこと。
勿論日本のスーパーでも今や常連の乳製品ですので、ご存知の方も多いと思います。
そして、現在売られている製品の容器はプラスチック製が殆ど。
でもその昔、、アメリカではグラスタンブラーの容器に詰められて、販売されて
いました。(日本にも、似たようなガラス容器のタンブラーがありますよね。)

ガラスに施された色とりどりのカラープリント。そう、、最初は上の写真のように
パッケージのキャップがされていたのであります。


[Lesson2]サワークリームの販売メーカー
サワークリームの容器として使用した乳製品製造メーカーもいろいろ。
私が住むNY界隈で一番見かけるのは、なんと言ってもBREAKSTONE社のキャップ。
勿論、他社のキャップも色々あるので本当は資料として購入したい処なんですが、
キャップ付きになるとお高いこともあるので、、写真で我慢してみたり。(笑)
Breakstone(NY)…現在はクラフト社*の一ブランド
Guers(PA)
Penn Maid(PA)…現在のPenn Maid Dairy*
Foremost(PA)…現在のForemost Farms USA*

等等、メーカーも色々もあるのですが、なんとなくペンシルヴァニア州(PA)界隈
に集中しているような印象ですよね~。
まぁ、HA社の工場はPA州にあったことと、PA州そのものが畜産業が盛んなエリア
であることも影響しているのですが、おそらく別のエリアに行けば、
また別メーカーのキャップを見つけることが出来るのだと思われます。


[Lesson3]グラスタンブラーの製造メーカー
サワークリームグラスと一口にいってもグラスの製造メーカーも色々。
その中でも特に有名なのが、なんといってもHA社
そして、、グラスジャーで有名なBALL製アンカーホッキング製などもあります。

でも、ここでの特集は主にHA社製のグラスをご紹介。
このメーカー製であるかどうかは、、バックスタンプで一目瞭然なんですが、
刻印が無くても、そのタンブラーの形からHA社製サワークリームグラス
判断することが出来ますので、明日から登場するグラスの形を特とご覧下さいね♪

因みに、、HA社のバックスタンプ有無の確率半々位
勿論グラスの底にちょこんと刻印があれば可愛さ倍増なんですが、、私自身は
タンブラーの魅力が一番なので、刻印にはこだわらずコレクトしています。



そんなサワークリームグラスの魅力がばっちり紹介されているのが、↑写真の本
◆『SOUR CREAM GLASSES』Schiffer Pub Ltd刊←詳細はコチラ*
現在確認できる殆どのHA社のサワークリームグラスのパターンが紹介されています
ので、これからコレクトしよう!とされている方には、かなり参考になる本です。
ただ、、アメリカの本らしく写真の発色がよくないのが、、ちょっと残念。
なので、、明日からは私のコレクション写真と共に、、
私が好きなパターンのグラスをご紹介させていただきます!

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ビンテージ・ケロッグ

2006-06-26 07:31:20 | 未来のコレクタブル
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新しい特集の前に、宿題が一つ残っていたので、、、、。
先月、、皆様の応援のお陰と私の中のまだまださめないコレクティブルズ熱の
お陰で(笑)、、ブログスタートから一年がたちました。

でも丁度その頃バタバタしていたので、、小さなプレゼント企画をしようと
思っていたのですが、、ようやく落ち着きモード・・・ということで突然ですが、
本当にちっちゃなプレゼントでごめんなさい!のプレゼントのお知らせです。

先日、近くの雑貨やさんで見つけたヴィンテージ・ケロッグマグネットセット
シリアルは普段あまり口にしない私ですが、、
このマグネットのキャラクターたちの愛らしさに目が釘づけ!!
今とはちょっと(というかだいぶ違う?)様子のキャラクターのイラストが
なんとも味があると思いません?

                                

キャラクターのそれぞれの名前は以下の通り。
赤…SMAXEY THE SEAL(アシカ)
緑…COCO THE MONKEY(おさる)

青…TONY THE TIGER(トラ)
黄…SUGAR POPS PETE(プレーリードッグ)

アメリカの朝食の定番シリアル。
日本ケロッグのHP*には、、シリアルの歴史や懐かしいパッケージ等の
ケロッグ博物館などのコンテンツもありますので、ぜひ覗いてみてくださいね。
私としては、ビンテージケロッグと称されたオリジナルのキャラクター達の方が
数段・・・グッとツボに入るんですけどね~~~。

