ミッドナイト・スターの「Curious」

前回の「Slow Jam」に続き、もう1曲ミッドナイト・スターを紹介。
ダンスナンバーの「Curious」です。

200万枚のダブルプラチナセールスを樹立した3rdアルバム『No Parking On The Dance Floor』に続いて、ミッドナイト・スターは4枚目のアルバム『Planetary Invasion』(1984年)を発表。

4thアルバムからは、ミッドナイト・スター史上最大ヒットの「Operator」(1984年全米R&Bチャート1位)をはじめ、「Scientific Love」(1985年全米R&Bチャート16位)、「Body Snatchers」(1985年R&Bチャート31位)と、エレクトリカル&ファンキーなダンス系3曲がチャートイン。

ここに紹介する「Curious」も前述の「Slow Jam」同様シングルカットはされませんでしたが、ぶっといベースラインとオシャレなサウンドが受けたのか、1980年代のディスコで頻繁にかかってた記憶があります。

シングルカットされなかったにもかかわらずベストアルバム『Anniversary Collection』に収録されるくらいなので、やっぱり本国でもいい曲と認められてたんでしょうかね。
個人的には☆☆☆☆★(四つ星)のオススメ作品です。

ミッドナイト・スターの個人的ベスト5曲
01「Slow Jam」
02「Wet My Whistle」
03「No Parking On The Dance Floor」
04「Operator」
05「Curious」

■ミッドナイト・スター■
1976年、ヴィンセント・キャロウェイ(トロンボーン)、レジナルド・キャロウェイ(トランペット)のキャロウェイ兄弟と、ベリンダ・リプスコム(女性ヴォーカル)によってケンタッキー州立大学で結成。スタジオプレイヤー&プロデューサーを迎え、RCAレーベルから1stアルバム(1980年)をリリース。1982年のSOLARレーベル移籍後(←当時はシャラマーやウィスパーズが在籍)、大型9人編成のフルバンドとして2ndアルバム『Victory』(1982年)を発表。3rdアルバム『No Parking On The Dance Floor』(1983年)、4thアルバム『Planetary Invasion』(1984年)、5thアルバム『Headlines』(1986年)と立て続けにヒットアルバムを生み出すが、1988年に主要メンバーのキャロウェイ兄弟が脱退しグループはヒットに恵まれなくなる。キャロウェイ兄弟はその後、ナタリー・コール、グラディス・ナイト、テディ・ペンダーグラスなどのプロデュースを手がけるとともに、SOLARレーベルからアルバム2枚をリリースしている。