全米チャート2005年12月03日付

全米シングルチャート(HOT 100)1位
Chris Brown「Run It!」

今週で2週目のナンバーワンです。しかし2週目にして赤丸は消滅。
ラジオエアプレイチャート1位→1位、シングルセールスチャート1位→2位、デジタルトラックスチャート2位→2位、デジタルソングスチャート3位→5位、リングトーンズ(着メロ)チャート18位→3位と微妙に下降線ですかね。
これらダウンの原因は7位のMadonna「Hung Up」にあります。
Madonnaの「Hung Up」は、ラジオエアプレイチャート53位→47位、シングルセールスチャート1位初登場、デジタルトラックスチャート3位初登場、デジタルソングスチャート8位→1位、リングトーンズ(着メロ)チャートエントリーなしとなっていて、シングルセールスチャート、デジタルトラックスチャート、デジタルソングスチャートの3部門でモロに影響を受けました。
このままのセールスが続いてエアプレイが伸びれば、久しぶりの全米ナンバーワンなんていうことがあるかもしれません。



全米R&Bシングルチャート1位
Dem Franchize Boys Featuring Jermaine Dupri, Da Brat & Bow Wow「I Think They Like Me」

2週連続のトップをキープしていたChris Brown「Run It!」を抜いて、Dem Franchize Boys Featuring Jermaine Dupri, Da Brat & Bow Wow「I Think They Like Me」が新たなトップに踊り出ています。
R&Bエアプレイチャート3位→1位、R&Bシングルセールスチャート2位→3位とエアプレイの好調が勝因でしょうか。
2位にダウンのChris Brown「Run It!」は、R&Bエアプレイチャート2位→2位、R&Bシングルセールスチャート1位→2位という内容。せっかく1stアルバム『Chris Brown』の日本盤発売(2006年1月25日)も決まっただけに、もうちょっとトップを独走したかったところです...。まあ、2005年11月29日に1stアルバムの輸入盤が先行発売されますし、エアプレイ次第では首位奪還というケースも考えられますよね。



全米ダンスチャート(CLUB PLAY)1位
Madonna「Hung Up」

今週で3週目のナンバーワンです。
2005年を振り返ってみると、The Pussycat Dolls Featuring Busta Rhymes「Don't Cha」も3周連続のトップだったので、年間チャートはMadonnaかThe Pussycat Dolls Featuring Busta Rhymesが1位なんでしょうか?? 個人的にはMadonna「Hung Up」に1票です(笑)。
いつまでもMadonnaがトップにいるので、順番待ちをしていた2位Sun「Ends Of The Earth」、3位Ricky Martin Featuring Fat Joe & Amerie「I Don't Care」から赤丸が消えてしまいました...。
ちなみにSunはシンガポールの女性シンガーです。ちょっとヘタウマな英語発音が気になりますが、リミキサー陣にはいつもスゴいお金をかけていて、

「One With You」(2004年7月3日付全米ダンスチャート1位)

01. One With You (Original Album Releases)
02. One With You (Chris Cox Club Remix)
03. One With You (Peter Rafelson Album Version)
04. One With You (Pete Lorimer 29 Palms Mix)
05. One With You (Chris Cox Club Mix)
06. One With You (Eric Kupper Club Mix)
07. One With You (Mike Rizzo Global Club Mix)
08. One With You (Chris Cox Dub)
09. One With You (Eric Kupper Dub)
10. One With You (Mike Rizzo Dark Dub)
11. One With You (Eric Kupper Radio)
12. One With You (Mike Rizzo Radio)

(トラックリストはSUNのホームページから引用)


「Without Love」(2005年1月15日付全米ダンスチャート1位)

