最新のR&Bチャートをご紹介

最新のR&Bチャートをご紹介します。
速藤年正 Toshimasa Hayato

全米チャート2005年10月08日付

2005年09月30日 01時51分27秒 | 全米チャート
kanye_album全米シングルチャート(HOT 100)1位
カニエ・ウェスト・フィーチャリング・ジェイミー・フォックス「Gold Digger」

今週で4週目のナンバーワンをキープ。ラジオエアプレイチャート2位→1位、デジタルトラックスチャート1位→2位、デジタルソングスチャート1位→1位、リングトーンズ(着メロ)チャート1位→1位など依然として絶好調です。
2位マライア・キャリー「Shake It Off」、3位バウ・ワウ・フィーチャリング・シアラ「Like You」は先週と変わらないものの、4位にニッケルバッグ「Photograph」が先週25位から急上昇。デジタルトラックスチャート34位→1位、デジタルソングスチャート36位→2位というジャンプアップが要因のようです。
さてさて、なんとか1位になってほしいと個人的に応援しているマライア・キャリー「Shake It Off」は、先週ご紹介したiTunesダウンロードキャンペーンの結果、デジタルトラックスチャート29位にニューエントリー。
ダウンロードチャート初登場1位を獲得して、その勢いで全米シングルチャート(HOT 100)もトップに君臨すると予測してたのですが、29位はさすがに低いですよね…。サイン入り写真とか、マライアとのお食事会とか、アメリカの人はいらないのでしょうか?? 失速感満点の最新チャートでした…。



kanye_album全米R&Bシングルチャート1位
カニエ・ウェスト・フィーチャリング・ジェイミー・フォックス「Gold Digger」

今週で3週目のナンバーワンです。R&Bシングルセールスチャート8位→12位、R&Bエアプレイチャート1位→1位をキープ。なかなか落ちないですねぇ。
2位バウ・ワウ・フィーチャリング・シアラ「Like You」、3位マライア・キャリー「Shake It Off」などトップ5は先週とまったく変わってません。
先週マライア・キャリー「Shake It Off (Remix)」のiTunesダウンロードキャンペーンについて触れましたが、R&Bシングルチャートはダウンロードチャートの結果を反映してないので、キャンペーンが成功してもR&Bシングルチャートには影響しませんね…(陳謝)。
ちなみにそのR&B(ヒップホップ)リミックスはマライア・キャリーのオフィシャルサイトで数十秒間試聴可能です。実際聞いてみたところそんなにいいリミックスとも思えないので、R&Bシングルチャートでマライア・キャリーの「Shake It Off (Remix)」に期待をかけるのはやめようかと悩んでます…。しかもオフィシャルサイトではアルバムに収録されていない「Don't Forget About Us」(プロデュース:ジャーメイン・デュプリ)という曲のプッシュが始まったりしてます…。逆風がビュービュー吹いてる「Shake It Off (Remix)」でした…。



rihanna_pon_de_dance全米ダンスチャート(CLUB PLAY)1位
Rihanna(リアーナ)「Pon De Replay」

ジェイ・Zの全面的サポートでデビューを飾ったカリブ海バルバドス出身の女性シンガー(現在17歳)。基本的にはカリビアン、レゲエ(ダンスホール)、R&B系のシンガーですが、プロモーションのために作られたハウス(ダンス)リミックスが全米ダンスチャート(CLUB PLAY)で堂々の1位をゲット。
リミックスを手がけるのは、ニューヨークで活躍するラテンハウス系のリミキサー、Norty Cotto(ノーティ・コット)です。
Norty Cottoは、タリア「Baby, I'm In Love」(2004年1月10日付全米ダンスチャート12位)、エステロ「Fastlane」(2005年7月30日付全米ダンスチャート5位)などのリミックスが全米ダンスチャートでヒットを記録。中でもアナスタシア「Love Is A Crime」(2003年5月24日付全米ダンスチャート1位)のリミックスはダントツでしたよね。アナスタシア「Love Is A Crime」には当時人気絶頂(?)のThunderpuss (Barry Harris & Chris Cox)によるリミックスも存在しましたが、個人的にはNorty Cottoのリミックスのほうがハデハデで良かったと思ってます。