さて、そのビンテージ・ケロッグを含むケロッググッズ販売サイト*を発見!
その中で見つけたコレクティブルズカテゴリー(現行商品)のナプキンホルダー、
キッチンタイマー、トレイなどに目が釘付け。→コチラのページ*
ターコイズキッチンコレクターの私としては、、真剣に悩みどころです。(笑)



ということで、、このビンテージ・ケロッグ・シリーズのマグネット5名の方
プレゼントさせていただきます。
ビンテージといっても2005年販売のアイテム。
あ、でもこれも既に製造中止アイテムですから、、暫くするば、
それはそれで価値がでるかもしれません♪(だったいいなぁ~~)

欲しい方は、、まず今日のコメント欄にひとことお言葉をお残し下さい!
応募資格はありませんが・・・いつも見てます!という方に是非♪
最初の5人に入られましたら、以下のメールアドレスに
ハンドル名、お名前、住所をご連絡ください。
 *受付終了いたしました。お陰様で5名様決定!ありがとうございました。

明日は新しい特集のスタートです!
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アンティーキングツアーのお知らせ

2006-06-25 09:52:25 | アンティークな日常
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今日は、、フリマ点景の日なのですが、、、
残念なことにNY界隈は・・・な一日でした。(しくしく)
でも、こんな時はチェルシーのザ・ガレージに行けばいいんですけどね。(笑)
いえいえ、、、ワタクシ、実はフリマどころではないのであります。
・・・というのも、先週火曜日、、マンハッタンの街を歩いていたら、
歩道と車道に大きな段差があるのに気がつかなくて、、見事に
捻挫をしてしまいました。(も~~NYの道ってばー、きらいきらいッ!>笑)
ということで、今週末は大人しく溜まったもろもろのことをしておりました。
なので、、フリマ点景はお休みです。すみません。

+++

さて、、ここで一つお知らせ。
今月開講したアメリカン・アンティーク講座なんですが、先週木曜日に
講義分が終了。残すは、アンティーキングの実践!のみとなりました。

お陰さまで当初の予定より、多くの方に受講していただいたため、、
アンティーキングのツアー用に大きなバンを借りることとなりました。
そのため、ツアーのみの参加の方も若干募集することとなり、
あと2席ほど空席があるとのことなので・・・ここでも宣伝しちゃいます。

NY・NJ近郊にお住いの方で、、もしくは、この時期にNYに滞在予定の方、
ご興味あり!でしたら、是非、下記NJ日米協会さんのHPをご覧の上、
お問合せいただければと思います。

◆催行日 6/29(木曜日)
◆ツアー内容 キャピタルタウン・オブ・アンティーク!と称される
       ペンシルバニア州アダムスタウンのアンティークモール巡り。
       私のお勧めのモール数件で実践のお買い物と、、
       沢山あるモールのそれぞれの特徴もこっそりお教えいたします!
       (是非今後の参考に。)
◆出発時間 朝8:10出発(NJの指定集合場所)~18時頃NJ着予定
      (HPの時間と異なっていますが、こちらの情報が最終決定です。)
◆料金・お問合せはNJ日米協会迄 → NJ日米協会のHPはコチラ*

現地では勝手にお買い物するもよし、、もし必要であれば、
私の出来うる限りのアドバイスをさせていただきます!!

+++
今週の特集は・・・『私、中味が詰まってました。』…な物が登場予定です!
さて、なんでしょう~~~。(笑)

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ものと歴史(最終回)

2006-06-24 10:42:09 | from ニューヨーク
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                                         ⑧Epilogue
NYで探るコレクティブルズの歴史”特集は今日で最終回です。
そして、、クロイスターズ美術館*へとようやく帰って参りました。(笑)
数あるアメリカのコレクティブルズの奥深い話を語るなら、、、
どうしても、、その国の文化を知ることも時には大切。
それが、、今回の一連の流れの中で辿り着きたかった、私にとっての「答え」。

私のアメリカでの収集歴のはじまりでもある、、ブドウ柄も、
まさにその文化の一つかと・・・。

そして、、、クロイスターズ美術館にあるいつくかの聖母子像
その中に、聖母マリアがブドウを手にしている彫刻があります。



聖母マリアが手に持つそのブドウが意味するものは、、、
イエス・キリストのPASSION/パッション(ここでは“受難”の意味)。
これも一つの所謂『暗示』。

また時にフルーツは、ブドウを含め『収穫』の象徴にも使われるのですが(勿論
聖書の一説に由来)、フルーツ柄も西洋では沢山みかけるモチーフですよね。
(ファイヤーキングの中で思い浮かべるなら、ゲイ・ファド工房のシリーズとか)