01. Without Love (Jimmy Harry Album Version)
02. Without Love (Motivo/Atillas Radio)
03. Without Love (Tony Moran/Jody den Broeder Radio)
04. Without Love (Mike Rizzo Radio)
05. Without Love (Pete Lorimer/29 Palms Radio)
06. Without Love (Johnny Budz Radio)
07. Without Love (Motivo/Atillas Club Mix)
08. Without Love (Tony Moran/Jody den Broeder Extended Mix)
09. Without Love (Mike Rizzo Global Club Mix)
10. Without Love (Pete Lorimer/29 Palms Extended Mix)
11. Without Love (Johnny Budz Extended Mix)
12. Without Love (Mike Rizzo Tribapella)
13. Without Love (Solasso Remix)
14. Without Love (Bimbo Jones Club Mix)
15. Without Love (Bimbo Jones Jazzanova Mix)
16. Without Love (Motiv8 Club Mix)
17. Without Love (Solasso Dub)
18. Without Love (Solasso Radio Edit)
19. Without Love (Bimbo Jones Radio Edit)
20. Without Love (The Motiv8 Airplay Edit)
21. Without Love (Motiv8)
22. Without Love (Eric Kupper Radio)

(トラックリストはSUNのホームページから引用)

...という豪華ラインナップなのです。そして今回も、

01. Ends Of The Earth (Tony Moran Pop Radio Edit)
02. Ends Of The Earth (Jason Nevins Rock Radio Edit)
03. Ends Of The Earth (Eric Kupper Radio Edit)
04. Ends Of The Earth (Mike Rizzo Global Radio Edit)
05. Ends Of The Earth (Tony Moran Club)
06. Ends Of The Earth (Jason Nevins Dance Club)
07. Ends Of The Earth (Eric Kupper Club)
08. Ends Of The Earth (Mike Rizzo Global Club)
09. Ends Of The Earth (Tony Moran Dub)
10. Ends Of The Earth (Eric Kupper Dub)
11. Ends Of The Earth (Mike Rizzo Dub)
12. Ends Of The Earth (Peter Presta Tribal Dub)
13. Ends Of The Earth (Soul Seekerz Radio Edit)

(トラックリストはSUNのホームページから引用)

...に加え、

01. Ends Of The Earth (Paul Oakenfold Remix)
02. Ends Of The Earth (Soul Seekerz Remix)
03. Ends Of The Earth (Solasso Remix)
04. Ends Of The Earth (Soul Seekerz Dub)
05. Ends Of The Earth (Solasso Dub)

...という内容のイギリス盤プロモCDシングルも発表。

これで1位が取れないと、結構くやしいですよね??

さてさて本題のMadonna「Hung Up」ですが、いまだにCDシングルが届きません(涙)...。

アメリカ盤CDシングル

01.Radio Version
02.SDP Extended Vocal
03.Tracy Young's Get Up and Dance Groove Edit
04.Bill Hamel Remix
05.Chus & Ceballos Remix
06.SDP Extended Dub

全米チャート2005年11月26日付

全米シングルチャート(HOT 100)1位
Chris Brown「Run It!」

10週連続ナンバーワンをキープしたKanye West Featuring Jamie Foxx「Gold Digger」を破り、若干16歳のChris Brown君がついに全米チャートの首位に踊り出ました!
ラジオエアプレイチャート1位→1位、シングルセールスチャート2位→1位、デジタルトラックスチャート4位→2位、デジタルソングスチャート5位→3位、リングトーンズ(着メロ)チャート20位→18位という内訳です。
Kanye West Featuring Jamie Foxxの「Gold Digger」が、ラジオエアプレイチャート2位→2位、シングルセールスチャート29位→37位、デジタルトラックスチャート3位→4位、デジタルソングスチャート1位→2位、リングトーンズ(着メロ)チャート1位→2位という内容なので、好調なエアプレイ&シングルセールスとじわじわ上がってきたダウンロードチャートが功を奏しての首位交代ですね。



全米R&Bシングルチャート1位
Chris Brown「Run It!」

今週で2週目のトップです。R&Bエアプレイチャート3位→2位、R&Bシングルセールスチャート2位→1位と好調をキープしているようですが、わずか1週にして赤丸が消滅。
背後の2位にDem Franchize Boys Featuring Jermaine Dupri, Da Brat & Bow Wow「I Think They Like Me」が4位から上がってきました。こちらは、R&Bエアプレイチャート4位→3位、R&Bシングルセールスチャート3位→2位と、あと一歩のところまで迫ってます。
来週あたりトップの入れ替えが起こるのでしょうか??
Dem Franchize Boys Featuring Jermaine Dupri, Da Brat & Bow Wowの「I Think They Like Me」の詳細に関しては、全米チャート2005年10月29日付のブログ(R&Bチャート欄)を参照して下さいな。