アメリカ盤CDシングル(プロモ盤)

01.Original Version (3:32)
02.Pon De Club Play (Radio Edit) (3:32)
03.Pon De Club Play (7:32)
04.Cotto's Replay Dub (6:47)

ややハードなアレンジと力強いビートの(3)「Pon De Replay (Pon De Club Play)」がNorty Cottoによるダンスリミックスのフルバージョンです。しかし残念なことに、正規フルバージョンはアメリカ盤12inchにしか入ってません。
イギリス盤、ヨーロッパ盤のCDシングルには、(4)「Pon De Replay (Cotto's Replay Dub)」を収録。ダブバージョンだけ入れてどーすんの(?)という感じですよね??
今週のダンスチャートにマライア・キャリー「Shake It Off」のダンスリミックスがニューエントリー(48位)してきました。だれがリミックスを手がけてるのか気になるところですが、初登場48位は低すぎる…。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全米チャート2005年10月01日付

2005年09月23日 20時35分35秒 | 全米チャート
kanye_album全米シングルチャート(HOT 100)1位
カニエ・ウェスト・フィーチャリング・ジェイミー・フォックス「Gold Digger」

今週で3週目のナンバーワンです。ラジオエアプレイチャート4位→2位、デジタルトラックスチャート1位→1位、デジタルソングスチャート1位→1位、リングトーンズ(着メロ)チャート1位→1位と好調をキープしていますが、両デジタルチャートでの赤丸が消えました。
直後の2位にはマライア・キャリー「Shake It Off」、3位にはバウ・ワウ・フィーチャリング・シアラ「Like You」、4位にはブラック・アイド・ピーズ「My Humps」と強敵がひしめいています。
9月20日(火)にiTunesにてダウンロード解禁となったマライア・キャリー「Shake It Off」のリミックスは、今回のデジタルチャートには反映されていないようですね。
ただしマライア・キャリーの公式サイトでは、iTunesでのダウンロード者全員を対象に「Shake It Off (Remix)」のサイン入りフォトプレゼント企画(先着順)と、マライア・キャリーとのディナーご招待企画(抽選)という特別キャンペーンを10月5日まで実施。一気に逆転を狙う計画ですかね?? 来週のチャートに期待しましょう!


kanye_album全米R&Bシングルチャート1位
カニエ・ウェスト・フィーチャリング・ジェイミー・フォックス「Gold Digger」

今週で2週目のナンバーワンをキープ。R&Bシングルセールスチャート12位→8位、R&Bエアプレイチャート1位→1位と相変わらずの強さを誇っています。
2位は先々週に1位からダウンしたバウ・ワウ・フィーチャリング・シアラ「Like You」、3位はマライア・キャリー「Shake It Off」の順。
マライア・キャリー「Shake It Off (Remix)」の先行エアプレイが功を奏してトップの逆転劇があると予想したにもかかわらず、結果は何も変わってませんでしたね…(陳謝)。
iTunesでのダウンロードキャンペーンもあることですし、来週あたりの変動を期待してますがいかがでしょうか??
ちなみにカニエ・ウェスト「Gold Digger」にフィーチャーされているジェイミー・フォックスは、レイ・チャールズの伝記映画『レイ』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した俳優(コメディアン)兼シンガーです。1994年の1stアルバム『Peep This』からスローナンバーの「Infatuation」(1994年7月23日付全米R&Bチャート36位)とミディアムスロー「Experiment」(1994年10月22日付全米R&Bチャート88位)の2曲がチャートイン。両曲とも当時流行のジョデシィみたいな音ですよ。最近ではトウィスタの全米ナンバーワンヒット「Slow Jamz」(2004年2月21日付全米チャート1位)にカニエ・ウェストとともにゲスト参加していました。


