ニューヨークとアンティーク

アメリカンアンティークを勉強するブログ
ビンテージアイテムから知るNYスタイル・歴史・フリマ点景

お里帰りの素敵なエプロン

2005-12-30 09:59:53 | ファブリック
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みなさま、こんにちは。
今年の残りあとわずかですね!!
年末のお忙しい時期かと思いますが、このブログは年末年始も運行予定(笑)ですので、
お時間ありましたら、また是非覗きにいらしてくださいね!

さてさて、本日はエプロンネタの3つ目。
今日は・・・先日、日本から届いた写真を見ての通り・・・の
素敵なエプロンです!!

ね、ね、みなさん!なかなかカッコイイでしょう!!

実はこれ、スタジオガンボで滞在されたゲストの方からのプレゼントなんです。

というのも、その方がガンボのショップで
ビンテージテーブルクロスをお買い上げくださり、
スカートを作った残りのクロスで私の為に作ってくださったのでした。



日本からハンドキャリーで私の手元に届いたのですが、
包みをあけてみてびっくり!!
ターコイズカラーキッチン計画進行中の我家には、
なんとも似合いすぎのエプロンなのです。

ちなみに・・・ゲストさんが作ってくださった模様はコチラ
最初に出来たスカートについてはコチラ

本当に素敵なエプロンを作ってくださった…
わたなべ様、ありがとうございました。大切に使わせていただきます!!



ダイナーのウエイトレスさん用エプロン。
フィフティーズのエプロン。
そして、ビンテージクロスでつくったエプロン。
どれをつけても素敵なキッチン・ライフになりそうですよね♪


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フィフティーズ・エプロン

2005-12-29 10:33:23 | ファブリック
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フリマの楽しいところは、ディーラーさんと直接話が出来ること。

写真のエプロンも、
「私が若い頃につくったのよ~。」というおばあちゃまから購入。

「いつ位のものなの?」と聞くと、
「あら、それは私の歳を聞くのと一緒よ。」と、おばあちゃま。
すると、横にいたおじいちゃまが小声で・・・「50年前くらいかな。(笑)」と。

10枚以上あったエプロンから、
最後は生地としても使えそうな柄の3枚をセレクト。

「アナタがつけるの?」と聞かれたけど、
「こんなに細くないもの~~。」と私。(笑)

はい、これでおあいこ。おばあちゃまも大笑い。



手作りのエプロンは、
そのアクセントのつけ方も中々興味深いもの。
さり気なくつけらた飾りテープや、
幅広の結び部分はいかにも50's。
色合いもまさに50年代な香り。

細いウエストにキュッとしめて、
大きなリボンのように後ろに結んで・・。
そしたら、髪もポニーテールにしたら可愛いかな。
(自分の歳は忘れています・・・。)



つけるのは・・・ちょっと気恥ずかしいけれど、
キッチンにちょこんと置いて、ちょっとだけ、50's気分

このエプロンが似合うキッチンに、
一日も早くさせたい・・今日この頃です。

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ビンテージクロスのバッグ

2005-06-25 12:55:58 | ファブリック


さて、今日は昨日に続いて、上野朝子さんとのコラボ第1弾後編です!

昨日のスカート、みなさん気になってませんかーー!??(笑)
本当に素敵なんですが、見た目だけではないのですよ。
ということで、今日はビンテージクロスを使ったバッグをクローズアップします

(=J@管理人)さて朝子さん、実際に手にとってその仕上がりを拝見すると、昨日のスカートも
今日のバッグも物凄く丁寧な縫製を感じることができますねー。
特にこのバッグ。裏地もしっかりあって、取っ手付けの部分もしっかり!! 
素人技ではございません!! でもそれもそのはずです。
だってこれを造られたのは朝子さんがNYのお母さんと呼ばれているNY在住のマーゴットさん。
当然一つ一つ手作りなんですよね!