全米ダンスチャート(CLUB PLAY)1位
Madonna「Hung Up」

先週の予想どおり、2週目のナンバーワンをキープしました。
ニューアルバム『Confessions On A Dancefloor』って、ノンストップなんですね。1曲ずつ独立しているアルバムかと思ってました...。
アメリカ盤CDシングルはすでに発売になってるのですが、なかなかウチには届きません...。レビューは音源が届いたらアップさせていただきます。
ちなみに2ndシングルは「Sorry」とのこと。

アメリカ盤CDシングル

01.Radio Version
02.SDP Extended Vocal
03.Tracy Young's Get Up and Dance Groove Edit
04.Bill Hamel Remix
05.Chus & Ceballos Remix
06.SDP Extended Dub

全米チャート2005年11月19日付

全米シングルチャート(HOT 100)1位
Kanye West Featuring Jamie Foxx「Gold Digger」

今週で10週目のナンバーワンをキープです。ラジオエアプレイチャート2位→2位、シングルセールスチャート17位→29位、デジタルトラックスチャート3位→3位、デジタルソングスチャート1位→1位、リングトーンズ(着メロ)チャート1位→1位と、ダウンロードに支えられてのトップですかね。
2位のChris Brown「Run It!」は、ラジオエアプレイチャート1位→1位、シングルセールスチャート3位→2位、デジタルトラックスチャート4位→4位、デジタルソングスチャート4位→5位、リングトーンズ(着メロ)チャート30位→20位と徐々に上がってきました。先週のビルボード本誌では今週の首位交代を予測していましたが、思いのほかカニエ・ウェストが下がらなかったのでしょうか?? 来週が楽しみです。



全米R&Bシングルチャート1位
Chris Brown「Run It!」

そんなワケで、R&Bシングルチャートではいち早くChris Brown君がトップを獲得。R&Bエアプレイチャート2位→3位、R&Bシングルセールスチャート2位→2位という内容で、セールスの好調が勝因のようです。
首位を譲り渡したYoung Jeezy Featuring Akon「Soul Survivor」は、R&Bエアプレイチャート1位→1位、R&Bシングルセールスチャート11位→23位と、セールスのダウンが敗因でしょうか。
先週注目のKeyshia Cole「I Should Have Cheated」もワンランクダウンの今週5位。きっとこのまま下降線なんでしょうね。(意外と)いい曲なのに...。



全米ダンスチャート(CLUB PLAY)1位
Madonna「Hung Up」

ニューアルバム『Confessions On A Dancefloor』からの1stシングル。チャートイン4週目で堂々のトップ君臨です。
マドンナにとってチャートイン4週目での1位は、「Music」(2000年9月16日付全米ダンスチャート1位～5週連続)、「Impressive Instant」(2001年11月7日付全米ダンスチャート1位～2週連続)と並ぶトップ到達最速記録。
あと1週ぐらいはトップをキープするんじゃないでしょうか??

アメリカ盤CDシングル

01.Radio Version
02.SDP Extended Vocal
03.Tracy Young's Get Up and Dance Groove Edit
04.Bill Hamel Remix
05.Chus & Ceballos Remix
06.SDP Extended Dub

このほか、イギリス盤CDシングル、日本盤CDシングル、オーストラリア盤CDシングルなどなど、かなりワールドワイドにリリースされてるみたいなのですが、たぶんアメリカ盤CDシングルの収録曲が一番多いと思います。
音に関するコメントはCDシングル到着後に...。なんか、大御所を使ったセカンドリミックスが出そうな雰囲気ですよね??