deep_dish_say_hello全米ダンスチャート(CLUB PLAY)1位
Deep Dish「Say Hello」

Ali "Dubfire" ShiraziniaとSharam Tayebiのイラン出身(ワシントンD.C.在住)2人組ダンス系プロデューサー兼リミキサーチーム、ディープ・ディッシュ。
これまでにダイド「Thank You」(2001年9月1日付全米ダンスチャート1位)、デペッシュ・モード「Freelove」(2002年2月2日付全米ダンスチャート1位)、ジャスティン・ティンバーレイク「Like I Love You」(2003年1月18日付全米ダンスチャート1位)などのナンバーワンリミックスを手がけ、ダイド「Stoned」(2004年1月24日付全米ダンスチャート1位)のリミックスで第44回(2002年開催)グラミー賞最優秀リミキサー賞を受賞。
この「Say Hello」は、彼らのニューアルバム『George Is On』(2005年)から、「Flashdance」(2004年8月14日付全米ダンスチャート36位)に続く2ndシングルとしてカットされ見事ダンスナンバーワンを獲得。

この曲は国内盤のCDシングル(KCCDS-200)がリリースされています。

01.Say Hello (Original Radio Edit) (3:10)
02.Say Hello (Deep Dish Club Mix) (9:59)
03.Say Hello (Angello & Ingrosso Remix) (8:45)
04.Say Hello (Chus & Ceballos Remix) (11:01)
05.Say Hello (Dylan Rhymes Acid Thunder Remix) (7:15)
06.Say Hello (Paul Van Dyk Mix) (10:35)
07.Flashdance (Radio Edit) (4:00)

(上記タイムは実測値)

イギリス盤CDシングル、アメリカ盤12inchも発売されていますが、日本盤CDシングルのラインナップが一番充実しているのではないでしょうか。
ちょっと寂しげで透明感あふれる歌声の女性ヴォーカリストは、2004年にアルバム『Let The Ground Know Who's Standing On Him』をリリースしたシンガーソングライター、Anousheh Khalili(←読めない…)とのこと。
個人的にはシンプルなビートとクールなピアノアレンジがマッチしたディープ・ディッシュによるクラブミックス(2)がオススメです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全米チャート2005年09月24日付

2005年09月15日 21時28分55秒 | 全米チャート
kanye_album全米シングルチャート(HOT 100)1位
カニエ・ウェスト・フィーチャリング・ジェイミー・フォックス「Gold Digger」

今週で2週目のナンバーワンとなりました。先週は「Gold Digger」のダウンロードが1週間で8万5000件もあり、これまでグウェン・ステファニーの「Hollaback Girl」が持っていた1週間6万1500件の記録を塗り替えたとのこと。
今週もラジオエアプレイチャート4位、デジタルトラックスチャート1位、デジタルシングルチャート1位と、先週と変わらないハイペースを保っています。
マライア・キャリーの「Shake It Off」は依然として全米シングルチャート(HOT 100)2位をキープ。9月20日(火)には「Shake It Off」のリミックスがiTunesにてようやくダウンロード解禁となります。この結果が反映されるのが早くても10月1日付、順当に行けば10月8日付のチャートになると思われるので、このあたりで1位の逆転劇があるでしょう。