勿論、、それぞれの物や植物たちが持つ意味も、ここで取り上げた意味以外に
沢山の意味の代わりとして用いられていますが、、アメリカン・アンティークの
無言の可愛さの裏に、、少しだけアメリカの文化や歴史があるということを、、
心に留めてみるのも、、楽しみ方のひとつかと。



クロイスターズ美術館のカフェが併設されたトリーの回廊
このクロイスターズ(回廊)の中庭に植えられた植物は、ユニコーンのタペストリー
描写された植物と同じものが植えられています。




そして、その隣ボンヌフォンの回廊の庭に植えられた植物達は、、
中世に栽培されていた250種以上の薬草たち。

そこに植えられている植物達もまた、、ひとつひとつ何かの象徴として、
アメリカの文化に使われているのかもしれませんね。



途中、、色々脱線がありましたが、、お付き合いありがとうございました。

最後はトリーの回廊のカフェのワンショットを…。
皆様には、、お疲れ様のコーヒーを…。

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ブドウ柄とアンティーク

2006-06-23 06:13:25 | 雑貨いろいろ
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                                     ⑦Grape Patterns
一体何の特集か、、既に??な方もいらっしゃるかと。(笑)
始まりは、NY・マンハッタンの北の端にあるクロイスターズ美術館のお話。
そして、そこで見られる宗教美術の決まり事についてが、前半部分のテーマでした。
そして後半、ちょっとピーター・ポッツ工房の紹介に寄道いたしましたが、
それはブドウ柄のクリーマーとの出会いがきっかけで・・・。
そして、今日はその『ブドウ柄』がテーマとなります。

さて、欧米に在住経験がある方には、直ぐにお頷きいただけるかと思うのですが、
こちらの雑貨にはブドウ柄のアイテムを沢山みつけることができます。
それはNYも例外にあらず。
TOPの写真は、食用ブドウが詰められた木箱に貼られていたラベルで、これもれっき
としたコレクティブルズ。このラベル専門のディーラーさんもいる程なんです。

確かにNYはブドウの産地としても有名。(ワインは全米で第三位の生産量)
でも、日本ではなかなか手に入らないブドウグッズなのに、NYではいとも簡単に
みつかる・・・それは私にとって、ちょっとした謎になったんです。



ファイヤーキングに手を出す前?(>笑)、クリーマーを入手した後に入手した
ブドウのエッチング模様のミニタンブラー。今回久々に引っ張り出し
改めて見直すと、私の好みもだいぶ変ったもんだとしみじみ。(笑)

最初、アメリカでブドウ柄が沢山手に入るのは、、キリスト教徒が多い国で、
ブドウといえばワインワインといえばキリストの血?・・・だからなのかな?
位にしか考えていなかったんです。
でも、ある日、観光気分で出かけたNY・5番街、ビルの森の中に建つ
ゴシック建築の教会・写真の聖パトリック教会で、こんなものを見つけました。



それは、教会内に入るための全てのドアに施されたブドウのレリーフ

この教会は、半世紀かけて造られた後1888年に完成した歴史ある建物。
大半の建材には白い大理石が使われ、祭壇はティファニーのデザインという、
教会内は絶対必見の場所。・・・なのですが、
中に入られる際には、ぜひそのドアにもお気を留めていただければ・・と。

ということで、『教会とブドウ柄』、益々何かがありそうな、その関係!?(笑)



そんな私の小さな謎を、一挙に解決したのが、上の写真のキャンドル・ホルダー
これは、たまたま入ったクリスチャン・ギフトショップで購入した物なのですが、
その側面には以下の一文が入っていました。

『I am the vine, you are the branches. Jhon15:5』
 ~~私はブドウの木、あなた方は枝である。 ヨハネ福音書15章5節

皆様、これで何故欧米にブドウ柄物が多いのか、お分かりになりました?
はい、、この言葉は、イエス・キリストが言った言葉なんですね~。




上の写真群は、ブドウ柄雑貨を意識し始めた後、気がついたら手元にあった品々。
なんだかんだといって、アメリカはまだまだキリスト教徒が多い国ですから、
ブドウ柄のアイテムが沢山あるのは、、もう納得のいたすところ!ですよね。

アンティークショップでもよくを見かけることが出来るブドウのモチーフ。
ブドウ柄のカッティングガラスを始めミルクガラスの食器類、ラッセル・ライト
さえもシリーズがある等々、かなりポピュラーな模様となります。

モノに歴史あり、、まさにこれもその一つ。
今後アンティーキングされることがありましたら、是非ちょっとだけ、
ブドウ柄のアイテムが、どのくらいあるか意識してみてくださいね。


私のブドウグッズコレクション第一号は、このバッジ、ってコレクションと呼んではいけない代物です。

明日は最終回“ブドウ”をキーワードに、再びクロイスターズ美術館に戻ります。

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ピーター・ポッツのマグ

2006-06-22 08:58:33 | ポッタリーウェア
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さて今日は、昨日ご紹介したピーター・ポッツにて購入したマグをご紹介します。
といっても、これは一緒に行ったガンボのDUKE氏のお買い物。(笑)
本当は私も、、記念に色々と欲しかったのですが、どうせ買うなら、、
ちゃんとコンセプトを考えてから…とか、
今はコレクティブルズのガラスで溢れているし…とか、
色々考え込んでしまって、、買うに買えなくなっちゃったんですー。(笑)
とりあえず、、私の手元にはフリマで買ったクリーマーと、、先日ご紹介した
お皿があるので、今は満足満足♪

でも、、日々、大きなマグが欲しいといっていたDUKE氏には、、
かなりピ~ン!とツボにはまったマグがあったようなんです。



ショールームで売っていたマグは2種類あったのですが、
これはスリー・フィンガー・ハンドルのタイプの大きなマグ。
我家のオフィスには水場もコーヒーメーカーも置いていないので、これだけ大きな
マグなら、、たっぷりコーヒーを注いでオフィスにこもれますよね。(笑)
ちなみに・・・小さなお皿は、なんとマグ用の蓋。保温力も優れた陶器なので、
この蓋をすればさらに効果的。そして、埃などのゴミが入る心配もありませんし、
ティーバッグ使用時には蒸らして、さらに使用済バッグを置くのにもピッタリなんです!

また、写真はありませんが、現在販売されているタイプにはオーブンで使える
キャセロールなどもあり、和食器風にして、洋食器である証拠?もあったり。(笑)
陶器にして、、使い勝手のいい食器たち
これこそが、、ポーター・ポッツ創業以来のコンセプトなんだと思います。

この工房の作品には、一つ一つ手書きのサイン入り。
これは、工房で働くスタッフそれぞれのものなので、サインの形もいろいろ。
全てが手作りなので、ぜひお気に入りのアイテムを、お気に入りのサインものを
探してみるのも…一つの楽しみ方かと。

++++
ということで、、ピーター・ポッツ工房に行く機会がもしあったならば、、、
腹ごしらえは是非こちらへ・・。(笑)

全米で一番小さな州とはいえ、その州境は殆ど大西洋に面していますので、
ここへ行ったならば、、絶対シーフード
ピーター・ポッツ工房から南へ下ること1時間、
海沿いのニューイングランドの小さな漁師町に、ガリラヤという場所があります。
(隣町の名前はエルサレムなど、この辺りは聖書に因んだ街が沢山あります。)

そこで食べたのが、、どど~んと、、以下の通りのご馳走!




レストラン『George's Restaurant』は1948年創業の街では老舗のレストラン。
見た目は、、素朴な家庭料理のような感じなのですが、
味は・・・本当に、こんな小さな街で、、と涙ぐみたくなるほど、素晴らしい味!
これを食べたら、アメリカの郊外のレストランは美味しくない!とは、
絶対に言わせない位、、太鼓判のお勧めレストランです。
*写真上左 
 春のアメリカ東海岸にいったら絶対食するべし! 
 リトルネッククラム(ハマグリの一種)とレストラン自慢のクラブ(蟹)ケーキ。
*写真上右
 シーフード・ポットパイ。具沢山のシチューがブレッドボウルに入ってサーブ。
*写真下左
 今でも忘れなれないこの味。ロブスターとアスパラガスのリゾット
 ライスはちゃんとアルデンテ! 勿論ロブスターミートもたっぷり。
 思い出すだけでも、、、うっとり~~~です♪

◆George's Restaurant
 250 Sand Hill Cove Rd.Narragansett RI. 02882
 Tel:401-783-2306
 http://www.georgesofgalilee.com



レストランの目の前は大西洋を一望できる白い砂浜の海岸
写真ではちょっと判り辛いのですが、太陽が差し込むとエメラルドグリーンに輝く
本当に綺麗な海でした。
そして、この海の向こうには、先住民達のから“神の宿る島”と呼ばれた
ブロック・アイランド*が。手付かずの自然が残るこの島には、ガリラヤから
カーフェリーで行くことが可能で、お時間がある方には是非お勧めです。

さて、、寄道もここまで。
明日は、特集の続きにもどります♪

◆Peter Pots Pottery
 494 glen rock road,west kingston,RI 02892 (MAP*
 TEL:1-401-783-2350
 Showroom Open 10:00-16:00 / 13:00-16:00(SUN)
 http://www.peterpots.com

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日本初紹介?ピーター・ポッツ

2006-06-21 08:01:09 | ポッタリーウェア
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今日と明日は特集から横道にそれて、ピーター・ポッツをご紹介致します。
私がピーター・ポッツと出合ったきっかけは、、昨日の記事に書いた通り・・・。
この工房がNYの隣(コネチカット州)の隣(ロード・アイランド州)にあると知った時、
片道2時間半?と踏んだ私は、、ずっとずっと行く機会を狙っていたのでした。
とはいえ、、なかなか見慣れぬ土地へ一人でドライブするのは、、心細いもの。
でも、今回はガンボのDUKE氏がその作風に興味津々だったので、いつか行こう!
と意気投合。とはいえ、なかなかチャンスがなかったのでありました。
                                   
それから、、4年越しの夢。
本当なら緑が綺麗な今の時期に行きたかったのですが、ちょっと時間ができた
3月、春がすぐそこまで!という季節にふら~りとドライブにいって参りました。



まずピーター・ポッツとは工房の名前。創始者はOliver&Elizabeth Greeneの2人。
この工房があるのは、全米50州の中で一番小さなロード・アイランド州で、
1948年に最初の陶芸スタジオをRIの州都プロヴィデンスで開き、
1953年に現在のウエスト・キングストンに移住してきたのそうです。

元々は粉挽所だった水車小屋が現在の工房。
森の中の小川のほとりにひっそりと佇む小さな工房は、
都会の騒々しさとは無縁で、妖精が本当に住んでいるような感じさえしました。



工房の見学は、、残念ながら一般公開はなく、グループ単位の予約のみ。
でも隣に併設されたショールームでは、ずらりと並ぶ作品を一度に見ながら、
楽しいショッピングの一時を過ごすことができます。

この工房の名前が注目を浴びたのは1950年代、
NYのMOMAで開かれたグッド・デザイン・ショーに出展されたこと。
その後1957年、アメリカの陶芸界では一番権威のあるThe Ceramic National
賞を受賞したことで、知るひとぞ知るミッドセンチュリーのデザイナーズの
ひとつとして仲間入りを果たしました。



この工房から造られる作品の大きなコンセプトは、
扱いやすく、丈夫で、毎日使えて、楽しめる食器
シンプルなラインから生れる直線美こそが、その作風の最大の特徴ともいえます。

そして、、それらを求めた後に、彼らが辿り着いたのが、
茶系のマホガニー・ブラウンと群青が特徴的なシーガルブルー
このたった2つのカラーをベースに、様々な生活雑器が生み出されています。

窓際に置かれたバターボートの小皿は、お刺身の醤油皿にぴったりですよね。(笑)



そして、、2006年現在。創始者の一人Oliverさんはご健在。ショールームに
いらしたスタッフさんにお話では、今は80歳を越える大台ながらも、
毎日元気に工房で作陶をしていらっしゃるのだそうです。
(お写真はコチラのHPへ*

グレーがかった白地と縁部分に繋がる2つのカラーのグラデーション。
どちらのカラーにしても、和食との相性はぴったりですよね!!
私もいつかガンボの食器を全部これで統一したいな~なんて、密かに夢見たり。(笑)
本当に小さな工房なので、ぜひ末永く素敵な作品を作り続けて欲しいものです。



アメリカ国内であれば、通販も可能。
初期のピーター・ポッツは既にコレクティブルズ、、、、
(昨日のクリーマーは80年代であることが、工房訪問時に判明)
このピーター・ポッツに興味深々の皆様、未来のアメリカン・
アンティーク予備軍として、今から集めてみてはいかがでしょうか?

◆Peter Pots Pottery
 494 glen rock road,west kingston,RI 02892 (MAP*
 TEL:1-401-783-2350
 Showroom Open 10:00-16:00 / 13:00-16:00(SUN)
 http://www.peterpots.com

明日は、ショップで買ったマグと近郊のお勧めスポットに更に寄道です♪
(工房買付ツアー催行可能です。お問合せはスタジオガンボ*迄どうぞ。)

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