ニューヨークとアンティーク

アメリカンアンティークを勉強するブログ
ビンテージアイテムから知るNYスタイル・歴史・フリマ点景

心が吹き込まれたキャンドル

2006-01-30 07:19:09 | from ニューヨーク
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NY・マンハッタンから車で1時間半。
そこにアーティストたちの住む小さな小さな村があります。

その村にある山肌をむき出しにした山。
それが、砂糖のかたまりのように見えたことから、
名付けられた村の名前は『Sugar-Loaf』=(砂糖の塊)。

その村の歴史は古く1730年代にヨーロッパからの移民によって開拓され、
ビレッジとしてのスタートは1749年。
(マンハッタンの設立は1664年)
その後、南北戦争(1770年代)における物資の流通ハブ地として栄えながらも
1900年代にむけ、過疎の村へと変化。

そしてこの村における一大転機は
1960年代にアメリカン・クラフトの復興を成し遂げたこと。
人口が一気に倍以上に増えたこの街は、
今でもアーティスト達の店やスタジオがわずか500メートルの間に現在も軒を連ね、
ピークシーズンには沢山の観光客が訪れる場所へとなりました。

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その中の一軒。
オーナーのピーター氏がたった一人で作る手作りのキャンドル。

その日、偶然制作過程を見学させてもらった私に化せられた課題は、
一切話しかけない』、ということ。

そして静けさの中、耳に届いてきたのは
彼の深呼吸・・・そして、一言。

さぁ、お願いだ。綺麗な色をみせてくれ!




わずか10畳ほどの店内。
そこに、飾られた「心が吹き込まれたキャンドル」。

それは、まるで神様のキャンドル。



彼がその場を去ってもなお、
目には見えない精霊がそこにいるようで・・・・。



そんなシュガーローフの街を明日もお届けさせていただきます。


The CANDLE SHOP
SUGAR LOAF, NY 10981
Tel;1-845-469-4927

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