kanye_album全米R&Bシングルチャート1位
カニエ・ウェスト・フィーチャリング・ジェイミー・フォックス「Gold Digger」

ついにカニエ・ウェストの「Gold Digger」が全米R&Bシングルチャートを制しました。
R&Bのシングルセールスは先週6位→今週12位とダウンしたものの、R&Bのエアプレイが先週3位→今週1位とジャンプアップ。
実はこの「Gold Digger」は、カニエ・ウェストにとって初のR&Bシングルチャート1位なのです。プロデューサーとして、リュダクリス「Stand Up」(2003年11月1日付~5週連続)、アリシア・キーズ「You Don't Know My Name」(2003年12月20日付~9週連続)、トウィスタ「Slow Jamz」(2004年2月21日付~2週連続)など、数多くのR&Bナンバーワンを送り出してきたにもかかわらず、自らの「Through The Wire」(2004年2月7日付8位)、「All Falls Down」(2004年5月22日付4位)、「Jesus Walks」(2004年8月14日付2位)、「The New Workout Plan」(2004年11月6日付59位)と、1stアルバム『カレッジ・ドロップアウト』からのシングル4曲はどれも全米R&Bシングルチャートのトップに到達していません。悲願達成、面目躍如といったところでしょうか。
9月20日(火)にマライア・キャリー「Shake It Off」のリミックスがiTunesでダウンロード解禁となりますが、これに先駆けてR&B系ラジオステーションではリミックスバージョンのオンエア回数が増えることが予想されます。そうなると、シングルセールスとオンエア回数だけで集計を取っている全米R&Bシングルチャートでは、いち早くマライア・キャリーの「Shake It Off」が1位になることも考えられます。来週あたり、ちょっと期待ですね。




全米ダンスチャート(CLUB PLAY)1位
フェイス・エヴァンス「メスメライズド」

4thアルバム『ファースト・レディ』からの2ndシングル「Mesmerized」です。まさかこのダンスリミックスが1位になるとは思いませんでした…。どう考えてもダンス系アーティストじゃないだけに、なんか意外な感じですよね??
アメリカ盤はキャピトルのプロモなので入手困難なものの、イギリス盤はCDシングルが通常にリリースされています。ただしイギリス盤CDシングルにはベン・ワットによるリミックスが収録されていませんのでご注意ください。

faith_evans_uk_cd_singleイギリス盤CDシングル
(0946-3-36370-0-9 CDEMS-665)
収録曲

01.MESMERIZED (4:14)
02.MESMERIZED FREEMASONS VOCAL MIX (8:09)
03.MESMERIZED DAVE HERNANDEZ CLUB MIX (7:34)
04.MESMERIZED FREEMASONS CLUB DUB (7:16)
05.MESMERIZED VIDEO

(上記タイムは実測値)

faith_evans_mesmerized_danceアメリカ盤CDシングル(プロモ盤)

01.FREEMASONS RADIO EDIT (3:23)
02.FREEMASONS FULL VOCAL MIX (8:09)
03.FREEMASONS CLUB DUB MIX (7:15)
04.FREEMASONS ACAPELLA (5:11)
05.BEN WATT REMIX (6:53)
06.BEN WATT DUB (6:52)
07.DAVE HERNANDEZ EDIT (3:55)
08.DAVE HERNANDEZ REMIX (7:34)
09.DAVE HERNANDEZ DUB (7:06)

問題のベン・ワットですが、ご存知のようにエヴリシング・バット・ザ・ガールのメンバーです。
エヴリシング・バット・ザ・ガール自体、「Wrong」(1996年6月22日付全米ダンスチャート1位~3週連続)、「The Future Of The Future (Stay Gold)」(1998年11月14日付全米ダンスチャート1位)、「Five Fathoms」(1999年9月18日付全米ダンスチャート1位)、「Temperamental」(2000年2月12日付全米ダンスチャート1位)と4曲もの全米ダンスチャート(CLUB PLAY)ナンバーワンを放ち、リミキサーとしてもシャーデー「By Your Side」(2001年2月17日付全米ダンスチャート2位)を手がけるなど、ダンスファンとっては外せない存在なだけに、ベン・ワットのリミックスが入ってないイギリス盤CDシングルなんてどーなの(?)と思っちゃいますよね。
ところが実際に音を聞いてみると、そんなに良くないんですよ。ベン・ワットが…。
ビヨビヨ系(?)のヘンテコなシンセ音がイマイチ好きになれません。それだったら、キッチリしたビートの「FREEMASONS VOCAL MIX」の方がアッパーで断然いいと思います。ちなみにOCNからは「FREEMASONS RADIO EDIT」がダウンロードできますよ☆

