今日もビンテージの木製アイテム。
昨日の記事でも触れたチーズボックス。
通常コレクタブルのチーズボックスというと、金塊のような長細い長方形。
でも、今日の写真のものには仕切りが付いていますよね。
実は・・これ、当時の人がこの箱を再利用する際に、
ハンドメイドで仕切りをつけたものなんです。
昔も今も暮らしの中でのアイデアクラフト精神は変わらず存在しているんだな、
と思うと、なんだかそれだけでワクワク。(笑)
はい、お蔭様でン十年たった今でも
こうして我家ではそのまま利用させていただいているのです。
(古いものは1900年代製もあり、既にアンティークの仲間入り済)
スタジオガンボのご滞在されたことのある方なら、
ご記憶にある方もきっと多いはず。
一つはリビングのエンターメントコーナーのリモコン入れとして利用。
そしてもう一つは本棚の上にあるフリーのカードやブックレット入れに。
勿論自分で木の切れ端を使って作ることも簡単ですが、
昔の知恵そのままに使わせていただくのは、何とも味わい深いもの。
ちなみに、最初にこのチーズボックスを見たときは、
不思議な形だな、と思った私。
でも、その後ホールセール用のスーパーで現在のクリームチーズを見て納得。
まさに同じ形の紙箱入りで売られていたでした。
現在、一般のスーパーでは家庭用サイズはプラスチック製のカップが殆ど。
じゃぁ、これらの木製チーズボックスは
デリやレストランなどで使われていたのかな・・と想像してみたり。
この他にもチーズボックスのクラフト品は色々。
ドライフラワーのプランターから、
片方の側面に取っ手がつけられ、ツール入れの小引き出し等々。
この場合、片面にペンキの塗り後があったり、
ツールの名前などが書き込まれたラベルが貼ってあったりします。
我家にもまったく同じ柄のものを一度に30個ほど仕入れたことがあるのですが、
これもきっと・・・出所は飲食店等だったのでしょう。
そして、現在でも沢山残るチーズボックスは、
当時の人々も、『捨てるに忍びない可愛さ』と思っていたことの
証明でもあると思うのです。
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