今週は毎日病院
普段は絶対行きたくない
とくに小児科に関しては、行けば必ず混んでいて必ずといってもいいくらいに親も感染する・・・(笑)
今回、娘の高熱でいつも行っている小児科で2度診察してもらった
痛いところを訴えることができず、泣くだけのベビーに
「これだ!」と、数ある症例のうちの一つを選び取ることは非常に難しい
医療人としてはこのことはわからなくもない
ただ、今回セカンドオピニオンという形で違う小児科に行ってきたが、
1週間も熱が出続けるのはなんなんだという、病名探し・・・でもあるし、
今考えたらこの不安を取り除いてほしかった・・のかもしれない
上の息子に関しては1週間も高熱というのはなかったので、私自身の
経験不足というのもある
2度行った小児科の先生の判断は別に間違えてはなかったが、
言えることは「言葉不足」だったのかな・・・とも
院内はすぐに血液検査もできたりと最新の設備は整っている
それだけでは納得いかなかった
不安で来ているときにパソコンをじっと見つめているというのはいかがなものかと・・
こういう時こそ「目を見て話す」ということをすべきではないか???
今回違う小児科を受診したが、セカンドオピニオンということもあって
詳しく調べてくださったのかもしれない・・
しかし、こちらの納得いくまで説明もあったし、なにより驚いたのは
採血をするときや血液検査の装置も検査中もすべて見せてくれた
正直、子どもが泣くのも血を見るのも苦手な私
気になったので
先生に「一緒にいてもいいのですか?」と、質問してみたところ、
先生から
「昔勤めていた小児科の病院がすべてガラス張りで診療風景を親にもみえるように
していたので、それは嘘つかない・・・フェアかなと思って今もそうしています」
との返答があった
人によっては見たくないという人もいるかもしれないが、嫌な場合は
「みなくていい」
のである
つまりそれは、選択することができるということだ
今まで私自身が仕事をするとき、ここまで「見せる」ということはなかった気がする
職種は違えど、医療従事者としては非常に考えさせられた
どういったことをしているかがわかれば不安は少なくなる
治るということが一番安心するわけだが・・・
これは医療だけに関することではない
どの職種にも言えることだが、クレームや人が離れていくときというのは
信頼関係が成り立っていない・コミュニケーション不足による
ものだと思っている
食べ物で言えば「生産者の顔が見える」ということなのか
安心・安全・・・というのは
「見える化」することなのかもしれない