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全米チャート2005年09月17日付

2005年09月08日 19時54分19秒 | 全米チャート
kanye_album全米シングルチャート(HOT 100)1位
カニエ・ウェスト・フィーチャリング・ジェイミー・フォックス「Gold Digger」

大変申し訳ございません…。
たぶん来週はマライア・キャリー「Shake It Off」が1位でしょうね…などと予想したにもかかわらず、刺客と言うか何と言うか、まったく予想してなかったカニエ・ウェストが先週の19位から一挙にトップに踊り出てしまいました…。
外れた原因ですか?? それは、自分の知識が未熟だったからでございます…(陳謝)。
1位になった要因ですか?? それは、ラジオエアプレイの上昇(先週7位→今週4位)に加え、何と言っても、デジタルチャート(ダウンロードチャートみたいなものです)の上昇が最大のポイントでしょう。デジタルソングスチャート初登場1位、デジタルトラックスチャート初登場1位、リングトーンズ(着メロ)チャート先週10位→今週5位と、圧倒的な強さを見せました。
圧倒的強さの理由ですか?? それは(あくまでも個人的な推測ですが)、例の発言が起因してるのかもしれませんね。
2005年9月2日に開催された台風カトリーナ被害に対する緊急チャリティコンサート(全米NBCテレビ生中継)の席上、カニエ・ウェストは突然しゃべり始めました。「ジョージ・ブッシュは黒人のことなんて気にかけちゃいない…、おれたち黒人を見ると"略奪している"で、白人だと"食料を求める"という表現になる…」。
このシーンはテレビ朝日系の『報道ステーション』(2005年9月5日放送)でもオンエアされたのでご記憶の方もいらっしゃるのではないでしょうか?? 彼のコメントに共感を覚えた人たちのアクションがダウンロードにつながったのではないかと推測しています。
ちなみに「Gold Digger」は、カニエ・ウェストの2ndアルバム『レイト・レジストレーション』からの2ndシングルです。


bow_wow_album全米R&Bシングルチャート1位
バウ・ワウ・フィーチャリング・シアラ「Like You」

今週で2週目のナンバーワンですが、直後の2位にはカニエ・ウェストの「Gold Digger」が迫ってます。
カニエ・ウェストの威力が一時的なものであればバウ・ワウのトップは続くでしょうが、2005年9月10日にMTVなどの主催によるチャリティイベント『ReACT Now』への出演が決定しているため、ここでのパフォーマンス次第ではトップが入れ替わることも考えられます。
ちなみにマライア・キャリーの「Shake It Off」は3位にダウン。やっぱり正式なリミックスを出さないとダメなんじゃないでしょうかね??


shape_uk全米ダンスチャート(CLUB PLAY)1位
Shape: UK「Back To Basics」

ロンドンのDJ兼プロデューサーチームとして活躍するシェイプシフターズは、ノクターナルグルーヴレーベルのチーフ、サイモン・マーリンと、テクノ系スウェーデン人プロデューサー兼DJのマックス・ライヒによるダンスユニット。本国イギリスではShapeshifters名義を使い、アメリカではShape: UK名義で活動しています。
女性シンガーのクッキーを迎えたデビューシングル「Lola's Theme」(2004年10月2日付全米ダンスチャート5位)が大ヒットを記録し、それに次ぐ2ndシングルがこの「Back To Basics」です。
アメリカ盤CDシングルのトラックリストは以下のとおり。

01.Radio Edit (3:51)
02.Main Vocal Mix (7:21)
03.The Beginerz Remix (7:10)
04.Steve Lawler's Return To Rehab Mix (8:07)
05.Antoine Clamaran Mix (6:23)
06.Nocturnal Mix (6:28)