全米チャート2005年11月12日付

全米シングルチャート(HOT 100)1位
Kanye West Featuring Jamie Foxx「Gold Digger」

今週で9週目のナンバーワンですよ。ラジオエアプレイチャート1位→2位、シングルセールスチャート18位→17位、デジタルトラックスチャート2位→3位、デジタルソングスチャート1位→1位、リングトーンズ(着メロ)チャート1位→1位という強さ。
2位のChris Brown「Run It!」、3位のThe Black Eyed Peas「My Humps」は、それぞれ先週と変わらないポジションをキープ。
Chris Brown君の「Run It!」が、ラジオエアプレイチャート2位→1位、シングルセールスチャート3位→3位、デジタルトラックスチャート4位→4位、デジタルソングスチャート4位→4位、リングトーンズ(着メロ)チャート37位→30位という内容なので、ダウンロードさえ増え続ければトップの交代もあると思うんですがね…。

全米R&Bシングルチャート1位
Young Jeezy Featuring Akon「Soul Survivor」

今週で5週目のナンバーワンをキープしています。R&Bエアプレイチャート1位→1位、R&Bシングルセールスチャート12位→11位と、相変わらずエアプレイが絶好調。
先週、輸入盤のアルバム『Let's Get It: Thug Motivation 101』を買いました。アルバム14曲目「Soul Survivor」を繰り返し聴いてるのですが、どこがいいのかちょっと不思議です…。
2位のChris Brown「Run It!」(R&Bエアプレイチャート3位→2位、R&Bシングルセールスチャート2位→2位)、3位のTwista Featuring Trey Songz「Girl Tonite」(R&Bエアプレイチャート2位→3位、R&Bシングルセールスチャート36位→圏外)もそのままのランキングを確保。
個人的には4位に上がってきたKeyshia Coleの「I Should Have Cheated」が気になるんですよね。彼女の1stアルバム『The Way It Is』(2005年輸入盤のみ)からの4thシングルとしてカットされている「I Should Have Cheated」は、なんと112のDaron Jonesがプロデュースを担当。Deborah Cox「Nobody's Supposed To Be Here」(1998年1月7日付全米R&Bチャート1位～14週連続)タイプの壮大なバラードです。まあ、1位にまでは届かないと思いますが…。

全米ダンスチャート(CLUB PLAY)1位
Gwen Stefani「Cool」

No Doubtのリードヴォーカル、Gwen Stefaniのソロアルバム『Love. Angel. Music. Baby』からの4thシングルです。
アメリカからの正規盤12inchはPhotekとRichard Xの2チームがダンスリミックスを担当。
PhotekはRingside「Tired Of Being Sorry」(2005年5月28日付全米ダンスチャート9位)、Nine Inch Nails「The Hand That Feeds」(2005年7月9日付全米ダンスチャート30位)などを手がけていて、Richard XはEsthero Featuring Jemeni And Jelleestone「Fastlane」(2005年7月30日付全米ダンスチャート5位)、New Order「Jetstream」(2005年9月17日付全米ダンスチャート3位)などを担当しています。

アメリカ盤12inchの収録曲は以下のとおり。

A-01 Richard X Remix (6:37)
A-02 Richard X Dub Mix (7:10)
B-01 Photek DJ Mix (6:34)
B-02 Photek Remix (5:49)

これとは別にRalphi Rosarioによるリミックスを収めたプロモ盤CDシングルも発表されています。

01.Promotional Video
02.Radio Edit
03.Album Version
04.Callout Hook
05.Video Version
06.Ralphi Rosario Hydrate Vox Mix
07.Ralphi Rosario Hydrate Dub
08.Richard X Mix
09.Photek Remix
10.MCSleazy Cool Eyes Mashup
11.Live @ Fashion Rocks, 2005

ややハードなシンセで攻める力強いビートと、軽いトランス風味がマッチした(6)「Ralphi Rosario Hydrate Vox Mix」がイチオシでしょうか。

ちなみに、Gwen Stefaniは1stシングル「What You Waiting For?」(2004年12月25日付全米ダンスチャート1位～2週連続)もダンスチャートでトップになってるんですよね。