(=朝子師匠)はい、そうです。マーゴット母は、今年75歳で、若い頃、プロでお針子さんでしたから、テクニックはきっちりしています。
そして、本当はドイツ人なので(小さい頃コロンビアに家族で移住して、
スペイン語が母国語です。)やっぱり仕事の進め方もきっちりしています。

なるほどー、納得です。
で、そのマーゴットさんが作られたバッグ。
アンティークのウッドハンドルを開けば、ほらマーゴット・ニューヨークのタグが!!
これって、自分へのスペシャルプレゼントにも、アンティークが大好きな人へのプレゼントにも
ピッタリですよねーー♪

 
このタグは、お孫さんがプレゼントしてくれました。
よくマーゴットさんに服のサイズ直しを頼みに来るから、そのお礼もあるみたいです。
裾上げ、とかそんな簡単なものではなく、手の込んだスカートやブラウスのサイズ直しとか。
ぜーんぶ解いて、作り直すこともあります。
そういう時や、マーゴットNYのスカートやバッグを製作するときは、背筋もピンと伸びて、
早朝からミシンの音が部屋から聞こえてきます。

うーーん、しみじみ。なんだか想像しちゃいますね。
NYのアッパーウエストの古いアパートメントの一室で、
マーゴットお母さんが動かすミシンの音がダダダダ・・・と。
今にも聞こえてきそうです・・・。
なんだかそんな音を一日中聞いて過ごす日があったりしても素敵かも♪

ででで、こんな素敵なものをサクっとプロデュースしちゃう朝子さんは
やっぱりすごいなーー。
いつか私もマーゴットお母さんに、洋裁習いに行きたいです。(無理無理・・・笑)

お母さんは、生地の取り方は自信がなくて、わたしが決めないとやってくれません。
あくまでお針子に徹しています。だから、このプロジェクトは本当に共同作業です。

習いますか? でも、スペイン語なまりの英語は、結構感化されますよ。
それも面白いかな。
butの代わりに、peloって言われて、最初はなんだかわかりませんでした。

わ、英語でさえもひーひーしている私は、???間違いなしですねーー。
でも私も一度お会いしたことあるけど、素敵なブロンドヘアのマーゴットお母さんなら
すっごく楽しそうです!!

ところで朝子さん。このアンティークのウッドハンドルは、
見つけた時は当時のままの布バッグ・・・確か、ゴブラン織の生地だったものですよね??

そうです!よく覚えていますね。一応洗ってみたら、真っ黒な水になって(恐)。
マーゴット母と、そのバケツを覗き込み、「50年位洗っていなかったら、仕方ないか。
それにしても凄い!」と話したのですよ。

わっはっはっ。想像してますーー。
もし状態がよければそのままクリーニングして再登場!となるのでしょうけれど、
布部分がダメでもそうしてハンドルだけ利用すると味わいのあるバッグになるのですねーー。

そうなんです。でもハンドル探しは、結構大変です。
裏地は、息子さんのシャツをリサイクルしています。
出来上がると、一番自分がほしくなります。いろんな工程を経て出来上がったものだから。

そうですよね。そしてそんな朝子師匠も愛着のあるバッグですから
中にいれる小物は、すべてこだわりものを入れてあげたくなりますね。

サザン・アクセンツのある湘南の海辺でも、
ビルの谷間にあるセントラルパークでも、
太陽さえあれば・・・・、あなたのそばでいつでも花咲くバッグ。

ほら、みなさんもまたちょっと欲しくなったでしょ!?(笑)



ということで、師匠とのコラボ第一弾はコレにて終了。
また次回も是非お楽しみに!! 朝子師匠そして読んでくださった皆様ありがとうございました

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ビンテージクロスのスカート

2005-06-24 14:28:12 | ファブリック


みなさーーん、お待たせいたしました!! 
私のご師匠さま、上野朝子さんのご登場です!!
今日は朝子師匠とのコラボ、第一弾をお届けします。もーー必読ですよ!!

(=朝子師匠)よろしくお願いします~。
(=J@管理人)師匠、こちらこそよろしくお願いします!!
ということで、早速今日は6/10の記事でご紹介した上野さんのお店・サザンアクセンツさんから
私の元へ里帰りした素敵なスカートとバッグを2回に分けてご紹介します。
本当に実現しましたね、里帰り。
そうなんです!! ででで、まずは見てください!!写真の2点。
あまりの素敵さに、私の写真の腕がついていかず、ちょっと自信喪失。(汗)
サザンアクセンツさんおファンの方ならご存知、マーゴットNYのオリジナルなんです!!
写真お上手ですよ。この写真も、色がきれいですね~。
わ、よかったーー。なにせ朝子さんの撮られる写真も素敵ですものーー♪
そして、何故に里帰りか!?
はい、実は生地に使われている素材は、コレクティブルズの
(写真のものはおそらく1960年代)のテーブルクロスなんですが、
私から朝子さんに納品させていただいたものなのです。
その節は、お世話になりましたね。
このクロスは、発色が良くて、リフォーム冥利につきました。
年代をとうやって見分けるのか・・・??
アメリカのディーラーに聞くと大抵は「40年代」と言うでしょ。
「パターン(柄)かしら?」と曖昧な返事が多いでしょ。
流行っていたのは、30年から50年ですよね。
わ、するどい突っ込みです。(汗)
たしかこのクロスのディラーさんは後期のものとおしゃっていたと記憶しています。
でもよくよく考えると、この発色のいいグリーンブルーは、ラッセル・ライトの食器に
置き換えると後期のイロコイズ社製のアクアブルー(1960年代)に通じますよね。
そう考えるとおばあちゃまの言い分もまんざら嘘ではないように思ったのでした。
パターンも、いろいろあるけれど、花柄人気ですよね。
そのようですね。私も断然花柄を目にする確立が高いです。
あとは、キッチンツール柄とか、チェック柄とかですよね。
あ、そうそうとっても高価なステイト(州)柄もありました!!



で、朝子さん、ダイニングの華やかな演出に活躍していたテーブルクロスが、
こんな風に生れ変わるなんて、本当に素敵だと思いますーー♪
思う思う。ざっくり切ってしまうのには、少し勇気がいりますけど。
そうですよねー、勇気要りますよね。しかもこの手のテーブルクロスは
今や価格高騰真っ最中。レアなものなどは軽く一枚200ドルを越すものもありますし。
しかも使用済みのものが殆どですから、穴や染みなどが無いいい状態のものを探すの
は一苦労。
そうね~、本当に高くなりましたね。
前は、状態がmint(=未使用)なものしか買わなかったんですけど、最近は、染み抜きを
マスターしたので、少々の汚れは気にせず購入しています。そういう難アリは、
まだ「買える」値段だから、ちょっと手間をかけてきれいにしています。

穴あきも、一部に集中しているなら、大丈夫です。バラバラに穴があると
生地の取り方が面倒です。
染み抜きマスターと書きましたけど、酵素洗剤がいいのです。
でも、洗剤に長く漬けすぎると、ヴィンテージクロスは、色落ちや虫食いのような穴
ができてしまうこともあります。せっかくのアイデアが台無しです。
テーブルクロスを買うぞ!と意気込んでもなかなかベストなものに出会えない
今日この頃。ということで、何かの折にクロスを見つけると・・・
これは朝子さん行き!!とキープさせていただくのでした。
だってだってこんな風に生れ変っていくことに、ほんのちょっとでも携われるなんて、
アンティーク好き冥利につきますよねーー♪
ありがとうございます!そう、マーゴットNYブランドは人気ですから、
常にいい素材を探しています。他のクロスも全部加工しましたから、
またきれいなクロスを見つけたら、キープをお願いします。
了解です!!
今進めている次のアンティーク本(と言っても、出版は年末と思います)の
打ち合わせで私がテーブルクロスでスカートを作ることを編集者に話したところ、
最初は「え~、もったいない」「読者には飛躍しすぎではない?」と言われたのよ。

でも、「クロスのままより、使う頻度が高いはずですよ。
こういうクロスで食事、というのは、持っていても、案外しないのでは???」と言って、
ほぼ押し倒すような意気込みで編集者を説得しました。
ほほううーー。さすがです。
でもほんと、なんだかもったいなくてクロスとしては使いづらいです。
もし使うなら上から透明のビニールシートをかけちゃいますねーー。(笑)
脱線しますが、ブログってすごいですね。すぐに活字になる。
本は、丁寧に作ると半年かかります。もどかしいっす。
そーですよねー。でも本は時と場所を選ばずに好きな空間で
楽しめますから、是非是非たくさんの朝子師匠本をよみたいですーー!!
それからですね、このスカートをスタジオガンボにつれて帰ってくださったのが、
先日ベークライトで追加情報をくださったIMELDAさん。
NYでは忙しい朝子さんですから、生地をお渡しできても、
なかなか出来上がりを生でみれなかったので、本当に感動いたしました。
よかったよかった。イメルダさんに感謝です。
私の大好きなターコイズのタンクトップとサンダル。
そしてこのスカートを身につけたら、ノリータあたりでカフェタイム。
絵になること間違い無しですよね!!
Jチャンのスカート姿、見たことない。。
その写真を今度是非ここで・・・・ねー。
・・・・。(えっと、とりあえずごまかしてみようーー!!)

ということで、長くなりましたが、今日はここまで。
バッグ篇は明日お届けします!!!

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本日(6/23)のNY: 最高26℃ 湿度54%(11:00pm)