個人的には、ストリングスがアレンジされたオシャレ度満点の(2)がオススメです。
まるでブラン・ニュー・ヘヴィーズのような軽快さを楽しませてくれます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

全米チャート2005年09月10日付

2005年09月01日 21時17分19秒 | 全米チャート
mariah_carey_mimi全米シングルチャート(HOT 100)1位
マライア・キャリー「We Belong Together」

今週で14週目のナンバーワンです。前回の予想どおり今週もなんとか1位をキープしましたが、直後の2位にマライア・キャリー「Shake It Off」が4位から上がってきました。
14週間の1位は、ホイットニー・ヒューストン「I Will Always Love You」(1992年11月28日付~1993年2月27日付)、ボーイズIIメン「I'll Make Love To You」(1994年8月27日付~11月26日付)、ロス・デル・リオ「Macarena」(1996年8月3日付~11月2日付)、エルトン・ジョン「Candle In The Wind 1997」(1997年10月11日付~1998年1月10日付)と並んで歴代2位の記録です。たぶん来週はマライア・キャリー「Shake It Off」が1位でしょうね。


bow_wow_album全米R&Bシングルチャート1位
バウ・ワウ・フィーチャリング・シアラ「Like You」

2000年にわずか13歳でデビューを飾ったお子ちゃまラッパーも今や18歳。
4thアルバム『WANTED』(2005年)からの1stカット「Let Me Hold You」が全米R&Bシングルチャート2位(2005年7月16日付~8月27日付)を記録し注目が集まる中、恋人シアラ嬢との共演によるホットな2ndシングル「Like You」が見事に全米R&Bシングルチャート1位を獲得。バウ・ワウ君にとってはデビュー曲「Bounce With Me」以来2曲目の全米R&Bナンバーワンとなりました。
ちなみに、1stシングル「Let Me Hold You」、2ndシングル「Like You」ともにプロデューサーはジャーメイン・デュプリ。マライア・キャリーの「We Belong Together」と「Shake It Off」もジャーメイン・デュプリです。あっ、デビュー曲「Bounce With Me」もジャーメイン・デュプリでした...。来週はバウ・ワウ君があと1週続くか、マライア・キャリーが逆転するか。どちらにせよ、ジャーメイン・デュプリ銘柄は安泰です。


Sisaundra全米ダンスチャート(CLUB PLAY)1位
Sisaundra「Shout」

フロリダ出身の女性シンガー(本名Sisaundra Lewis)。
ピーボ・ブライソンのデュエットパートナーとして来日の経験もあり、ピーボ・ブライソンの紹介でセリーヌ・ディオンのバックヴォーカルも担当。パティ・ラベル、ジャネット・ジャクソン、エンリケ・イグレシアス、グロリア・エステファンなどのステージをサポートし、ケンタッキーフライドチキンやマクドナルドのCMシンガーとしても活躍(もちろんアメリカのCMですが…)。
軽いハード路線の(6)、ハデハデなアレンジで力強く突き進む(7)、ディープかつハードな(9)あたりがオススメでしょうか。個人的には(6)ですかね。

01.Norty Cotto Radio Mix (3:56)
02.Georgie's Funky Radio (3:41)
03.Friscia & Lamboy's Radio (4:05)
04.Mike Cruz's Tribal Radio (4:06)
05.Original RnB Mix (3:54)
06.Norty Cotto Club Shoutin Anthem Mix (8:39)
07.Georgie's Funky Club Anthem (8:29)
08.Friscia & Lamboy's Club (10:41)
09.Mike Cruz's Tribal Club (8:42)
10.Norty Cotto's Old School Dub (8:09)
11.DJ Kj's Break Beat Mix (6:47)
12.Step Brothers Remix (4:47)

(上記タイムは実測値)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする